アトピー向けの洗剤の特徴と注意点!さらさやアラウやミヨシなど

アトピー性皮膚炎にかかると、湿疹とかゆみが繰り返されるので、肌は大きなダメージを受けてしまい、手で掻いたりなどの刺激を与えるのは症状を悪化させてしまいます。

そのため、アトピーでは肌への刺激にならない様々な商品が出ており、衣服を洗う洗剤についても、さらさやミヨシ、アラウやソネットなど、色々ありますよね。

なので、これらのアトピー向けの洗剤の特徴や注意点、また、柔軟剤は必要ないのかといったことを知りたいのではないでしょうか?

そこで今回は、アトピー向けの洗剤の特徴と注意点で、さらさやアラウやミヨシなどについて詳しくお伝えしていきます。

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アトピー向けの洗剤の特徴や注意点は?

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アトピー性皮膚炎の方は、元々アレルギー体質で、卵や牛乳などの食物アレルギーや、ダニやハウスダストなどのアレルギーへの反応として、皮膚に炎症を起こしてしまうとされています。

そして、肌のバリア機能が弱いことが特徴なので、肌に触れるものは注意した方が良く、洗濯用洗剤や柔軟剤についても、アトピー向けのものを選んだ方が安全です。

それでは、アトピー向け洗剤や柔軟剤の特徴や注意点を見ていきましょう。

・さらさ

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「さらさ」はCMなどでもよく見かけることの多い知名度の高い洗濯洗剤です。

そして、大手メーカーP&Gの商品なので、ドラッグストアなどで気軽に購入でき、洗濯洗剤は毎日使うものなので、気軽に買えることは嬉しいですよね。

また、洗浄助剤として、レモンの皮などに含まれているクエン酸を配合しているので、汚れをしっかり落としながらも、肌に優しい洗い上がりを実現しているそうです。

ただし、厳密には、蛍光剤・漂白剤・着色料が無添加であるだけで、合成界面活性剤や香料、防腐剤などといった肌への刺激が強い物が含まれているので注意が必要です。

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・ミヨシ

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「ミヨシ」は成分が純石鹸のみの洗濯石鹸で、蛍光漂白剤、香料、その他合成界面活性剤などは一切含まれていないため、肌に優しく、心配がありません。

ただし、汚れ落ちが気になる場合もあるようなので、洗濯助剤として、別途クエン酸を加えて洗濯する方がしっかりと汚れが落ちて、肌に優しい洗い上がりになるようです。

また、石鹸成分は繊維の中に入り込まず、汚れだけを上手に包み込んで取るので、繊維をあまり傷めずに洗濯することができて、洋服を丁寧にケアすることができますね。

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・アラウ

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「アラウ」は、無添加と天然ハーブの洗濯石鹸で、特に赤ちゃんのいる家庭で気になるのが洗い上がりのふっくら感だと思いますが、アラウは柔軟剤無しでも繊維本来からふっくらさせて、吸水性を取り戻すことができるのが特徴だそうです。

なので、赤ちゃん用の肌着や布オムツなどの洗濯にもぴったりですね。

また、布の風合いを計測する専用装置を使って一般的な洗剤との柔らかさ、なめらかさを比較した結果、アラウは平均値を上回っているそうです。

また、主成分は植物から高純度精製されたピュアな石鹸成分のみで、アレルゲンの可能性のあるリン酸塩やエデト酸塩、香料、着色料、保存料などは一切入っていないので安心で、天然ハーブの香りでナチュラルで爽やかな香りを楽しむことができます。

ただし、薬局などに常に置いてある商品ではないようなので、基本的にはネット通販などでの購入になるところが注意点ですね。

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・ソネット

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「ソネット」は、肌に優しいけれど洗い上がりがごわごわしそうというイメージが強いオーガニック洗濯洗剤の中でも、高い洗浄力と泡切れの良さがあり、一般洗剤にも劣らないふわふわとした洗い上がりを楽しむことができるのがポイントです。

そして、ラベンダーのエッセンシャルオイルが配合されていますが、これは化学品質が一切添付されていない最高品質の天然もので、保存料としての働きや防菌加工もあるため、部屋干しの臭いを気にすることなく使えるそうです。

ただし、値段が2Lで2,300円なので、少し高いと感じる方もいるかもしれず、できるだけ安く抑えたい方には注意が必要ですが、少量でも汚れがスッキリと落ちるので、それほどコスパは悪くないですが、これもネット通販での購入になります。

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こうしたアトピー向けの洗剤を選ぶ時のポイントは、まず、「無添加=アトピー肌でも安心」ということではないという点です。

「無添加」「赤ちゃんにも優しい」といううたい文句があると、なんとなく良さそうなイメージがありますが、こうした商品の中でも普通の合成洗剤と変わらないくらい色々な成分が含まれていることがあるので、注意した方が良いのです。

一方で、「成分が純石鹸成分のみ」とされているものは、他の余計な成分が一切含まれていないため、成分は安心で、ある程度の洗浄力があるので、アトピー肌でも安心で、オススメです。

ただ、洗い上がりのふわふわ感がきちんと出るのか気になったり、汚れ落ちが気になる方がいると思うので、まずは使ってみて感触を確かめたり、汚れ落ちが気になるならクエン酸を足すのもオススメです。

それから、手軽に買えることも重要なので、薬局で買えるかどうかを重視したり、ライフスタイルと組み合わせて考えると良いでしょう。

また、紹介した通り、柔軟剤なしでも十分にふわふわとした洗い上がりになる商品はたくさん出ているので、無理をして肌に刺激の強い成分が含まれている柔軟剤などを組み合わせることなく、洗濯洗剤だけで洗濯する方がアトピーには良いですね。

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アトピー肌の場合、体はどう洗うのがオススメ?

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肌に直接触れる衣服を洗う洗剤もそうですが、入浴の際に体を洗う時の方法や、石鹸の選び方などもアトピー肌を守るための重要なポイントです。

そして、アトピー肌はとにかく敏感なので、タオルなどでこすって摩擦を起こすことは、悪影響でしかなく、色素沈着が進み、傷跡にも良くありません。

そのため、まずはナイロン製のタオルの使用はやめて、必要であれば低刺激のガーゼタイプのタオルを使うようにすることがオススメで、一番良いのは手で洗うことです。

そして、泡立てネットを使って石鹸を良く泡立ててから、その泡で肌を包み込むようにして優しく汚れを洗い落とすと良いでしょう。

また、石鹸も、界面活性剤は不使用のものにし、赤ちゃんのアトピー肌用として販売されている「シャボン玉石鹸」や「馬油石鹸」「ミヨシ無添加石鹸シャンプー」などがオススメですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、アトピー向けの洗剤の特徴と注意点で、さらさやアラウやミヨシなどについて詳しくお伝えしました。

アトピー向けの洗剤を選ぶ時は界面活性剤不使用にし、純石鹸成分のみだと好ましく、その点でアラウやミヨシ、ソネットは安心ですが、さらさも大手メーカー商品のため、薬局などで購入しやすいところが特徴的でした。

また、アラウやソネットのようにふわふわとした洗い上がりが特徴で天然ハーブの香りがするものや、純石鹸でとにかく肌に優しいミヨシなど、それぞれにポイントがあり、注意点は値段の高さやお求めのしやすさなどがありましたね。

一方で、お風呂で体を洗う時も同じように成分には注意し、タオルはできるだけ使わず泡を手にとって包み込むようにして洗うと良いのでした。

こうした洗剤や入浴の時のポイントは基本の対処法に過ぎないので、それでも現れてしまった症状や予防法についてもチェックしておきましょう。
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