インフルエンザの後遺症で頭痛やめまいに要注意!原因と対処法!

画像1インフルエンザは、インフルエンザウイルスが喉に感染することによって生じるウイルス性感染症で、全身に重い症状が現れることが特徴です。

そして、インフルエンザは人によっては重症化しやすく、後遺症として頭痛やめまい、吐き気などが残ることがあるので詳しい原因を知りたいのではないでしょうか。

また、インフルエンザの後遺症が現れた時は、どのように対処すれば良いのかも気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザの後遺症で頭痛やめまいで注意することや、原因や対処法について詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザの後遺症で頭痛やめまいが現れるのはなぜ?

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インフルエンザは、秋口から2月の終わり頃まで流行しやすいウイルス性感染症で、A型、B型、C型と様々なタイプのウイルスが存在し、それぞれ別の症状が現れます。

そして、特にA型やB型の場合は発熱による頭痛が現れたり、ウイルスの侵入を伝えるためにプロスタグランジンという物質を大量に分泌することから、痛みや炎症が起こり、関節痛や頭痛の症状が現れます。

それから、インフルエンザの症状で頭痛が続く期間は人によって様々で、解熱して3日ほど経っても、ウイルスはまだ体内に残って体と戦っているので頭痛だけが続くこともあります。

そのため、解熱後に頭痛が数日続いても、それほど心配する必要はないのですが、頭痛の強さや長引く期間によっては、後遺症が起きている可能性があるので、次をチェックしましょう。

インフルエンザの後遺症で頭痛やめまいが現れる理由

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インフルエンザが完治しても頭痛が続く場合は、合併症として髄膜炎を起こしているかもしれません。

髄膜炎とは脳と脊髄を保護している髄膜内にある髄液が細菌やウイルスなどの病原体に感染し炎症を起こしてしまう疾患で、インフルエンザによって免疫力が低下している時に発症しやすいのです。

それから、髄膜炎の主な症状としては、ひどい頭痛やめまい、発熱や嘔吐、首を前に曲げられないといったことがあるので、こうした頭痛に付随した症状が現れているのなら、早めに医療機関を受診しましょう。

そして、髄膜炎以外にも、2月、3月になると花粉症を併発していたり、インフルエンザで寝たきりになることで肩こりが起きて頭痛を起こしている可能性もあります。

インフルエンザで頭痛やめまいといった後遺症が現れた時の対処法!

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インフルエンザの後遺症で髄膜炎の症状が出ているときは病院で治療薬を処方してもらうのが一番良いですが、花粉症の場合は抗インフルエンザウイルス薬と併用すると体に大きなダメージを与える時があるので、避けるようにしましょう。

また、寝たきりによる肩こりで頭痛が起きないようにするには、症状が落ち着いて来たらベッドに横になってばかりいるのをやめて、室内をエアコンで暖かくし、ソファに座るなどして楽な姿勢で休むと改善されてきます。

その他、頭痛は体の内部に起こる炎症により痛みの成分が出ることで起こるので、患部を冷やすと症状が和らぐため、保冷剤などをタオルで包んで、痛みの気になるところに当ててみましょう。

そして、めまいや吐き気といったことも、こうしたひどい頭痛から生じているものなので、頭痛が改善されると自然と治っていきますよ。

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インフルエンザの後遺症では脳症にも注意!

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特にインフルエンザのA型に感染した場合、頭痛やめまいなどの他にも「インフルエンザ脳症」という症状を起こし、視覚や聴覚への障害、飲み込みなどに関する嚥下障害など体の機能に関する重い後遺症が残る場合があります。

そして、特に6歳以下の小さな子供に発症することが多く、インフルエンザの発熱から神経症状が出るまで数時間~1日と期間が短く、けいれん、意味不明な言動、急激に進行する意識障害が症状の中心として起こります。

それから、子供がインフルエンザ脳症にかかった場合、患者のうち約半数が亡くなり、後遺症が残るというので怖いですよね。

こうした脳症は突発的な体温の上昇や、抗インフルエンザ薬とアスピリリンなどの併用で生じることがあるので、突然このような症状が現れたら慌てず、できるだけ早く病院へ行くようにし、早めに対処することで後遺症を残すことなく改善できるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザの後遺症で頭痛やめまいで注意することや、原因や対処法について詳しくお伝えしました。

まず、インフルエンザでは合併症として髄膜炎を起こしていたり、花粉症を併発していたり、寝たきりによる肩こりからくる症状として、頭痛や吐き気、めまいといった後遺症が出ることがあるのでしたね。

そのため、髄膜炎の場合は病院を受診して早く治すべきなのですが、それ以外は対症療法となり、ベッドで寝たきりにせずソファで過ごしたり、患部を冷やすことで頭痛が和らぎ、吐き気やめまいも治まるのでした。

また、インフルエンザ脳症にかかると、より重い後遺症で視覚や聴覚など体の機能に関する症状が残る場合や命を落とすこともあるので、熱性けいれんや意識障害などが現れたら、すぐに病院へ行くべきとのことでした。

インフルエンザにかかると後遺症で生活に支障が出る可能性もあるので、次の記事でしっかり予防法をチェックしましょう!
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している人の特徴と予防法」についての記事はコチラ!?

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