おたふく風邪の流行時期と初期症状!二回目でもかかる時とは?

%e3%82%b5%e3%83%a0%e3%83%8d%e3%82%a4%e3%83%ab流行性耳下腺炎、通称おたふく風邪ですが、予防接種を済ませた方や、記憶にはないけれど小さい頃にかかっているという方は結構いらっしゃるのではないでしょうか。

しかし、一度おたふく風邪にかかったことがある方でも、二回目にかかることがあるのか気になりますよね。

また、おたふく風邪が流行するのはいつなのか、また初期症状はどのようなものなのか知っておきたいですよね。

そこで、今回はおたふく風邪の流行時期と初期症状や、二回目でもかかる時とはどのような時なのかご紹介していきたいと思います。

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おたふく風邪の流行時期はいつ?

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おたふく風邪は、ムンプスウイルスへの感染が原因で起こり、くしゃみや咳などの飛沫感染や、接触感染によってうつります。

そのため、幼稚園や保育園、学校といった集団行動をとる場所では、感染しやすく3歳から15歳の子供の間で流行しやすいのだとか。

また、おたふく風邪の流行時期は、3年から5年の周期で流行の兆しを見せ、以前は、冬の初めから春先にかけて流行し、夏ころから段々と落ち着くという傾向にあったようですね。

しかし、今では季節に関係なく、一年中感染する可能性があると言われており、特に都市部のような人口が密集するような地域では感染しやすいのです。

さらに、おたふく風邪の予防接種がありますが、任意なのでみんなが受けているというわけではありませんよね。

そのため、余計に流行するのかもしれませんが、親御さんの中には小さいうちにおたふく風邪にかかっておいた方が良いという方もいらっしゃいますが、危険な合併症を引き起こす可能性があり、重篤な症状になれば後遺症が一生続くかもしれないような病気ですので、かからないに越したことがありません。

ですので、予防接種で免疫を付けておくことは、とても大切なことなんですね。

おたふく風邪の初期症状とは?

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そんな感染しやすいおたふく風邪ですが、潜伏期間が1週間ほどあり、最も感染力が強いのは、潜伏期間から症状が落ち着いてからの1週間だと言われています。

そこで、家族や周囲への二次感染を防ぐためにも、おたふく風邪の初期症状を知っておきたいですよね。

まず初期症状としては、風邪と非常に良く似ており、発熱、悪寒、頭痛や倦怠感といった症状から始まり、咳や鼻水が出始めます。

ですので、おたふく風邪と、風邪とを見分けるのは非常に難しいかもしれませんが、周囲で感染した人がいる場合や、流行している場合は疑った方が良いかもしれませんね。

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おたふく風邪が二回目でもかかる時とは?

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子供の頃おたふく風邪にかかったのに、耳の下が腫れてきたという経験をした方は少なくないのだとか。

そこで、おたふく風邪に子供の頃かかっていても、大人になってかかるだとか、2回目かかると思っている方は多いようですね。

しかし、おたふく風邪の原因であるムンプスウイルスは、一度かかると一生続く抗体が作られるので、二回目はかからないのです。

では、なぜ二回目にかかったという人がいるかと言うと、実は耳下腺、耳の下が腫れる病気はおたふく風邪だけではないのです。

それは、反復性耳下腺炎という病気で、コクッサキーウイルス、バラインフルエンザウイルスなどのウイルス感染や、細菌の混入や、その他にもアレルギーによる反応や、免疫機能が原因で引き起こされることもあるのだとか。

そして、おたふく風邪との見分け方が難しいため、子供の頃にかかったと思っていたものが、実は反復性耳下腺炎だったという可能性もあるのです。

ですので、おたふく風邪との違いはというと、何度も繰り返してしまうという特徴になりますので、その場合は反復性耳下腺炎を疑った方が良いかもしれませんね。

しかし、自分ではなかなか見分けがつかないので、おたふく風邪の抗体を持っていると思っていても、実はかかったことがなかったなんていうこともあるので、不安な方は今後のためにも、抗体検査をしておくことをおすすめします。

特に、小さいお子さんのいるご家族の方は、大人になってからおたふく風邪にかかると、子供がかかるよりも高熱が出やすく、髄膜炎や、難聴といった合併症が重症化しやすいので、大変恐いです。

また、それだけではなく、大人の場合は男性なら睾丸炎、女性なら卵巣炎や膵炎といった深刻な合併症を引き起こす可能性が出てきますので、もし抗体がなければ予防接種をしておくようにしましょう。

まとめ

今回は、おたふく風邪の流行時期と初期症状や二回目でもかかる時とはどのような時かをご紹介いたしましたが、いかがでしたでしょうか。

おたふく風邪は、年中いつでも、また人の集まるところであれば感染する可能性の高い病気です。

そして、合併症には髄膜炎や難聴といった恐いものがありますので、いかにおたふく風邪にかからないかということが重要になってきますね。

そこで、なるべく感染しないように、予防接種を受けるなどしておたふく風邪にかからないように気を付けましょう。
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「おたふく風邪の感染率と感染経路!うつるのを予防するポイントも」についての記事はコチラ!?

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