足の内出血が斑点になっている時の原因と対処法!病気との関係も

サムネイルどこかで怪我をしたのか、足に内出血ができて、その後斑点になっていることに気付いたことはありますか?

こうした足の内出血が斑点になる症状は、何が原因なのか、腫れやむくみも伴う場合の病気との関係などを知っておきたいのではないでしょうか?

また、足の内出血が斑点になっている時は、どのように対処したら良いのかも気になりますよね。

そこで今回は、足の内出血が斑点になっている時の原因と対処法や、病気との関係についても詳しくお伝えしていきます。

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足の内出血が斑点になっている時の原因は?病気との関係や対処法も

足にできた内出血が斑点になっている場合、かゆみがある場合やない場合や、数が増えたり減ったりする場合など、様々な症状があるので、その分原因もそれぞれあります。

なので、症状別に詳しく見ていきましょう。

1、 足に赤い斑点ができて内出血している

赤い斑点の正体は血液中の赤血球によるもので、血管が何らかの原因で破れたことにより内出血をしたことが考えられ、その原因の一つにうっ血性皮膚炎というものがあります。

これは、赤い斑点状の内出血の症状に加えてむくみがでることも特徴で、血行不良が原因で発症する病気なので、立ち仕事の多い方や下半身の血の巡りが悪くなる妊婦や高齢者によく見られるそうです。

そのため、症状を改善するには、第一に血の巡りを良くすることが大切なので、足を高くして寝たり、むくみをとる靴下を履いたり、マッサージをすることなども効果的です。

ただ、こうした対処をして2~3日が経っても症状が良くならない場合は、放置して悪化してしまうと他の合併症を起こしかねないので、早めに病院へ行くようにしましょう。

2、 足の赤い斑点があっても痒くない場合

先ほど挙げた病気の中に、紫斑病(しはんびょう)の可能性があり、これにはさらに様々な種類があります。

そして、一つ目に、単純性紫斑病というものがあり、これには赤い斑点が足だけではなく手などの他の部位にも出てくることがありますが、この病気は特に足に発症することが特徴のようです。

それから、かゆみや痛みなどの症状が出ないのと、20代から30代と比較的多忙な年齢層の女性によく見られるので、症状が出ても放置してしまうことが多いようです。

また、赤い斑点以外の症状は出ませんが、内出血を起こしていたり、あまりに症状が治らない場合は、病院を受診すると血管を強くすることを目的としてビタミンCを含む飲み薬を処方されるので、食生活の改善などと合わせて治療を行なっていきましょう。

そして、二つ目はアレルギー性紫斑症で、先ほどの単純性のものとは違い、赤い斑点以外にも腹痛や足の痛みなどの症状があり、比較的子供が多くかかります。

それから、この病気の原因はまだ正確に解明されていないのですが、一説には感染症により免疫機能がコントロールできない状態になっているからではという考えもあるそうです。

いずれにしても、赤い斑点以外にも症状がある場合はできるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

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足の赤い斑点の中には難病指定のものも!?

お伝えして来た赤い斑点にまつわる病気の症状は、2週間ほどで自然治癒している場合や、度々再発する場合など、程度はそれぞれです。

ただ、紫斑病には他にも種類があり、難病指定にされているものもあり、例えば特発性血小板減少性紫斑病といって、出血を止める働きをする血小板が減少することにより出血をしやすくなる病気もあります。

そして、この病気の原因は今のところ不明で、急性型は子供にも見られることが多いものの、慢性型は子供から大人まで発症することがあり、慢性の場合は治療が長期的なものになり常に体調管理の必要な病気とされています。

このように、直接的に命に関わる病気ではありませんが、単なる虫刺されやどこかにぶつけてできた内出血と思い込んでいると、実は治療の必要な病気だったということも非常に多いので、放っておかずに早めに病院へ行くようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、足の内出血が斑点になっている時の原因と対処法や、病気との関係についても詳しくお伝えしました。

足の内出血が斑点になっていてむくみがあるのなら、うっ血性皮膚炎といって立ちっぱなしの仕事などが原因で、マッサージや足を高くするなどの対処法で自然治癒しますが、治らない場合は合併症の危険性があるので病院へ行くと良いのでしたね。

そして、痒みを伴わない赤い斑点は、単純性紫斑病といって20代30代の女性に多くビタミンCの摂取で治るものや、アレルギー性紫斑病といって子供に多く、原因が不明なものも多いのでした。

このような紫斑病には他にも種類があり、中には難病指定のものもあることから、直接的に命に関わるものではないものの、治療は必須になるので、必ず早めに病院へ行くようにしましょう。

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