ノロウイルスの検便方法や陽性結果の時の対処法!冷凍の有無も!

1ノロウイルスに感染しているかどうかを調べるための手段の1つとして検便がありますが、具体的にどのような方法で、どの程度の便の量が必要なのかは、あまり知られていませんよね。

また、ノロウイルスの検便方法で陽性の結果が出てしまった場合にどうすべきか、また検便は冷凍するのかどうか、費用はどの程度かかるのかも気になるところではないでしょうか。

そこで今回は、ノロウイルスの検便方法や陽性結果の時の対処法や冷凍の有無についてをご紹介いたします。

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ノロウイルスの検便の方法と費用についてはコチラ!?冷凍はする?

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・即日で結果がわかる迅速キット

ノロウイルスに感染しているかを調べるための検便で、最も多く使われているのが「簡易迅速キット」や「検査キット」等と呼ばれるタイプのようです。

このタイプの検便方法は検査キット専用のスティックを使用して便を小指の爪サイズの量を摂るそうですが、少なすぎても多すぎても正確な検査ができない場合があるのだとか。

そのため、検査キットを貰う際に説明をきちんと受けて、検便の方法や適正な量を確認しておくようにしましょうね。

また、費用は病院によって差があるようですが、平均的に見ると5000円前後の場合が多いようです。

ただ、3歳未満の子どもや65歳以上の高齢者の場合は保険が適用されるので、もう少し安い費用で検査ができるのだとか。

また、検査キットの検便は、当日に病院で便を採取する場合と、自宅で採取して持ち込む場合があり、どちらになるかは病院によって異なるようです。

もし、便を自宅で採取してくるのであれば、病院に行くまでは冷蔵状態で保存しておき、持ち運ぶ際は保冷剤などを使う方が良いでしょう。

この検査キットは早ければ20分程度で結果がわかるそうですが、その結果は100%正しいとは言えないようです。

また、ノロウイルスだと判明しても治療薬が無いため、検査を受けることを特に薦めない医師も多いようですよ。

・飲食店従事者は RT-PCR法での検査も

より正確な検査結果を求めるのであれば、専用の検査機関に頼む必要がある検査方法として「RT-PCR法」があるようです。

ノロウイルスの感染拡大がビジネスの大きなダメージになるような飲食店などは、こちらの検査を使うことも多いのだとか。

こちらの場合は完全に保険適用外で、検査機関によって価格にかなり差がありますが、調べたところ4000円から1万円程度の費用がかかるようです。

そして、検便の方法としては、やはり専用のスティックに指示された適正量の便をとり、早いところでは翌日に、平均では3日程度で結果が判明するようです。

ちなみに、RT-PCR法での検査の場合は、検査機関に検便を送付もしくは回収されるので、それまでは冷凍して保存しておく場合が多いそうです。

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ノロウイルスの検便で陽性結果の時の対処法はコチラ!?

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大手の飲食店や施設の給食担当の人では、検便で陽性反応が出ているうちは出勤できないという規定がある場合もありますよね。

ただ、ノロウイルスによる嘔吐や下痢といった症状は治まっていても、検便結果だけがなかなか陰性にならずに、出勤できない人もいるようです。

これは、ノロウイルスは便のなかに1か月程度までは生存していることが多いため、症状は治まっていてもまだ体内にウイルスが残っているからです。

早めに陰性にする具体策は残念ながら無いようですが、下痢がひどい時に下痢止めを使ってしまうとウイルスが体内に留まってしまうので、下痢止めの使用は避けるようにしましょう。

そして、脱水症状に注意しながら水分補給を欠かさずに、体内のウイルスを出し切ってしまうことが大切です。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ノロウイルスの検便方法や陽性結果の時の対処法、また、冷凍の有無についてをご紹介いたしました。

ノロウイルスの検便では、早いところでは20分程度で結果が出るようですが、陽性の場合でも専用の治療薬がないため、あくまで対症療法をしていくことになります。

ただ、飲食関係のお仕事をされている人にとっては特に大切な検査だと思いますので、必要に迫られた場合はきちんと受けるようにしましょう。

また、ノロウイルスは非常に感染力が高いと言われていますので、ウイルスを寄せ付けないよう身体になるよう、免疫力を高めるように心がけていきたいですね。
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「ノロウイルスへの免疫をつける効果的な方法!」についての記事はコチラ!?

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