アトピーで熱がこもる原因と起こる症状!対処法についても!

1アトピーの人は顔や身体に熱がこもることが多いと言われており、それがかゆみの原因にもなってつらいですよね。

ただ、アトピーで顔や身体に熱がこもりやすいと感じていても、その理由を知らずに、とりあえず患部などを冷やしている人も多いのではないでしょうか。

しかし、アトピーで熱がこもるのには原因があるはずですし、その原因を改善していくことでアトピーの症状も緩和できれば嬉しいですよね。

そこで今回は、アトピーで熱がこもる原因と起こる症状や対処法についてをご紹介いたします。

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アトピーで熱がこもる原因と起こる症状はコチラ!?

アトピーの人で顔や身体に熱がこもることには、幾つか考えられる原因がありますので、それぞれご紹介していきますね。

・新陳代謝が悪いため

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運動不足であったり、不規則な睡眠や食事をしていると、身体のメカニズムが狂い始めて新陳代謝が悪くなり、排尿や排便、汗などが出にくくなります。

すると、通常はそれらの排出物と一緒に出て行くはずの熱が体内に残ってしまうので、身体に熱がこもってしまうのだとか。

そして、アトピーとなって皮膚に現れるだけでなく、夜も眠れないほど身体に熱がこもるような状態になってしまうこともあるそうです。

・味の濃いものや甘いものを食べすぎている

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塩分や糖分、脂肪分の多い食べ物、カフェインなどを取りすぎていると、血液が粘るようになり、血流が悪くなってしまうようです。

そうなると、特に上半身に熱がこもり、顔がほてるような状態になっているのに、下半身は冷えているといった現象が起きてしまうのだとか。

これは、顔だけを冷やしても意味がなく、全身にきちんと血液が巡るような体質改善が必要と言えます。

・アトピーに使用している治療薬や保湿剤が身体に合わない

アトピーの治療薬としてよく使われている「プロトピック」は、個人差はありますが、使う人によっては身体に熱がこもると感じる場合もあるようです。

また、アトピーには保湿が大切と言われていますので、保湿剤を使用している人も多いと思いますが、その成分によってはやはり熱がこもってしまうものもあるのだとか。

特に保湿剤は患部だけでなくて、全身に使う人も多いでしょうし、そうなると全身に熱がこもることになりますので、合わない場合は別のものに変える必要があります。

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アトピーで熱がこもる時の対処法はコチラ!?

・食生活を見直す

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まず、動物性脂肪であるお肉を控えるようにして、野菜をたくさん食べるように心がけてほしいのですが、緑黄色野菜や、根菜、海草など様々な種類をバランス良く食べると良いそうです。

また、味付けも薄味にして、なるべく化学調味料や添加物の入った食べ物は避けるようにしてみましょう。

そして、飲み物もカフェイン類や糖分のあるジュースは避け、はとむぎ茶や常温の水がおすすめです。

・水分補給をきちんとする

1日に適切な食事をしている場合、そこから1.5L 程度の水分が摂取できると言われていますが、その他に飲料水として1.5L 程度を飲むことが推奨されているようです。

そのように水分を摂取して排尿することで、熱も放出して体温管理もきちんとできますし、アトピーの大敵である肌の乾燥を防ぐことにも繋がるのだとか。

どんなに外側から保湿をしても、内側からの水分補給が足りていないと肌は乾燥してしまうようですよ。

そして、熱がこもっているからと言って冷たい飲み物は禁物で、逆に身体を冷やしてしまうと血流が悪くなり悪影響ですので、常温か温かい飲み物にしましょうね。

・適度に運動をする

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忙しい毎日では運動にたっぷり時間を割くことが難しいかもしれませんが、たとえば1駅分を早足で歩いてみたり、エレベーター等を使わないでみることでも、毎日継続すれば変化が現れるようです。

そして、休日には1時間程度のジョギングやフィットネスジムなどで有酸素運動をすることで、新陳代謝が良くなるようですよ。

ただ、いきなり過度なトレーニングをするよりも、続けることで体質を改善することが目的ですので、できる範囲から始めてみましょう。

・漢方や鍼、お灸など東洋医学を試してみる

体質を改善する場合、西洋医学で一時的に治療するよりも、東洋医学の力でじっくり時間をかけて治療していく方法もあるそうです。

例えば、熱をとる作用のある漢方を処方してもらったり、鍼やお灸などで血流を良くしてもらうなど、即座に劇的な効果は無いかもしれませんが、続けることで改善された人も多いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、アトピーで熱がこもる原因と起こる症状や対処法についてをご紹介いたしました。

アトピーで熱がこもる原因は、主に血行不良で全身にきちんと血液が巡っておらず、どこかに集中してしまうことで起こるようですね。

これらを改善するには、やはり生活習慣や食生活を見直すことが重要だということがわかりましたし、これは熱のこもりを改善することだけに限らず、アトピーの症状を緩和させることにも繋がります。

ただ、熱がこもることは、1日ですぐに治るようなものではないようですし、日々の生活でアトピー対策をしていくことで、熱がこもる症状も治していきたいですね。
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