アトピーの治りかけの症状と注意点!乾燥してかゆい時の対処法も

画像1アトピー性皮膚炎の原因は、食事やハウスダストやストレスなど様々なものが考えられていて、一つの原因に対して対処しても、他のものが原因となって再発を繰り返します。

そのため、アトピーは治りかけの時に油断せず、完治させるのが重要なので、治りかけの症状と注意点が気になりますよね。

また、アトピーの治りかけで乾燥してかゆい時にはどうしたら良いのでしょうか?

そこで今回は、アトピーの治りかけの症状と注意点や、乾燥してかゆい時の対処法について詳しくお伝えしていきます。

スポンサーリンク

アトピーの治りかけの症状と注意点!

アトピー性皮膚炎の方は、元々アレルギー体質の方が多く、食べ物やハウスダストなどへのアレルゲンや、ストレスに対する反応が皮膚の炎症となって現れてしまいます。

そのため、アトピー性皮膚炎は現代病とも呼ばれていて、様々な原因があることから一度完治しても何度も再発を繰り返し、ひどい場合は肌が黒ずんだり、傷跡が残ってしまうのでつらいですよね。

なので、アトピーは治りかけの時にぶり返さないようにきちんと完治まで持って行くのが大切なので、治りかけの時の症状を次の通りチェックしておきましょう。

画像3

アトピーの肌が治りかけになるということは、皮膚が新しくなり、そこに神経が作られてきている証拠なので、次のような症状が現れます。

・肌がチクチクする

これは皮膚が再生しているために現れるかすかな痛みやかゆみなので、これでまた掻き壊して炎症を起こさないように気をつけることが重要です。

・色素沈着ができる

アトピーの肌の色素沈着は、アレルギー反応に対して皮膚がメラニンという物質を分泌するためにできるものなので、色素沈着ができたら炎症が治まり、治りかけの段階に入ったと思って良いでしょう。

・ブツブツの鳥肌ができる

蕁麻疹や湿疹ではなく、鳥肌、つまりアトピックスキンが現れるのも、アトピーの治りかけの段階の症状です。

そして、アトピーが良くなってくると炎症が消えて、その鳥肌のぶつぶつが目立つようになってくるのですが、セラミド入りの保湿クリームをたっぷり塗ると、やがてこのぶつぶつも消えて、アトピーが完治すると言われています。

・痛くも痒くもない突発的な赤い発疹が出る

アトピーの治りかけの最終段階に入ると、人によっては、痛みや痒みを伴わない赤い発疹が現れるのですが、この赤い発疹はアトピーが完治すると自然と消えていくので、心配はいりません。

アトピーの治りかけで乾燥してかゆい時の対処法は?

画像4

アトピーの治りかけで、肌が乾燥してしまいかゆい時に、また我慢できず掻き壊してしまうと、せっかく完治に向かっていたアトピーがまた悪化してしまうので注意が必要です。

そのため、保湿を最大の味方にし、肌だけでなく、室内なども乾燥していないか気をつけ、冬場などは加湿器をつけるようにしましょう。

そして、肌の保湿をするときには、クリームだけでは足りないことをご存知ですか?

皮膚の角質層にまで潤いを行き渡らせるには、まずは水分を染みこませることが大切なので、低刺激で保湿力の高い化粧水を手に取り、患部にじっくりとパッティングをしましょう。

その上で、セラミド入りの保湿クリームを良く塗り込み、さらにワセリンを肌の炎症部分をカバーするようにたっぷりとつけると、肌がバリアされて回復をサポートしてくれるのでオススメです。

スポンサーリンク

アトピーの時にオススメの入浴法!

画像5

アトピーの治りかけはもちろんのこと、アトピーが出始めの時には、お風呂に入るときに半身浴を行い、ゆっくりと血行を巡らせるように入浴するのがオススメです。

そして、アトピー性皮膚炎の方は、アトピーによって皮膚が強いダメージを受けるだけでなく、体の中の血液もドロドロになって、循環していない状態なので、血液を巡らせるためには、熱いお風呂に肩までつかるよりぬるめのお湯に半身浴する方が効果的です。

それから、アトピーの方はアトピー専用の低刺激の石鹸洗剤などで体を洗うと思いますが、アトピーが出ているときには基本的にはお湯で洗い流すだけの方が、体の水分を奪いすぎず、効果的な場合もあります。

なので、石鹸で洗い流さないことに抵抗がある方もいるかも知れないのですが、一度試してみることをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アトピーの治りかけの症状と注意点や、乾燥してかゆい時の対処法について詳しくお伝えしました。

まず、アトピーの治りかけの時の症状は、肌がチクチクしたり、色素沈着や鳥肌など体がアレルギーに対して抵抗しているから出る症状が現れたり、最終的には赤い発疹が出る方もいて、痒みや痛みも伴わない症状なのでしたね。

なので、チクチクと痛痒かったりしても、手で掻き壊さないように気をつけ、水分とクリームでしっかりと保湿し、ワセリンでパックするのもオススメなのでした。

また、アトピーの時の入浴法としては、温めのお風呂に半身浴をして血流を良くすることや、あえて石鹸は使わずに、お湯だけで洗い流すのも効果的なので、ぜひやってみてくださいね。

さらにアトピーの予防や、具体的な症状の改善方法を知りたい方は、こちらの記事もオススメです!
↓↓↓
「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?

スポンサーリンク

(関連記事)赤ちゃんなどの敏感肌に使える虫除け日焼け止めを選ぶ際の注意点!

このページの先頭へ