アデノウイルスで頭痛や吐き気がある時の対処法!薬についても!

%e3%82%b5%e3%83%a0%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%ab夏に流行するアデノウイルスですが、プール熱や、はやり目などと言われる夏風邪を引き起こす原因だと言われています。

また、何よりもアデノウイルスの恐ろしいところは、潜伏期間が長く、また感染経路も多いため二次感染の恐れが高いことですね。

特に子供同士の感染率は高く、そのため小さなお子さんのいるご家庭では、大人も子供から非常に感染しやすいと言えます。

そして、アデノウイルスの症状の一つでもある頭痛が、大人の場合重いのも辛いですよね。

そこで今回は、アデノウイルスで頭痛や吐き気がある時の対処法や薬についてご紹介していきたいと思います。

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アデノウイルスで頭痛や吐き気がある時の対処法は?

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驚かれるかもしれませんが、実はアデノウイルスは、頭痛を引き起こす原因ではないのです。

とは言っても、実際夏風邪にかかると、重たい頭痛で悩まされますよね。

特に、大人がアデノウイルスにかかると、子供の場合より頭痛がひどくなると言われています。

では、なぜ頭痛が起こるかと言うと、アデノウイルスに感染した時、体の中は免疫力が低い状態ということですよね。

そのため、体はウイルスをやっつけるために、白血球を体全身に大量に送り込もうとします。

その時に、血液量が増すため血管が拡張し、その血管が神経を過敏にさせるため頭痛を引き起こしてしまうのだとか。

また、こうした血管の拡張と収縮を頻繁に繰り返してしまうことも、頭痛を悪化させてしまいます。

そこで、アデノウイルスによる頭痛が起きてしまっている場合の対処法としては、血管が拡張することにより、神経が刺激されているので、まず頭痛がする部分や首のあたりを冷たいタオルや、布などを巻いて頭に当たる部分を柔らかくした氷嚢、やアイスノンなどで冷やすと良いですよ。

こうすることで、体温を逃がさないように、拡張していた血管が収縮し、神経を刺激しなくなります。

また、アデノウイルスによる吐き気の原因は、胃腸にウイルスが侵入することによって引き起こされます。

そこで、吐き気がする場合の対処法ですが、吐き気がする時は、体が食べ物を受け付けたくない時のサインでもありますので、何か栄養をつけようと、無理をして食べることは逆に胃腸の負担となってしまうので良くありませんね。

しかし、飲み物もなかなか飲むことができないので、脱水症状にもなりやすくなります。

そのため、飲めない時は、頻回にうがいをすることによって少しでも体に水分を取りこむことができますよ。

そして、吐き気がひどい時には薬を飲むこともできますが、なかなか口から摂取することができないので、その場合は無理をせず病院に行って、点滴を受けるようにしましょう。

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アデノウイルスで頭痛や吐き気がある時の薬は?

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アデノウイルスが原因で引き起こされている頭痛は、血管が拡張していることによるものなので、一般的な頭痛薬は効果がありません。

ですが、頭痛の症状は辛いですので、そんな時は、鎮痛剤を飲んで症状を和らげることはできます。

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また、アデノウイルスなど風邪による頭痛の場合は、4日ほどで回復していきますが、長引く場合や、痛さが耐えられないほどの場合は、脳症やその他の脳の病気が疑われる危険があるのですぐに病院を受診するようにしましょう。

そして、アデノウイルスにより吐き気が引き起こされた場合に有効な薬ですが、実は西洋の薬にはなかなか吐き気を和らげるものがないのです。

しかし、漢方薬の「紫胡桂枝湯」と言われる薬は、胃腸に良く効くため、吐き気にも高い効果が期待できます。

またその他にも、生姜をすりおろした汁なども、吐き気を抑えてくれる効果があり、実は、先ほどご紹介した紫胡桂枝湯の中にも、ショウキョウという生姜の根茎が入っています。

このことから、吐き気がある時や、胃腸が弱まっている時などには生姜が効果があると言うことが分かりますね。

その他にも、ペパーミントティーもむかつきを抑えてくれる効果があります。

しかし、何も口に入れたくない時は、無理をして薬を飲んだり、お茶などを摂取する必要はありません。

なので、そんな時は、無理をせずに、病院を受診して点滴をしてもらうようにしてくださいね。

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まとめ

今回は、アデノウイルスで頭痛や吐き気がある時の対処法や薬についてご紹介いたしました。

アデノウイルスによる頭痛は、ウイルスそのものによるものではなく、血管が拡張することによって引き起こされるという予想外のものでした。

しかし、痛みがひどい場合やなかなか止まない場合は、脳症などの重篤な症状の可能性もあるので病院を受診する必要があるのでしたね。

そして、胃腸にまでアデノウイルスが侵入してしまうと吐き気が引き起こされ、それに効く薬はあまりなく、点滴などの治療が必要となるのでした。

このように、アデノウイルスに感染すると、子供だけでなく、大人はさらに症状が重くなるので、二次感染や二度目の感染をしっかり予防するようにしましょう。
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「アデノウイルスの感染経路とうつるのを効果的に予防する方法!」についての記事はコチラ!?

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