虫刺されがすぐ消えるのはどんな時?原因や対処法についても!

1虫刺されができると、通常なら数日間は跡が残ることが多いと思いますが、早い時には数時間ですぐ消えることがあると言います。

でも、ただの虫刺されなのか、それとも異なる原因から虫刺されのようなものができているのか、気になりますよね。

そして、すぐ消えるからと言って、繰り返し同じような現象が起きているとしたら、何かの病気ではないかと不安になると思います。

そこで今回は、虫刺されがすぐ消えるのはどんな時か、原因や対処法についてをご紹介いたします。

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虫刺されがすぐ消える原因はコチラ!?

見た目が蚊に刺されたような虫刺されの状態で、かゆみがあるのに、数時間が経過すると何も無かったように消えてしまう場合は、「蕁麻疹」である可能性が高いのだとか。

ただ、病院に行く前に消えてしまうことも多く、症状をきちんと医師に見てもらうことができないことから原因の特定が難しいため、写真に撮って持っていく人も多いそうですよ。

そして、代表的な蕁麻疹として、細菌やウイルスによる「急性蕁麻疹」と、1か月以上ほぼ毎日症状が続く「慢性蕁麻疹」がありますが、すぐに消える場合は、また別の蕁麻疹の可能性が高いようです。

では、考えられる蕁麻疹の種類と原因を、それぞれご紹介していきますね。

・物理性蕁麻疹

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物理性蕁麻疹には、「寒冷蕁麻疹」「温熱蕁麻疹」「接触・摩擦蕁麻疹」「日光蕁麻疹」「コリン性蕁麻疹」と、とても多様な種類があるそうです。

これらは名前の通り、物理的に皮膚が刺激を受けた箇所に蕁麻疹が出ることが多いと言います。

例えば、 寒冷蕁麻疹であれば、エアコンの冷たい風に当たり続けた箇所に蕁麻疹ができ、温熱蕁麻疹であればその逆で、日光蕁麻疹は強い紫外線によるものだとか。

そして接触・摩擦蕁麻疹は、その名の通り、皮膚に衣類や金属などの物質が接触や摩擦をすることで蕁麻疹が起きています。

また、コリン性蕁麻疹の「コリン」は、汗腺を刺激する「アセチルコリン」という物質名に由来しており、運動したりお風呂に入ったりした際など、汗をかいた時に症状が出るそうです。

・ストレスによる蕁麻疹

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よく冗談で「○○さん(嫌いな人)と話すと蕁麻疹が出る」などと言いますが、これはあながち嘘ではなく、精神的ストレスによる蕁麻疹も、虫刺されがすぐ消えるような状態で起こるようです。

また、本人は自覚していなくても、自律神経が乱れている時にはストレスによる蕁麻疹が起こりやすいと言われているのでご注意ください。

・アレルギーによる蕁麻疹

食べ物や薬品などが身体に合わずにアレルギー反応を起こして蕁麻疹が出ることもありますので、もし自覚できた場合には、それらを控えるようにしましょう。

また、ペットを触った後に虫刺されのような状態になる場合、ダニなどの虫が原因の場合もありますが、蚊に刺された虫刺されのようなものがすぐ消える場合には、アレルギーによる蕁麻疹の可能性が高いようです。

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虫刺されがすぐ消えるような症状の蕁麻疹への対処法はコチラ!?

虫刺されのような腫れとかゆみだけで、すぐ消えるのであれば、特に薬などは使わずに放っておいて、先ほどご紹介した中で考えられる原因を避けてみるようにしてください。

例えば、寒冷蕁麻疹や温熱蕁麻疹であれば、エアコンの温度や風向き、衣類などの着脱で体温をコントロールするよう心がけたり、日光蕁麻疹であれば日傘や長袖などで紫外線を防止しましょう。

そして、接触・摩擦蕁麻疹なら、下着や衣服、腕時計やバッグなど肌に直接触れている人工物を変えてみたり、触れないように意識してみてくださいね。

また、ペットに触れることによる蕁麻疹は、飼い主さんにはとても残念なことですが、触れた後に手を洗うだけでも蕁麻疹が出なくなった人もいるようです。

このように、蕁麻疹の原因は様々あるため特定が難しく、蕁麻疹が出来ている状態と出来ていない状態の違いを自分で敏感に見極めることが必要です。

また、基本的には、身体が温まると血流がよくなり、蕁麻疹は広がりやすく、かゆみも強くなりやすいと言われています。

そのため、蕁麻疹が出ている時には、湯船での入浴や運動は避けた方が良いそうです。

そして、虫刺されがすぐ消えるような状態で治まっていれば問題ないのですが、稀に全身に広がったり、息苦しさを感じたり、吐き気が起きたりと悪化する場合もあるのだとか。

その際には、自分だけの対処では治りませんので、すぐに病院で診てもらうようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、虫刺されがすぐ消えるのはどんな時か、原因や対処法についてご紹介いたしました。

虫刺されに見えても、数時間ですぐ消えるような場合は蕁麻疹である可能性が高く、その原因も人によって様々だということがわかりましたね。

ただ、繰り返し同じ場所にできている場合や、同じ行動をした時にできる場合は原因の特定もしやすいですし、原因が判明した際には、ご紹介したような対処法を実践してみてくださいね。

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