痛風へのロキソニンの効果と副作用!効かない時の原因と対処法も

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91痛風は、体内の尿酸値が一定基準値を超えて溜まってしまうと、それによって足などに突発的な激痛と腫れが生じる疾患です。

そして、痛風の痛みは風が吹くだけで痛いというから痛風と言うほど、痛みのレベルが尋常ではないため、ロキソニンなどの痛み止めが効果的なのですが、その作用や副作用について知っておきたいのではないでしょうか?

また、痛風でロキソニンが効かない時の原因や対処法についても気になりますよね。

そこで今回は、痛風へのロキソニンの効果と副作用や、効かない時の原因と対処法についても詳しくお伝えしていきます。

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痛風に対するロキソニンの効果は?副作用も

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痛風発作の痛みは、経験したことのない人には理解しがたい、想像を絶する激痛と言われています。

ただ、歯を食いしばって痛みに耐え抜こうとすると、痛風発作の初期症状では早い人だと2~3日から、長くても10日程でウソみたいに引いていくのでつい油断して、放ったらかしにしてしまう人が多いようです。

しかし、治療を行なわずに放置すると、痛みはひどくなる一方で、最終的には恐ろしい合併症を引き起こす危険性もあります。

そのため、痛風発作が現れたら、まずは鎮痛剤で少しでも痛みを緩和させ、炎症を抑えてから病院へ行き、正式な治療を行なうようにしましょう。

痛風に対するロキソニンの効果と副作用

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痛風の痛みで病院へ行くと、ロキソニン錠60mgを処方されることが多いですが、急性期の痛みが生じている間は歩くことも困難になるので、家族などに薬局で買って来てもらうとすぐに対処できるのでおすすめです。

こうした場合、市販でも販売している薬でおすすめなのが「ロキソニンS」です。

そして、消炎鎮痛剤であるロキソニンを服用すると、体内で炎症を起こす成分ができるのを阻害することができるため、痛風の炎症もすぐに和らげる効果があります。

ただ、ロキソニンに関わらず、薬というものは体の交感神経を優位にさせる働きがあるため、体が緊張状態になり、体内の血管が収縮してしまい、血のめぐりを悪くする作用があるのです。

つまり、痛風の原因である尿酸の排出を促す血流も阻害することになるため、ロキソニンは痛風の急性期に服用することは可能ですが、痛みが現れているからといってむやみに飲み続けるのはおすすめできないのです。

また、病院でロキソニンを処方される時には、胃薬と一緒に飲むように指導されることがあるように、その薬の強さから、副作用として胃痛が生じる可能性があります。

なので、痛風の対処としてロキソニンを服用する時には、必ず用量を守り、最も痛みがひどい時にのみ、短期間だけ使用するように気をつけて、副作用が現れたら使用を中止するようにしましょう。

痛風にロキソニンが効かない時の原因は!?対処法も

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「痛風 ロキソニン」と検索すると、痛風にロキソニンは効かないと言っている人がでてくるのですが、これは「効く」ということに関する認識の違いで、ロキソニンに効果がないということではありません。

そして、痛風に対するロキソニンの働きとは、あくまで一時的に激痛を和らげることであって、痛みをウソみたいに完全に消すことができるというわけではありません。

なので、ロキソニンを服用しても、今ひとつ痛風が楽にならないと感じる場合には、痛みが生じ、赤黒く腫れて辛い部分などに、氷水や保冷剤をタオルでくるんであてて、心臓より高い位置で固定するようにしましょう。

こうすることで、炎症が起きている部位の血流が改善され、少しでも尿酸が排出されるように促すことができ、体の外側からも対処できるのでおすすめなんです。

また、前述の通り、痛風ではロキソニンを使う期間をあくまで短期にとどめる必要があるんですが、楽になるからといって長期間使ってしまうと、血管収縮作用でかえって症状が悪化し、ロキソニンが効かないと感じている可能性もあるので、注意しましょう。

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痛風の時に使ってはいけない鎮痛剤は?

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鎮痛剤と言っても、色々な種類があり、ロキソニンと同じくらいスタンダードな薬にアスピリンがありますが、実はアスピリンには尿酸値を上昇させる働きがあるため、少量のアスピリンでも高尿酸血症を誘発する可能性があるとされています。

そのため、アスピリンを含むバファリンA、ケロリン、エキセドリンAなどの鎮痛剤は、痛風発作の時には使ってはいけないとされているので、注意しましょう。

そして、突発的な発作が現れると、慌てて自宅にある鎮痛剤なら何でも服用してしまいそうになりがちなので、予め×印をつけておくなど、工夫して保管しておくようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、痛風へのロキソニンの効果と副作用や、効かない時の原因と対処法についても詳しくお伝えしました。

痛風発作時には、まずは痛み止めを服用して炎症を抑える必要があるのですが、ロキソニンが効果的なので、市販で購入するならロキソニンSがオススメとのことでした。

ただ、ロキソニンには血管収縮効果があるので、長期間使用するとかえって痛風の症状を悪化させたり効果がないと感じるようになるため短期間のみ使用し、胃痛などの副作用が現れた場合にも使用を中止するべきとのことでした。

さらに、同じ鎮痛剤でもアスピリンには尿酸値を上昇させる作用があるため、痛風の場合には使ってはいけない薬とされているので、自宅にあるものを誤って使わないように気をつけましょうね!

そして、痛風の痛みを抑えたら病院で適切な治療を行ないながら食事療法も行なうので、食生活改善のポイントなどについて次の記事をチェックしましょう!
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「痛風に効く食べ物とダメな食べ物!改善に効果のある成分とは?」についての記事はコチラ!?

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