おたふく風邪は病院で何科?検査や診断方法と料金についても!

画像1おたふく風邪はウイルス性の感染症で、感染力が強く、学校や保育園などで集団感染を起こす確率が高い病気です。

なので、おたふく風邪と疑われる症状が現れた場合、病院で何科にかかったら良いのか知りたいのではないでしょうか?

また、おたふく風邪への感染の有無を調べるため、検査や診断方法、そして料金はどれくらいかかるのかについても知っておきたいですよね。

そこで今回は、おたふく風邪は病院で何科かといったことや、検査や診断方法と料金についても詳しくお伝えしていきます。

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おたふく風邪は病院で何科?診断方法などについても

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耳の下あたりに位置する耳下腺の腫れが見られ、始めは片方で次に両方が腫れた場合、おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の可能性が高いので、病院では耳鼻科や小児科、内科へ行くようにしましょう。

そして次のようにいくつかの方法で検査を行い、おたふく風邪への感染の有無を診断します。

おたふく風邪の診断方法は?

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医師の診察では、まず主に耳下腺の腫れや痛み、発熱のチェックや、自覚症状として食事、特に酸味の強いものを食べた時の痛みの増減などがチェックされます。

このように、おたふく風邪は症状や状況から医師の経験で診断することが多く、この後さらに確定診断を下すことは少ないのですが、厳密な診断を下すには、唾液からのウイルス分離や、ウイルスに感染した時に体の中にできるIgM抗体やIgG抗体を調べる検査が行なわれ、ウイルス抗体価検査と言われています。

そして、検査自体は1~2分ほどで終わる採血ですが、検査結果が出るまでに1~2週間ほどかかります。

また、診断を確定させるための検査手法には2通りあり、ひとつはIgM抗体検査で、もう一つがペア血清検査なのですが、IgM抗体検査は感染後まもなく増えてくる急性期にIgM抗体が大幅に増えていると確認することで感染の有無を推定診断する方法です。

一方、ペア血清検査は、発症して間もない急性期と、しばらく日数を置いてからの回復期の2回検査を行なう必要があり、結果が分かる時には既におたふく風邪が完治していることもあるので、あまり行なわれることはありません。

ちなみに、こうしたおたふく風邪の検査料金については、5,000~10,000円ほどの実費となるため、ワクチンの予防接種代金よりも高くなってしまいます。

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不安ならば、おたふく風邪の抗体検査を受けておこう!

おたふく風邪は80%の方が19歳までにかかる病気で、一度かかると免疫が一生つくとされているので、大人になって感染したことがあるかどうかが分からない場合は、抗体検査をしておくことをオススメします。

そして、この場合も血液検査となり、検査から5日ほどで結果が出るそうです。

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この画像の方は+4.2ですが、基準値は2.0だそうなので、一応「抗体はある」と判断できるが微妙なところで、通常は「8~10あれば最も安心」なんだそうです。

そのため、曖昧な場合には念のため予防接種を受けておくと良いでしょう。

そして、抗体検査の場合は3割負担で1,290円なので、それほど高い検査ではないですね。

特に、大人のおたふく風邪は重症化しやすく、特効薬もないため辛いので、気になる方は内科で即日行なえるので、早めに済ませておくことをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、おたふく風邪は病院で何科かといったことや、検査や診断方法と料金についても詳しくお伝えしました。

おたふく風邪は、特に小児の時に感染する病気なので、子供の場合は小児科、それ以上であれば内科や耳鼻科に行くと良いのでしたね。

そして、状況や状態の検診と医師の経験によりおたふく風邪と診断することが多く、確定診断をすることはほとんどないのですが、検査方法には2通りあり、急性期に1度行なうか、回復期と合わせて2回行なう方法がありましたね。

ただ、結果が出るまで5日ほどかかるのであまり行なわれることはなく、費用も5千~1万もかかるので高いのですが、大人で感染歴の有無が分からない場合は、抗体検査なら千円程度と安価なので、早めに受けておくことをおすすめしました。

おたふく風邪は大人の場合重症化すると大変なので、予防法についても次の記事をチェックしてくださいね!
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「おたふく風邪の感染率と感染経路!うつるのを予防するポイントも」についての記事はコチラ!?

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