マイコプラズマの咳はいつまで続く?特徴や期間や止める方法!

%e7%94%bb%e5%83%8f%ef%bc%91マイコプラズマに感染すると、風邪のような症状が現れますが、風邪薬を飲んで安静にしていても咳が続く時は要注意です。

そして、マイコプラズマで出る咳はいつまで続くのかといったことや、咳や痰の特徴や、完治までの期間について気になるのではないでしょうか?

それから、マイコプラズマによる咳が長引く時や、夜に寝れないほど止まらない時の咳止めなど、止める方法についても知っておきたいですよね。

そこで今回は、マイコプラズマの咳はいつまで続くのかといったことや、特徴や期間や止める方法についても詳しくお伝えしていきます。

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マイコプラズマの咳が出る期間!特徴など

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マイコプラズマに感染すると、まずは気管支に炎症を起こして気管支炎になりますが、マイコプラズマ気管支炎の場合は早い人で2~3日、長くても1週間程度で回復するとされています。

ただ、咳が長引き、3週間近く続いている場合には、病原体が肺にまで浸食し、マイコプラズマ肺炎を起こしている危険性があり、マイコプラズマに感染した人の5~10%はこうして重症化してしまうと言われています。

そのため、マイコプラズマの症状が長引いている場合の咳などの症状の特徴を見ていきましょう。

マイコプラズマの咳が現れる期間は?特徴など

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マイコプラズマ肺炎の咳では、初期に空咳と言われる乾いた咳が出るのですが、この咳は熱が出てから2日後くらいから始まるとされています。

そして、特に夜間に頑固な咳が続くと言われています。

それから、時間の経過と共に乾いた咳は激しくなり、数日後にはだんだん痰の絡んだ咳へと変わっていきます。

さらに、痰が出始めると、粘り気のある痰や膿の混じっているような痰や、稀に血の混ざった痰が出るようになるそうです。

そして、マイコプラズマ肺炎では、こうした咳が激しいのが特徴で、1~2週間は続くのですが、喉の痛みや鼻水はそれほど激しくないのもポイントで、咽頭熱や鼻水は2~3割程度の患者にしか見られないというデータもあるそうです。

マイコプラズマの咳が止まらない時に止める方法は?

マイコプラズマ肺炎の治療の中心は、抗生物質による薬物治療だと言われています。

マクロライド耐性菌に有効な抗生物質の使用

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マイコプラズマ肺炎の治療では、マクロライド系抗生物質の使用が第一の選択肢であると言われています。

しかし近年、マクロライド系抗生物質を使用しても効果が出なかったり、はじめからマクロライド耐性菌による感染が疑われる場合には、医師の判断によってテトラサイクリン系やニューキノロン系という別の系統の抗生物質を処方されるそうです。

ちなみに、テトラサイクリン系の抗生物質を使用する場合、医師の指示によって1~2週間の服用が必要とされていますが、子供には副作用が出やすく、骨の発育不全や歯の色素沈着、エナメル質の形成不全などが生じる可能性があると言われています。

抗生物質が効かない場合は?

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抗生物質を服用しても効果が現れず、咳が長く続いてつらい時には咳止めの薬を使用することもあります。

その他にも咳への対策として、

・加湿器を使って部屋の湿度を上げる

・水分を多めに摂る

・咳こんだ時には背中を軽く叩いてあげる

といった方法も効果があります。

このような方法によってマイコプラズマの菌が増殖しづらい環境にし、咳でダメージを受けた喉も水分で保護され咳が出づらくなり、背中を叩くことも安心するので効果があるんですね。

なので、子供が夜、マイコプラズマの咳で眠れない程辛い時にはまずは上記のような対処法を試してみてください。

ただ、もし、それでも治らず、水分や食事を口から摂取できなくなっている場合や、肺炎から中耳炎、胸膜炎、気管支ぜんそく、髄膜炎や脳炎、心筋炎などに合併している場合、1週間以上の入院治療を行なうことになります。

そのため、マイコプラズマによるつらい咳が長引く場合は、できるだけ早く病院へ行くようにしましょう。

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マイコプラズマ肺炎では、咳が続く場合と咳が出ない場合もある?

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長引く咳が特徴的なマイコプラズマ肺炎ですが、最近では咳が出ない場合もあるそうです。

そして、鼻水と高熱が続くだけで、咳はまったく出なかったり、下痢や吐き気といった症状になる場合もあるそうです。

そのため、咳が出ていなくても高熱が下がりづらく、マイコプラズマ肺炎が流行している時期であれば、念のため病院で検査してもらう方が良いでしょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、マイコプラズマの咳はいつまで続くのかといったことや、特徴や期間や止める方法についても詳しくお伝えしました。

マイコプラズマの咳は発熱から2日後から始まり1~2週間続くのが一般的で、コンコンとした空咳から始まり、夜に頑固な咳が出たり、時間の経過と共に粘り気のある痰や膿の混じっているような痰、そして稀に血の混ざった痰が出るようになるのでしたね。

そして、咳が止まらない場合は、マクロライド系の抗生物質を使うことが多いのですが、耐性菌へ感染しており、効果がない場合は他の系統の抗生物質を使うか、咳止め薬や水分摂取なども一時的な対処法としては良いのでした。

ただ、それでも治らず、脱水症状や他の合併症を起こしていると入院治療をしなければならず、一方でマイコプラズマ肺炎では咳が出ない場合もあり、見分けがつきづらくやっかいな病気なので、2次感染や2度目の感染に備えて次の記事で予防法をしっかりチェックしましょう!
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「マイコプラズマに免疫をつけて感染予防するための方法!」についての記事はコチラ!?

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