アトピーで塩を塗るマッサージの効果と注意点!悪化の事例も!

画像1アトピーに対して効果があると塩風呂がたくさん紹介されていますが、美容分野で塩洗顔が注目されているように、実はアトピーにも塩での洗顔や体へのマッサージが症状改善に有効だと言われていることはご存知でしょうか?

ですので今回は、アトピーとはどういうものなのかということから、塩の肌に対しての効果、さらにはアトピーで塩を塗るマッサージの効果、アトピーで塩を塗るマッサージの注意点と悪化の事例もお伝えしたいと思います。

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アトピーはどういうものなの?

アトピーとはどのようなものなのかというと、正式名称はアトピー性皮膚炎といい、かゆみの強い慢性の湿疹が良くなったり悪くなったりを繰り返す皮膚の湿疹のことを言います。

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また、どのような人がアトピーになりやすいかというと、ご本人やご家族がアトピー性皮膚炎や気管支喘息・花粉症やアレルギー性鼻炎・食物アレルギーなどになったことがある場合、体質を受け継いでアトピーになりやすく、その体質のことをアトピー素因と言われています。

そしてアトピーは、本来は体を守るために備わっている免疫機能が、細菌やウイルス・食べ物の成分などのアレルゲンにより過剰な反応を起こすことが原因です。

さらに、皮膚のバリア機能が低下していることが多く、引っかく・衣類などのこすれ、皮膚の汚れや乾燥や汗、石鹸や化粧品などの化学物質、紫外線などの皮膚への外的な刺激からアトピーが悪化することがありますので注意が必要です。

塩の肌に対しての効果とは?

そもそも塩には肌に対してどのような効果があるのかというと、塩にはマグネシウムやカリウムやナトリウムなどのミネラルがたっぷりと含まれており、このミネラルには浄化作用や殺菌効果があります。

また、塩には角質を融解させる作用があるためピーリング効果があると言われていたり、マグネシウム・ナトリウムは油分と結合しますので余分な皮脂や汚れを落としてくれます。

さらに、塩を塗ることで生じる浸透圧により発汗作用が上がったり、老廃物が排出されることで血流が良くなり新陳代謝が活発になるとも言われています。

アトピーで塩を塗るマッサージの効果とは?

では、アトピーで塩を塗るマッサージの効果はというと、塩の肌への効果のところでも書きましたが浄化殺菌、血行促進、デトックス、新陳代謝の促進などになります。

そして、アトピーで塩を塗るマッサージの最大の利点は、塩の効果とマッサージにより老廃物が排出されることで血流が良くなり傷やただれなどの炎症がやわらぐことが挙げられます。

さらにもう一つは、アトピー肌は体内のミネラルが炎症を起こすことで流出してしまうそうですので、塩を塗るマッサージで内側からだけではなく外側からもミネラルを補給してあげることで、代謝が活発になり肌の再生の助けとなることも効果として挙げられます。

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アトピーで塩を塗るマッサージの注意点と悪化の事例とは?

アトピー肌に対し塩を塗ってマッサージすることには注意点もあり、それは何かというとゴシゴシこすらないということです。

ゴシゴシこすってしまうと肌に傷をつけてしまい、塩を塗るマッサージをすることでアトピーを悪化させてしまうことになりかねませんので、優しくなでるように行ってくださいね。

そして、アトピーの場合でも正常な場合でもですが、塩で顔のマッサージや洗顔をする場合は、皮脂を取りすぎてしまうと肌荒れの原因になりますので多くとも週に1回程度にしましょう。

さらに、肌に合わない塩を使っていたり、皮膚のバリア機能が低下しすぎていたために刺激が強すぎてしまったり、マッサージ後に塩を洗い流さなかった場合などに、かゆみや赤みが増してしまったり、皮膚が剥がれ落ちてしまうという悪化の事例もあるようです。

したがって、アトピーで塩を塗るマッサージには、ミネラルが豊富な天然塩でかつ肌にやさしいキメの細かいものを使用する方が良いと言われていますので、ご自分の体に合うものを探してみてくださいね。

そして、アトピーで塩を塗るマッサージはかなりしみて痛いこともありますので、どうしても無理な場合は塩をお風呂に入れる塩風呂の方が塩分濃度も抑えられ、刺激も少ないので、そちらから始めてみるのも良いと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

アトピーは気管支喘息・花粉症やアレルギー性鼻炎・食物アレルギーになったことがあったり、ご家族になったことがあった方がいた場合は、アトピー素因があり、なりやすいということでした。

そして、塩の肌に対しての効果は、浄化殺菌、血行促進、デトックス、新陳代謝の促進で、アトピーで塩を塗るマッサージの効果はそれに加えて炎症をやわらげることと、体の外側からミネラルを補給してあげることでした。

また、アトピーで塩を塗るマッサージの注意点はゴシゴシこすって肌に傷をつけないことと、天然塩でキメの細かいものを使用することが望ましいということでしたね。

さらに、悪化の事例は、肌に合わない塩を使っていたり、刺激が強くなっていてしまったり、マッサージの後に塩を洗い流さなかったことで、赤みやかゆみが増してしまうことなどがありました。

アトピー性皮膚炎は大変しんどいものですので、予防できるものであればしたいですし、もし発症してしまった場合はかゆみを抑えて少しでも改善したいですね。
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「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?

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