会社の付き合いや友人との飲み会につきものと言えるのが、酒の飲み過ぎによる二日酔いです。

そして、この二日酔いによる嘔吐の症状には知らないことが多く

・嘔吐や胃痛が止まらない場合の治し方はあるの？

・嘔吐した時に血が混じったり、緑色や黄色、黒い色になる理由は？

・胃液の他に胆汁が出ることはあるの？

・水を飲んだり、食事でなんらかの食べ物を摂取したり、薬を飲めば治るの？

・二日酔いで吐く原因は？

といった疑問点があるのではないでしょうか。

そこで今回は、二日酔いで嘔吐が止まらない時の対処法と吐く原因や上記の悩みなども説明し、血や色についてもご説明します。

二日酔いで嘔吐が止まらない時の対処法や原因は？

二日酔いになってしまうと、嘔吐や胃痛といった症状が出てくるのですが、この二日酔いが重い方は嘔吐が止まらない状態になってしまうことがあります。

まず、この繰り返される嘔吐の原因として

・脱水症状が引き起こされることによって消化器系も機能の低下が生じて吐き気が出てしまうというもの

・アルコールの分解に肝臓が必死になってしまい、糖質を吸収できなくなることで引き起こされる低血糖症によるもの

があります。

それ以外にも、アルコールが分解されるときに生じる毒性のアセトアルデヒドが体内を循環することで生じる吐き気や、過剰なアルコールによって胃が刺激されすぎて胃酸過多により生じる胃痛や吐き気といったものもあるでしょう。

そして、これらの原因によって引き起こされる嘔吐を抑えるには水分補給がベストで、できる限り水を飲んで血液中に広がってしまったアセトアルデヒドの濃度を下げて、脱水症状の状態から回復するのが良いと言われているのです。

あとは、肝臓の働きを正常化するオルニチンが含まれるシジミを摂取することや、同じく肝臓の機能を正す働きがあるタウリンが含まれるアサリを摂取するのも良いでしょう。

他には、柿・はちみつ・バナナ・トマトジュース・グレープフルーツジュースといったものを食べたり飲んだりするのが効果的と言えます。

二日酔いにおける薬について

二日酔いになると頭痛・吐き気・胃痛といったトラブルが生じるようになりますが、そんな二日酔いに対して効果のある薬は結構種類があり簡単に購入することができます。

そして、この中でも特に効果があると言われているのが「ハイチオールCプラス」や「新ヘパリーゼプラス」といったもので、他には高いけれど効果は間違いなくあると言われている「牛黄(ゴオウ)カプセル」といったものもあります。

また、ハイチオールCはシミやそばかすや日焼けの色素着色を改善する薬としても知られているのですが、L-システインという肝臓の解毒作用効率を上げる成分も含まれているので二日酔いにも効果があり、効能のところにニキビやシミそばかすの改善以外に二日酔いと記載されているのです。

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 胃痛を抑える方法について

二日酔いによる胃痛の原因は何度も嘔吐をすることで胃壁が荒れてしまっている状態なので、この胃痛を抑えるには、水を飲んで脱水症状を抑えて胃粘膜の修復と胃酸の分泌を抑える効果のある胃薬を飲むと良いでしょう。

そして、絶対にやってはいけないのが迎え酒で、酒を飲めば症状が軽くなるというのは間違いで、あくまでアルコール濃度を高めて感覚を麻痺させてごまかしているだけなので止めましょう。

それと、温かいみそ汁は体を温めて血行促進にもつながるので胃痛を和らげる効果があり、二日酔いに効果のあるアサリやシジミを使った味噌汁を食べるといいのではないでしょうか。

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二日酔いの嘔吐の色の違いについて

二日酔いによる嘔吐を繰り返すと、その吐しゃ物の色が異なってくることがあり、緑色になったり黄色になったり黒いものが混ざることがあるでしょう。

まず、緑色や黄色になっている場合は胆汁が混じっている状態で、すでに胃の中が空っぽなのに嘔吐し続けている状態に該当していて、胃の中が空っぽの状態なら最初のうちは透明から白っぽい胃液が出るようになり、そのあとは胆汁が混ざるようになって黄色や緑色をした吐しゃ物が出るようになるのです。

また、嘔吐した時に赤い色をしたものや黒い色のものが混じっている時は、胃内部の表面から出血が発生している可能性があり、黒い場合は胃酸によって変色していると考えられます。

さらに、出血がひどい場合は真っ赤な状態になってしまうこともあるので、嘔吐をし続けた結果真っ赤な吐しゃ物になったのなら、出血性ショックを引き起こす危険性があり、輸血をしなければ死亡する恐れもあるのですぐに救急車を呼びましょう。

まとめ

いかがだったでしょうか？

今回は、二日酔いで嘔吐が止まらない時の対処法と吐く原因や様々な悩みなどと、血や色についてもご説明しました。

二日酔いによる嘔吐の原因は、脱水症状やアルコールの過剰摂取により生じるアセトアルデヒドが体内を循環するようになってしまうことなどで、水分補給や肝機能改善効果が期待できるアサリやシジミのみそ汁を飲むことが対処法としては有効ということでしたね。

そして、二日酔いに効果のある薬は効能のところにはっきりと「二日酔い」という記載があり「ハイチオールCプラス」といったものが効果が期待できるということでした。

また、嘔吐をし続けると胆汁が混ざるようになって黄色や緑色になり、血が混じると赤い色になったり黒い色になってしまうということでしたね。

ただし、二日酔いにならなければこのような悩みを抱える必要はないので、飲み会を回避できないのなら、激しい嘔吐にならないように二日酔い対策をしっかり行ってくださいね。

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