脇のしこりが痛い時で男の場合に考えられる病気と対処法や注意点

画像1脇の下にしこりができて痛い時には、乳がんのイメージが強く、つい女性の病気と捉えてしまいがちではないでしょうか。

ただ、脇のしこりで痛い時に、男の場合に考えられる病気もあるので、どのようなものがあるか、詳しく知りたいですよね。

そして、脇のしこりが痛い時、男性の場合の対処法はどうすれば良いのかも気になるのではないでしょうか?

そこで今回は、脇のしこりが痛い時で男の場合に考えられる病気と対処法や注意点について詳しくお伝えしていきます。

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脇のしこりが痛い時で男の場合に考えられる病気は?対処法なども

1:リンパ節炎

男性の方で脇の下に痛みを伴うしこりがある場合は、大半はリンパ節炎を患っている可能性が高いそうです。

そして、リンパ節炎は、全身に巡っているリンパ管の節々にあるリンパ節が何らかの原因で炎症を起こしてしまうことで生じるとされています。

特に、原因は外傷や細菌感染によるものが多く、風邪を引いて免疫が低下している時や、けがをした際にリンパ節が腫れてしまうとされています。

それから、風邪が原因によるリンパ節の腫れは、通常は時間の経過とともに炎症が治まり、脇の下のしこりの痛みも消えていきますが、あまりに腫れや痛みがひどく、しこりが小さくならない時は、病院を受診すると良いでしょう。

2:悪性リンパ腫

脇の下にしこりができたら悪性リンパ腫の可能性もあり、この場合は要注意なのですが、痛みがないことが特徴で、他にも発熱、寝汗、体重減少などの症状が挙げられるそうです。

そのため、風邪で痩せたのかな?と思って見逃してしまいがちなのですが、脇の下にしこりができていて、このような風邪のような症状が出てきた場合は、できるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

3:脂肪腫

脂肪腫は、全身のあらゆるところにできる脂肪の塊で、日常生活でもよく目にすることのあるごくありふれた良性の腫瘍なのですが、脇の下に脂肪腫ができてもそれほど心配する必要は無いとされています。

そして、通常は痛みはないのですが、神経の近くにできた場合や、しこりが大きくなりすぎた場合は痛みを伴う場合があるので、整形外科や皮膚科で外科的摘出手術を行なう必要があるそうです。

そして、触ると弾力がある感触があり、肥満者に特に多く見られると言われていますが、明確な原因はまだ分かっておらず、しこりが小さい場合は経過観察で済むとされています。

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しこりはないけど脇の下が痛む時は?

このように、脇の下のしこりで痛みがある場合は、男性にも色々な病気の可能性があることが分かりましたが、一方で痛みを伴わないしこりもあるので、チェックしておきましょう。

こうした場合には、

・筋肉痛

・帯状疱疹

のケースもあるそうです。

そして、脇の下の筋肉痛は意外かもしれないのですが、激しい運動や普段行なわない動きを行なうことで、稀に脇の下が筋肉痛になることもあるので、触って痛い場合や、動いて痛みを感じるなら筋肉痛用の塗り薬やシートを貼って対処しましょう。

また、帯状疱疹は体の右半身、左半身どちらかにできる発疹で、免疫が低下している時やストレスで発症するので、仕事が忙しく精神的なストレスをためている男性に多いようです。

ただ、この場合は脇の下の痛みだけでなく、体に湿疹や水ぶくれが出ているので判断がしやすく、こうした症状が現れたらすぐに皮膚科を受診するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、脇のしこりが痛い時で男の場合に考えられる病気と対処法や注意点について詳しくお伝えしました。

そして、脇のしこりが痛い場合、男性だとリンパ節炎であることがほとんどで、細菌感染などが多く、基本的には自然治癒するものですが、一方で悪性リンパ腫だと痛みがなく気付きづらいので、風邪などの症状もあれば疑うようにするという注意がありました。

それから、触ると弾力があるしこりなら脂肪腫の可能性があるので、大きく痛みが生じたら皮膚科などで摘出すると良いとのことでしたね。

さらに、しこりがないのに脇が痛い場合は、筋肉痛や帯状疱疹の可能性もあるので、体の状態を良く観察し、何かあればできるだけ早く病院を受診するようにしましょう。

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