気管支炎は病院だと何科?行くべき目安や行かないで治す方法も!

画像1気管支炎にかかると、風邪と似たような症状が出ますが、明らかに風邪よりもひどい咳が出てとてもつらいですよね。

そのため、気管支炎の場合は、病院だと内科や耳鼻科など、何科に行くべきなのか知っておきたいのではないでしょうか。

また、気管支炎で病院へ行くべき目安や行かないで治す方法も気になりますよね。

そこで今回は、気管支炎は病院だと何科といったことや、行くべき目安や行かないで治す方法についても詳しくお伝えしていきます。

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気管支炎は病院だと何科?行くべき目安も

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気管支炎は、風邪などをひいた後にかかることが多い気管支の炎症ですが、いつからかかったのかが分かりにくく発熱やひどい咳など、風邪や他の感染症と症状が似ているので判断がつきづらいですよね。

そして、場合によっては肺炎を起こしていることもあるので、個人で判断はせずに、まずは一度病院へ行った方が良く、理想的にはひどい咳が続いて2日くらい経った時や、初日であっても眠れないほどつらい咳が現れた時には行くべきです。

それから、基本的には気管支炎は呼吸器系の病気なので、まずは病院の呼吸器科をかかるようにしましょう。

ただし、町医者で呼吸器科などが分かれていない場合は、内科で問題ありません。

そして、気管支炎の場合は、ウイルス感染が9割と言われていますが、その他にも細菌やタバコ、大気汚染やホコリやチリなどへのアレルギーといったように原因が様々です。

そのため、気管支炎の症状を感じて呼吸器科にかかった後に、アレルギーが原因と診断された場合には、耳鼻科を再度受診する必要があります。

それから、呼吸器科や内科では、胸部レントゲンを撮影し、状態を確認します。

そして、気管支炎を起こしているのであれば気管支が白っぽく、いつもより濃く映り、肺炎の場合は気管支の周囲に影が広がり、くっきりと陰影が出るので状態が分かるそうです。

また、肺炎へと重症化している場合には、高熱が4日以上続き、激しく咳き込んで胸や背中の痛みも現れてくるので、こうした症状でも診断することができるそうです。

そして、気管支炎と診断された場合は、原因のウイルスや細菌を調べるため、検査キットを使いますが、初期症状では診断結果がはっきりと出ないことがあるため、例えばマイコプラズマなどの検査は発症から4日程度経ってからが良いとされています。

それから、気管支炎では基本的に特効薬がないため、病院では抗生物質を処方するところと処方しないところがありますが、抗生物質には細菌を殺す効果はあってもウイルスには効果がないので、処方されたとしても根本的な治療にはならないそうです。

気管支炎で病院へ行かないで治す方法は?

前述の通り、気管支炎では病院へ行ってもウイルス性気管支炎である場合が多く、特効薬がないため、病院を受診しても抗生物質も処方されず、自宅で対症療法を行なうようにと言われて帰るケースが多いそうです。

そのため、高熱が4日以上続いたり、胸や背中が激しく痛むといったことがない限り、必ずしも病院へは行かなくても良いので、次のような方法で自宅治療を行なってみましょう。

熱を和らげる

気管支炎の熱は37.5~38度の間を上がったり下がったりするので、耐えられないほどの高熱ではないのですが、人によってはこの熱のせいで食欲が低下したり、寝苦しさを感じることがあります。

そのため、気管支炎で発熱したら、まずは長袖のパジャマなどで手足や首元が出ないようにし、いつもより毛布を一枚増やして温かくしてよく寝ましょう。

そして、汗をたくさんかくので、そのまま放置せずにこまめに濡れタオルで拭き取り、パジャマを着替え、室内は加湿器をつけて60~80%の湿度を保つようにすると、比較的早く熱が下がるそうです。

咳を和らげる

気管支炎を起こすと激しい咳が1日中続くので、喉は強いダメージを受け、食べ物を食べたり飲み物を飲むのが辛くなってしまいます。

そのため、抗炎症作用のあるハチミツをお茶に入れたり、殺菌作用のある緑茶でうがいをすると良く、喉の潤いを保つ効果のあるのど飴や、痰を分解する成分を含んでいるフレッシュなパイナップルなどもおすすめです。

また、喉ごしが良くて食べやすいという意味では、ゼリーやアイスクリームなどもおすすめですが、食べすぎは体を冷やしてしまって逆効果なので、ほどほどにしましょう。

栄養を摂る

気管支炎で起こる激しい咳では、1回につき2kcalのエネルギーを消費している計算になり、1日中咳をしていることを考慮すると、かなりの体力が奪われてしまうことになります。

そのため、体力を蓄えて病気を撃退するためにも、免疫力を高める効果のあるビタミンAを摂取するようにするのがおすすめで、このビタミンAが欠乏すると粘膜細胞が弱くなり、気管支にウイルスや細菌や侵入しやすくなると考えられています。

そして、ビタミンAは鉄やグルタミンなどを含んだ食べ物が効果的とされているので、豚肉やレバーが良いのですが、食欲が無くて食べられない時は、サプリメントでも良いので積極的にビタミンAを摂るようにしましょう。

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気管支炎の時、悪影響の食べ物は?

気管支炎の時には、喉が強いダメージを受けているため、香辛料の入っている刺激が強い食べ物はNGだそうです。

そして、湯気が多い湯豆腐や鍋類も、食べる時に湯気を吸い込んでしまい、咳の誘発を招く場合があるので、ほど良く冷ましてから食べるのが良いでしょう。

そもそも、気管支炎の時は食欲が落ちてしまってどんな食べ物でもあまり食べたくなくなる方が多いと思いますが、栄養を摂らないでいると体力が落ちて、いつまでもウイルスや細菌を撃退することができなくなってしまいます。

そのため、気管支炎の時には喉への刺激を避け、潤いを優先させ、炎症を鎮める効果のあるものを積極的に選んで摂るようにすることをおすすめします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、気管支炎は病院だと何科といったことや、行くべき目安や行かないで治す方法についても詳しくお伝えしました。

まず、気管支炎にかかったら、病院の呼吸器科にできるだけ早く行くべきで、症状によっては胸部レントゲンを撮影し、気管支炎か、こじらせて肺炎を起こしていないか診ることが多いのでしたね。

また、気管支炎の場合は検査キットで原因ウイルスや細菌を調べますが、初期症状の場合ははっきり結果がでないため、少し経ってから検査すると良く、結果によっては抗生物質の処方なく自宅で対症療法を行なうとのことでした。

そのため、高熱が長期間続くなどしていない限り病院へは行かなくても良く、熱や咳を和らげる治療を行い、刺激が強い食べ物は避けて、喉を潤し抗炎症作用のある食べ物やビタミンAを積極的に摂って、できるだけ早く治すようにすることをおすすめします!

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