アトピーの時の夏の服装では長袖は必須?ポイントと注意点!

画像1アトピー性皮膚炎は、様々なアレルゲン物質に対する反応で皮膚に炎症が起きてしまい、我慢できない痒みを掻き壊して、皮膚が黒ずんでしまうことが多いですよね。

そのため、アトピーの時の夏の服装では、長袖が良いのか、ファッションのケアが気になるのではないでしょうか?

また、アトピーの方で夏に汗をかいたときや、湿疹やかゆみにはどのように対処したら良いのか、ポイントと注意点を知りたいですよね。

そこで今回は、アトピーの時の夏の服装では長袖は必要かといったことなどについて、ポイントと注意点を詳しくお伝えしていきます。

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アトピーの時の夏の服装では長袖は必要?汗や湿疹についても

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アトピー性皮膚炎は、食物やダニ、ハウスダスト、ストレスなど様々な要因に対するアレルギー反応で、皮膚に炎症が起きてしまう症状のことをさします。

そして、慢性的な症状になりやすく、何度も再発を繰り返すうちに、傷跡が残ったり、中には皮膚が黒ずんでしまう方もいます。

ちなみに、このアトピーによる皮膚の黒ずみは、アレルギー反応の一種で、メラニンという成分が働くことが起因して色素沈着を起こしている状態です。

そのため、メラニンが働いている状態のアトピーの方が夏の強い紫外線に当たると、日光からも強いダメージを受けてさらに色素沈着を悪化させる原因になるので、夏の時期の服装では、長袖を着て肌をカバーした方が良いでしょう。

ただし、長袖を着ることによって気をつけなければならないのが、通気性の悪い服を選んでしまい、衣服の下で汗をかき、汗がたまったまま放置され湿疹の原因になることです。

というのも、汗を大量にかき、そのままにしてしまうと、汚れや汗が汗腺につまって湿疹ができるので、これによってかゆくて手で無意識に掻いてしまうと、さらに色素沈着を悪化させる要因となってしまいます。

そのため、衣服は通気性の良いものを選ぶようにし、綿やリネンなどの生地を選んで、肌にぴったりと密着させず、ゆったりと着られるものにしましょう。

そして、ジーンズやタイトなスカートなどは、アトピーがひどい間はできるだけ避けた方が安全です。

それから、それでも汗はかいてしまうので、こまめに拭き取るようにし、乾いたタオルで拭き取ると汚れが肌に残ってしまうので、濡れたタオルやウエットティッシュを使って拭き取って、いつもサラサラと清潔な肌を保つようにすることをオススメします。

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アトピーでも半袖を着ておしゃれがしたい!色素沈着を改善する方法は?

特に若い女性や小さなお子さんは、アトピーの色素沈着の対策だけでなく、黒ずんだ肌を見せたくなくて半袖や水着など、露出した服装を我慢して夏を過ごしている方も多いと思います。

なので、アトピーの色素沈着を改善する方法を知りたいと思いますが、前述の通り色素沈着はメラニンが働いて起こしている、いわば「肌のダメージ」による結果なので、

・手で掻き壊さない

・肌の再生をサポートする

この2点が改善のポイントになります。

そして、手で掻き壊さないように、痒みを止めるにはステロイドを使用する方もいますが、ステロイドには肌の免疫力を下げる作用があるため、使用をやめるととたんに症状が悪化する場合もあります。

なので、できればステロイドの使用を一度やめて、色素沈着を起こしガサガサになっている肌に水分とクリーム、自然由来のオイルなどで潤いを与え、ビタミンやミネラルが豊富な食事を意識してとることで、肌のターンオーバーを試みてみましょう。

また、肌のターンオーバーは、老廃物を排出し、新しい肌に生まれ変わることなので、ゆっくりと半身浴をしたり、良質な睡眠をとったり、適度な運動で汗をかくこともデトックスになるので、アトピーにも効果的だそうです。

それから、肌のターンオーバーは基本的に1ヶ月を周期に行われるとされているので、時間はかかりますが、無理のない範囲でじっくりと取り組むことで、アトピーの色素沈着を改善することも難しくはないのです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アトピーの時の夏の服装では長袖は必要かといったことなどについて、ポイントと注意点を詳しくお伝えしました。

まず、アトピーでは肌のダメージによりメラニンが働き色素沈着が起きていて、夏の紫外線を浴びるとより悪化させるので、服装としては長袖を着て保護する必要があるのでした。

ただ、衣服の下でかいた汗がたまると湿疹の原因となり、痒くて掻くとさらにアトピーが悪化するので、衣服は通気性が良くゆったりとしたものを選び、ジーンズやタイトなスカートなどはできるだけ避けて、汗はこまめに拭き取るなどのケアがありましたね。

また、アトピーの色素沈着の改善には睡眠や食事、運動や入浴で体のデトックスと肌の保湿を意識すると、時間はかかりますが徐々に改善できるので、無理のない範囲で頑張りましょう、とのことでした。

さらに、アトピーの予防や症状の詳しい改善方法を知りたい方は次の記事もオススメです。
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「アトピーの予防や掻きたい衝動などの症状を改善する方法!」についての記事はコチラ!?

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