インフルエンザA型B型両方にかかる?症状の違いや対処法も!

画像1インフルエンザといっても、様々なウイルスの型があり、代表的なのはインフルエンザA型とB型です。

ただ、インフルエンザA型B型両方にかかる場合があるそうなので、困ってしまいますよね。

なので、インフルエンザA型B型それぞれの症状の違いや、対処法についても知っておきたいのではないでしょうか。

そこで今回は、インフルエンザA型B型両方にかかるのかといったことや、症状の違いや対処法についても詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザA型とB型の症状の違いや対処法

インフルエンザの中でも代表的なのはA型とB型のウイルスですが、どちらか一方だけ感染するわけではなく、人によっては1シーズンに両方かかったり、ごく稀なケースですが両方同時にかかる人もいるそうなので、怖いですよね。

ちなみに、A型とB型の特徴や違いについてチェックしてみましょう。

A型の特徴

インフルエンザA型は最も一般的な種類で、インフルエンザという言葉を聞いて連想するのはたいていこのA型で、感染力が非常に強いため、世界的に流行しやすいという特徴があり、特に12月~2月ごろに流行します。

そして、感染するのは人だけでなく鳥、豚、馬など様々な生き物に感染するので、鳥インフルエンザなど細分化された型が144種類もあり、1度感染しても免疫が十分につかないので、何度も感染します。

それから、症状としては38度を超える高熱が現れ、咳、くしゃみ、関節痛、筋肉痛、頭痛、倦怠感、食欲不振など、全身に重い症状が現れるそうです。

B型の特徴

インフルエンザB型は人のみに感染するインフルエンザで、感染力は強いものの、高熱にはなりにくく、2種類の型しかないので免疫を持った人が多く、A型ほど流行になることは少ないのですが、特に流行るのは主に2月頃だそうです。

そして、自覚症状がほとんどない上に、体内にウイルスが残留する期間が長いため、身近な人に無意識のうちにうつしてしまう可能性が懸念されるそうです。

それから、下痢や嘔吐など、消化器系に強い症状が現れるので、熱はそれほどなくても原因不明のこうした症状が現れたら、インフルエンザを疑って病院を受診した方が良いでしょう。

インフルエンザのウイルスへの免疫は、一度感染すると1シーズンは持続する効果がありますが、このようにA型とB型、さらにA型の中でも種類の違う型に感染する場合、免疫が十分ではなく、両方に感染してしまうことがあるんですね。

そのため、秋口に一度A型に感染したからといって安心せず、冬の間は手洗いやうがいを徹底して、再度B型に感染しないように気をつけることが大切です。

インフルエンザA型B型それぞれへの対処法は?

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インフルエンザのA型とB型にはそれぞれ症状の違いがありますが、患者が自分で判断するのは危険なので、必ず病院へ行ってウイルス検査を行い、医師に診断してもらうようにしましょう。

そして、インフルエンザのA型もB型も、発熱することで体内のウイルスを撃退し、症状を回復させようと体が頑張るので、高熱が出るとされています。

そのため、A型でもB型でも、病院で処方された薬を服用し、最後まで飲みきることが大切で、自宅で安静にしながらよく睡眠をとり、栄養は摂れるだけ摂るようにしましょう。

また、熱でかいた汗をそのままにしておくと、体が冷えてしまいウイルスを撃退できなくなるので、こまめに拭き取るようにし、その都度着替えるようにしましょう。

それから、A型は抗ウイルス薬を服用してから1日で熱が下がりますが、B型の場合は始めからそれほど高熱にならない代わりに、解熱までは平均2日もかかるそうなので、注意が必要です。

そして、ある程度下がったからといって無理をして外出したりすると症状が悪化したり他の人へうつす可能性がありますし、解熱したからといってウイルスが体の中から完全に排出されたわけではないのです。

それから、インフルエンザウイルスはA型もB型も平均的に発症から1週間は体の中に生存しているので、その間は他の人への感染に気をつけ、自分自身も熱などで脱水症状や体力を大幅に低下させないよう水分や栄養はできるだけ摂るようにしましょう。

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インフルエンザB型で下痢止めは飲んでもいいの?

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インフルエンザB型は、高熱が出ないのでインフルエンザではなく風邪だと思い込んでしまい、対処を間違える方がいます。

そして、特に消化器系の症状が強く出るので、下痢や嘔吐、吐き気を抑えるために、市販の下痢止め薬などを服用してしまうのです。

ただ、こうすることでインフルエンザB型の症状は悪化してしまい、かえって治りづらくなったり、重篤化するケースも非常に多いので、冬場に原因不明の嘔吐や下痢の症状が現れ、微熱があったら、まずは病院を受診するようにしましょう。

そして、インフルエンザのウイルス検査はその場で診断結果が出るので待たなくて良く、速やかに適切な薬を処方してもらえるので、自己判断で対処をするよりもずっと安全です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザA型B型両方にかかるのかといったことや、症状の違いや対処法についても詳しくお伝えしました。

そして、A型は人以外の動物に感染し、感染力が非常に強く、38度以上の高熱と共に全身症状が出ることが特徴で、B型の症状は微熱のことが多いですが消化器系に症状が現れ、それぞれ抗体が異なるので1シーズンに両方かかることがあるのでしたね。

それから、感染の疑いがあれば病院で検査を行い、適切な薬を処方してもらって服用しながら、脱水症状や体力低下に気をつけ、熱で汗をかいたらこまめにふいて、着替えもすると良いとのことでした。

特に、B型は風邪と間違えて下痢止めを飲み症状が悪化することもあるので、自己判断せず検査を行なってから対処するよう気をつけましょう。

さらに、インフルエンザにかかりやすい人には特徴があるので、次の記事もチェックしましょう!
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

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