インフルエンザと気管支炎の併発対策と治療の仕方!薬の注意点も

画像1インフルエンザは、風邪でよくある咳や鼻水などの症状に加えて、高熱や関節痛などの全身の症状が現れます。

そして、インフルエンザにかかった時に気管支炎を併発する場合があるので、その対策や治療の仕方を知っておきたいのではないでしょうか。

また、インフルエンザで気管支炎の場合の薬の注意点も気になりますよね。

そこで今回は、インフルエンザと気管支炎の併発対策と治療の仕方や、薬の注意点についても詳しくお伝えしていきます。

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インフルエンザによる気管支炎の併発が起きたら?症状や治療法

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インフルエンザは毎年寒くなると流行の知らせを聞くことが多いウイルス性の感染症で、高熱が出て全身がだるくなり、関節痛や頭痛などにも悩まされるので非常につらいですよね。

そして、インフルエンザだけでも怖い病気ですが、さらに合併症として気管支炎が引き起こされる場合があるので、そういった場合の症状の現れ方や治療の仕方などをチェックしていきましょう。

インフルエンザによる気管支炎の症状は?

インフルエンザによって気管支炎が引き起こされると、高熱と激しい咳が続くのが特徴で、通常はインフルエンザの場合、熱や咳は3~7日程度で治まりますが、気管支炎を併発するとそれ以上長引いてしまいます。

そして、こういった症状は、ウイルスそのものや細菌による二次感染が原因となって起こり、咳は始めのうちは「コンコン」と乾いたものですが、次第に痰がからんだ「ゴホンゴホン」という湿った咳に変わっていきます。

さらに症状が悪化すると、気管支が狭くなるため、呼吸がしにくくなってしまい、非常に苦しくなります。

インフルエンザで気管支炎が現れた時の治療は?薬の注意点も

インフルエンザウイルスによる気管支炎は「ウイルス性気管支炎」に分類されるため、基本的には抗インフルエンザウイルス薬を服用すると症状が治まるとされていますが、それだけでは症状が改善されず、気管支炎の咳と熱だけが続く場合があります。

そして、気管支炎で病院を再度受診すると、気管支炎そのものは気管支の炎症の状態なので、特効薬が存在せず、咳を出しやすくしたり、気管支を広げる薬などが対症療法の目的で処方されることがほとんどだそうです。

そのため、インフルエンザによる気管支炎が長引く場合は、病院で処方される薬だけに頼らず、炎症を起こしている喉の痛みを和らげるハチミツや抗炎症作用のある大根などの食品を積極的に摂って、自宅でのケアも行なうようにしましょう。

また、水分をしっかり摂ることで痰が出やすくなりますし、咳が続くと水分を摂ることをおろそかにしてしまいがちなので、意識して水分補給を行なうようにしましょう。

この時、冷たい飲み物を飲むと体を冷やしてしまい、気管支炎の症状を悪化させるので、できるだけ温かい飲み物を飲むと良く、緑茶などは殺菌作用もあるのでおすすめだそうです。

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インフルエンザの合併症には他にどんなものがある?

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インフルエンザの合併症には、気管支炎の他にも、気管支炎と同様に細菌による二次感染を起こしやすい肺炎、中耳炎、高熱による熱性けいれん、重篤な合併症として意識障害やけいれんなどを引き起こすインフルエンザ脳炎、脳症などがあるそうです。

そして、インフルエンザ脳炎、脳症が起こることは稀ですが、初期症状として意味の分からない言動があったり、興奮、幻視、けいれんなどが見られたりするので、注意深く様子を見て行くようにしましょう。

特に、乳幼児や高齢者の場合はインフルエンザの症状が重篤化し、合併症を起こすことも多いので、注意が必要です。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、インフルエンザと気管支炎の併発対策と治療の仕方や、薬の注意点についても詳しくお伝えしました。

まず、インフルエンザでは熱と咳だけが続く気管支炎を併発することがあり、ウイルスそのものや細菌などの二次感染で激しい咳が出て、やがて痰が絡んだ咳へと変わり、熱もでるといった特徴があるのでしたね。

そのため、インフルエンザの抗ウイルス薬を服用しても治らなければ病院では対症療法目的の気管支を広げる薬などしか処方されないため、抗炎症作用や抗菌作用のある食材を自宅で摂り、水分補給をして痰が出やすくなるなどの治療をおすすめしました。

また、インフルエンザでは気管支炎以外にも、肺炎や中耳炎、熱性けいれんや脳症など重篤な合併症が現れることがあり、特に子供や高齢者には注意が必要で、非常に怖い病気なので、予防法についてもしっかり次の記事でチェックしましょう!
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「インフルエンザに二回かかる人に共通している特徴と予防法!」についての記事はコチラ!?

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