ロタウイルスで嘔吐の期間や処理の仕方!嘔吐のみや嘔吐なし時も

サムネイル寒い時期になると流行し始めるロタウイルスですが、子供が保育園や幼稚園へ行き始めるとうつりやすくなりますよね。

そして、このロタウイルスが原因で、世界中で毎年70万人もの人々が命を落としていると言われており、重症化すれば命に関わる可能性もある恐い感染症の一つでもあります。

しかも、一度かかってしまうと完治するまでに時間を要してしまい、学校や保育園、幼稚園も長期に休まなければいけなくなってしまいます。

そこで、今回はロタウイルスで嘔吐の期間や処理の仕方、嘔吐のみや嘔吐なし時についてもご紹介したいと思います。

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ロタウイルスでの嘔吐の期間は?

ロタウイルスにかかった場合、発熱後、胃腸炎を引き起こすことにより、下痢や嘔吐といった症状が見られるようになり、特に幼い子供がかかってしまった場合、このような症状を見るのは辛いですよね。

そこで、これらの辛い症状がどのくらいの期間あるのかということですが、下痢の症状は1週間続くと言われていますが、嘔吐の方は先に症状が緩和することが多く、約3日で症状がなくなると言われています。

しかし、嘔吐の期間が短いからといって侮ってはならず、もし嘔吐の症状が重症化した場合は、一日に5回から6回も激しい嘔吐を繰り返す場合があり、非常に辛い症状を引き起こすので注意が必要です。

ロタウイルスで嘔吐の処理の仕方は?

非常に感染力の強いロタウイルスは、もちろん下痢や嘔吐にも、そのウイルスが含まれています。

ですので、お子さんや、家族がロタウイルスに感染した場合、看病をする人も気をつけなければいけないですね。

そこで、ロタウイルスの主な感染経路は経口感染だと分かっていますので、嘔吐などの汚物を処理する時は、必ずマスクと使い捨ての手袋を装着するようにしましょう。

そして、ウイルスは塩素に弱いため、ご家庭にある濃度が5~6%となっている市販の塩素系漂白剤で消毒をしてください。

例えば、キッチンハイターやキッチンブリーチなどが良いですね。

ただし、同じハイターでもワイドハイターは酸素系漂白剤ですので、塩素系のものと間違えないようにしましょう。

そして、このキッチンハイターやキッチンブリーチなどを0.1%の濃度にして使うのですが、簡単な作り方として、まず500mlのペットボトルに半分くらいまで水を入れ、漂白剤は目盛キャップの8分まで入れ、それを先ほどのペットボトルの水と合わせます。

後は、残りの水を入れ全部で500mlになれば、濃度0.1%の消毒液の完成です。

また、嘔吐してしまった箇所の拭き方としては、最初に水で汚物を拭き取り、その後は、先ほどご紹介した0.1%の濃度の消毒液で、もう一度拭くようにしてくださいね。

その際、周りに広げないように拭き取ることを心掛けてください。

さらに、嘔吐が衣服や布製のものについてしまった場合は、すぐにその箇所を水洗いし、しばらく先ほど作った消毒液につけ置きするようにしてください。

そうすることで、細かい布地にまで入り込んだウイルスを死滅させることができますよ。

ですが、小さいお子さんのいるご家庭では、ここまで徹底するのが難しいかもしれません。

ですので、その他で必ずしていただきたいのは、汚物を処理した後には、手洗いと、うがいを必ず行うようにしてください。

これをするだけでも、感染する可能性がずいぶん低くなりますよ。

また、嘔吐や、オムツなどの汚物は乾燥してしまうと、空気中にウイルスが飛んで行ってしまうので、早めに処理をするようにしましょう。

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ロタウイルスで、嘔吐のみの時や嘔吐がない場合は?

ロタウイルスでも症状が嘔吐のみ、ということは少なくありません。

しかし、子供の場合はその他の症状でも良く嘔吐をしてしまいますので、やはり病院で正しい判断をしてもらう必要性がありますね。

例えば、胃腸炎性の風邪の場合や、自家中毒、耳の病気の場合だったり、初めの症状は嘔吐です。

その他にも、頭を打った後に嘔吐を引き起こしてしまう場合があり、その場合は何かしら脳に影響があるのかもしれません。

ですので、お子さんの症状が嘔吐のみの場合は、すぐに病院を受診するようにしてくださいね。

逆にロタウイルスに感染しても、嘔吐を引き起こさずに下痢の症状のみという方もいらっしゃいます。

それは、ロタウイルスによる胃腸炎の症状で最も強く現れるのが下痢の症状だからです。

ですので、嘔吐の症状については個人差がかなりあり、人によっては嘔吐がないまま下痢の症状だけで終わった方や、嘔吐がない分下痢の症状が強かったという方など様々のようですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、ロタウイルスで嘔吐の期間や処理の仕方、嘔吐のみや嘔吐なしの時をご紹介いたしました。

ロタウイルスは、乳幼児の中で特に流行しやすく、命を落としてしまいやすい恐い感染症ですので、手洗いやうがいを徹底させることが大切ですね。

また、子供は病気にかかると症状が似ていることが多いので、嘔吐などの症状が現れたら、すぐに病院を受診してあげるようにしましょう。

そして、最も大切なことはロタウイルスの感染を広げないことですので、うつらないことを心掛けるようにしてくださいね。
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