おたふく風邪の腫れる場所や期間と冷やすコツ!いつまで続くの?

画像1多くの子供が幼いうちに感染するおたふく風邪は顔のどこかが腫れて一定の期間が過ぎれば鎮静していくのが一般的です。

しかし、おたふく風邪による腫れがいつまで続くのか、ひかない場合にはどうすればいいのか気になりますよね?

そして、おたふく風邪になってしまった場合腫れる場所はどこなのか、冷やすコツなどはあるのかも自分の子供が感染した時のために知っておきたいのではないでしょうか。

そこで今回は、おたふく風邪の腫れる場所や期間と冷やすコツについてお伝えします。

スポンサーリンク

おたふく風邪の腫れる場所や期間は?

画像2

おたふく風邪に感染すると、耳の下から顎に掛けての耳下腺部という場所が腫れてくると言われており、一般的に片側から腫れていって、1~2日間でもう片方も腫れていきますが、稀に片側しか腫れないケースもあります。

そして、おたふく風邪の腫れの症状が出る期間は1週間~10日程度が多いですが、人によっては1~2日でよくなることもあれば1カ月以上も持続することもあるようです。

また、おたふく風邪の代表的な症状は腫れですが、それ以外にも食べ物を飲みこむ時の痛みや発熱、耳周辺の痛みといった症状が出ます。

◇症状がひかない場合は

一般的におたふくによる発熱は3日程度で収まるので、それ以降も熱が下がらない場合は髄膜炎や脳炎などの合併症を起こしている可能性があるので病院にいきましょう。

また、10日以上たっても腫れの症状が引かない場合は反復性耳下腺炎の可能性がありますので、一度病院に行って専門医に相談して状態を確認してもらい、反復性耳下腺炎になっていないか診てもらうようにしましょう。

おたふく風邪の腫れを冷やすコツは?

画像3

おたふく風邪による腫れや耳周辺の痛みに対して最も効果があるのは冷やすことです。

そして、冷やす方法として、冷たいタオルを当てたり、冷却シートを張ったりする方法などがありますが、一番おすすめされているのは氷水をビニール袋に入れてそれをタオルで包んであごを冷やすことです。

しかし、この方法だと小さなお子様の場合は氷があごにあたって痛いと感じることもあるので、氷を細かく砕いてからビニール袋に入れて柔らかめのタオルに包んで使うようにしましょう。

ちなみに、きちんと冷やしてあげれば麻酔と似た効果を発揮して、食事がとれないほどの痛みがあってもその痛みが和らいで食事をとれるようになります。

スポンサーリンク

おたふく風邪になった場合冷やす以外に何をしたらいいの?

画像4

おたふく風邪になった場合に一番効果があるのが冷やすことですが、それ以外にも発症した場合にやっておくべきことがあります。

まずは、熱の症状が伴うことが多く水分が失われることがよくあるため、水分をしっかりとるようにしてください。

そして、その水分補給は失われた水分を補う効果の他に、口の中の乾燥を防ぐことで痛みの緩和にもつながるため、水分補給はまめに行うようにしてくださいね。

というのも、おたふく風邪で痛みが出る原因部位はあごの骨の下側にある唾液を出す耳下腺と顎下腺というところで、おたふく風邪の症状が出ている間はこの部分を刺激すると痛みが発生するようになっているのですが、できる限り唾液を出す量を少なくすれば痛みも軽減されるようになるからです。

ですので、食事に唾が出やすい梅干しや塩味・酸味が強いものを出すのはおたふく風邪のときはNGとなりますので注意してくださいね。

また、あまりにも痛みがひどくて食事がままならないときは、冷やして痛みを緩和させたのち少し温めた牛乳やスープをストローなどで飲むような簡単な食事をするようにしてください。

まとめ

以上、いかがだったでしょうか?

今回は、おたふく風邪の腫れる場所や期間と冷やすコツなどについてお伝えしました。

おたふく風邪で腫れる場所は耳の下から顎に掛けての部分で、期間は1週間~10日程度が一般的ですが、人によって早く治る人もいれば遅くなる人もいるということでした。

また、発熱の症状が3日以上続くなら合併症を疑い、腫れの症状が10日以上続くなら反復性耳下腺炎を疑って、病院に行って診てもらうようにするのが良いということでしたね。

そして、冷やすコツは氷水をビニール袋に入れて、それをタオルで包んであごを冷やすことなのでしたが、これにより痛みを減らすことができて食事もとれるようになるということでした。

最後に、今回はおたふく風邪の腫れについてお伝えしましたが、最も大切なのは感染しないことなので、特に重症化しやすい大人の方は感染予防をしっかりと行ってうつらないようにしましょう!
↓↓↓
「おたふく風邪の感染率と感染経路!うつるのを予防するポイントも」についての記事はコチラ!?

スポンサーリンク

(関連記事:おたふく風邪の合併症で髄膜炎の症状と対処法!大人は特に要注意

このページの先頭へ