全身の蕁麻疹の原因と病気の種類!かゆい時の対処法と薬の注意点

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91全身がかゆくなる蕁麻疹は、突発的に現れるのでビックリしてしまいますよね。

なので、全身の蕁麻疹でストレスなどの原因や、かゆい、むくみ、熱といった症状への対処法や薬の注意点を知りたいのではないでしょうか。

また、全身の蕁麻疹が現れた時には、病院では何科で治療してもらうと良いのかといったことや、治らない時の対処法も気になりますよね。

そこで今回は、全身の蕁麻疹の原因と病気の種類、また、かゆい時の対処法と薬の注意点についても詳しくお伝えしていきます。

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全身の蕁麻疹の原因は?病気の種類も

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蕁麻疹とは、皮膚の一部が突然赤くくっきりと盛り上がり(膨疹)、しばらくするとあとかたもなく消える病気で、かゆみを伴いますが、チクチクとしたかゆみに似た感じから、焼けるような感じを伴う場合まで様々だそうです。

そして、この膨疹は、数十分から数時間以内に消えるのが普通ですが、中には半日から1日くらい続くものもあり、症状が激しい時には次々と新しい皮疹が出没して、常に皮疹が現れているように見えることもあります。

それから、大きさは1~2cmくらいのものから数十センチくらいのものまで様々で、融合して体表のほとんどが覆われてしまうこともあり、形は円形、楕円形、線状、地図状などと表現されますが、特に形には意味はありません。

蕁麻疹の原因は?

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蕁麻疹には、アレルギー性のものと非アレルギー性のものがあり、アレルギー性蕁麻疹の原因となるのは食べ物、食品添加物、動植物などですが、これらに含まれるアレルギー性の原因物質が体の中で異物として認識されると、細胞から様々な化学物質が放出されます。

そして、その中のヒスタミンという物質が皮膚の血管を拡張させ、血液中の水分を血管の外に侵み出させるため皮膚が赤く腫れるという仕組みです。

また、ヒスタミンはかゆみを感じる神経を刺激するためかゆみも出現するとされています。

一方で、非アレルギー性の蕁麻疹は、摩擦や圧迫、熱さ、寒さなどが原因で起こるのですが、非アレルギー性蕁麻疹の場合は、かゆみを伴わないことも稀にあるそうです。

そして、非アレルギー性の蕁麻疹にも様々な原因があり、下着による摩擦、バッグの持ち手の圧迫による熱さ、寒さ、振動、日光などの物理的刺激などから、入浴や運動による発汗などの刺激によっても起こります。

それから、心因性のストレスも蕁麻疹の原因になることがあり、全身性の蕁麻疹はストレスによるものが多いと言われています。

そして、かゆみや発疹だけでなく、全身が熱く熱を持ち、むくんだように腫れあがることも多くあります。

全身の蕁麻疹がかゆい時の対処法は?薬の注意点も

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蕁麻疹が全身に現れると多くの場合、かゆいというより強い痛みのような痒さを伴い、熱を持つので、そういう時は入浴を避けて患部を冷やすようにしましょう。

そして、風通しの良いサイズに余裕のある衣服で身を包み、ゆったりと安静に過ごしてください。

それから、病院を受診すると、抗ヒスタミン剤や抗アレルギー性の内服薬を処方されるので、医師の指示通りに飲むようにするとかゆみが徐々に治まります。

一方、蕁麻疹は我慢していればそのうちに自然に消えていくとされていますが、全身の蕁麻疹は症状が重く、悪化するとかゆみを我慢できずにかき壊してしまうと、痕に残ってしまうこともあります。

そのため、早めに薬で対処すると良く、なかなか治らない時や症状が重いと医師が判断した場合は、十分な強さのステロイド外用薬を選ぶこともあるそうです。

こうした蕁麻疹のときの薬は、素人が自己判断で市販薬を選ぶと適切でない場合もあるので、辛くても早い段階で病院を受診するように注意が必要で、病院は内科か皮膚科であればどちらでも対応してくれるとのことです。

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全身の蕁麻疹で呼吸困難に!?アナフィラキシーショックとは

ハチに刺されたときや、特定の植物や薬物に対するアレルギー反応で、もともとアレルギー性体質の方の場合が極めて短い時間のうちに重症のアレルギー反応を起こすことをアナフィラキシーショックと言います。

そして、肌の表面はもちろんのこと、粘膜や呼吸器、循環器などにも蕁麻疹が現れるので、血圧が一気に低下し、体が動かなくなり、意識がなくなったり呼吸困難に陥ります。

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こうしたアンフィラキシーの症状が出るまでの時間はアレルゲンによっても異なり、一度治まった症状が再び現れることもあるので油断できません。

そのため、元々アレルギー体質の方や食物アレルギーのある子供がいる大人は十分注意するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、全身の蕁麻疹の原因と病気の種類、また、かゆい時の対処法と薬の注意点についても詳しくお伝えしました。

まず、蕁麻疹の仕組みをお伝えした上で、全身に症状が現れる場合の原因としては様々なものがありますが、ストレスが原因の心因性のものが多いとのことでしたね。

そして、対処法としてまずは冷やし、余裕のある衣服に着替えて安静にし、入浴を避けることでそのうち自然と症状が消えていくのですが、全身に現れている場合は特に重傷の場合が多いので、無理をしないで早めに内科か皮膚科を受診した方が良く、すると抗ヒスタミン系などの内服薬か、ひどい場合はステロイドを使うこともあるのでした。

また、こうした薬は自己判断で選ぶと誤ることがあるので、医師に処方してもらったものにすると良いとのことでした。

全身蕁麻疹は、重篤化するとアナフィラキシーを起こして呼吸困難や意識不明の状態になるので、アレルギー体質の方は普段から充分注意しましょう!

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