胃腸炎で絶食は何日くらいの期間続ける?空腹時の注意点も!

画像1胃腸炎の中でも急性胃腸炎にかかると、ひどい嘔吐や吐き気の症状が現れて、下痢もあるので、なかなか食事がとれなくなりますよね。

それでなくても、胃腸炎で下痢や嘔吐の症状が現れた場合は、絶食した方が治りが良いとされていますが、具体的に何日くらいの期間続けた方が良いのか気になりますよね。

また、胃腸炎で絶食する場合、空腹時の注意点には何があるでしょうか。

そこで今回は、胃腸炎で絶食は何日くらいの期間続けるべきかといったことや、空腹時の注意点について詳しくお伝えしていきます。

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胃腸炎で絶食は何日くらいの期間続ける?

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胃腸炎の中でも、下痢や嘔吐、吐き気などのつらい症状が現れるのは急性胃腸炎とされていて、

・ウイルス性胃腸炎

・細菌性胃腸炎

の2種類があります。

そして、どちらの胃腸炎でも胃と腸が両方とも強いダメージを受けていて、食事をとっても吐いてしまったり、水分を補給しても下痢となって排出されてしまうとされています。

それから、こうした急性胃腸炎の症状は、原因となるウイルスや細菌にもよりますが、平均して2~3日の間、最も辛い症状が現れるとされていて、長くても1週間ほどで回復するとされています。

そのため、胃腸炎では無理をして食事をすることなく、絶食した方が治りが早いとされていますが、期間としてはだいたい2~3日くらいの間は絶食して良いでしょう。

また、便の具合を見ながら絶食するのが良く、水っぽい便が出ている間は、胃腸の状態がかなりひどいことの表れなので、基本的には絶食を続けても良いとされています。

胃腸炎で絶食するとき、空腹時の注意点は?

胃腸炎で絶食をするときは、食べ物はとらなくても、水分だけは必ずとるようにしましょう。

そして、胃腸炎のときには、コンビニなどでも買える「経口補水液」がオススメで、これは水分とミネラルの両方をバランス良くとることができて、体内の体液のバランスを正常な状態に保ってくれます。

また、温かいほうじ茶と梅干しなど、飲み物と塩分を組み合わせてとることもオススメで、必ず温かい飲み物にし、冷たい飲み物をとって体を冷やさないように注意しましょう。

それから、胃腸炎で絶食をすると、空腹になって胃腸が空っぽになり、胃酸が過剰分泌されて、これが原因で吐き気をもよおすことがあるので注意しましょう。

そして、胃腸炎の治療中は基本的に横になり安静にしておく方が良いのですが、寝方にもポイントがあって、体を左下にして横になると、比較的胃酸が胃腸にたまりやすくなり、胸焼けなどの症状が治まるとされています。

また、胃腸炎では胃酸の過剰分泌で寝ている間にも吐き気で起きてしまって、睡眠不足が続くと余計に体の疲労が蓄積し、なかなか治らないという悪循環に陥ることがあるのですが、寝方を工夫するだけでこれが改善されるので、やってみましょう。

ただ、寝方には個人差があって、体を右下にした方が楽になることもあるので色々と試してみると良く、間接照明の中でリラックスしながら過ごすなど、睡眠環境を工夫することもとても大切な要素の一つとなります。

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胃腸炎の回復期間には何を食べるのがオススメ?

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胃腸炎で吐き気や嘔吐、下痢の症状が治まってきたら、便の具合を見ながら少しずつ普段通りの食事をとるようにしましょう。

そして、まだ便が柔らかい状態であれば、水分量を多めにした重湯がオススメで、便の具合が回復するにつれ、水分量を少なくしていくといった工夫が必要です。

また、香辛料がたくさん入って辛い食べ物や、肉類、柑橘類、食物繊維が豊富な野菜などは消化に負担となるため、しばらくの間は避けた方が良く、こういった食べ物を取るとまた症状が悪化してしまうことがあるので注意が必要です。

それから、回復期間中はしばらくの間、水分補給もこまめに行って、脱水症状にならないように十分な注意が必要ですよ。

(関連記事:脱水症状の初期症状と対処法や爪や筋肉痛や足がつるなどの兆候!

(関連記事:胃腸炎で会社は何日休むべき?許可の有無や外出時の注意点も!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、胃腸炎で絶食は何日くらいの期間続けるべきかといったことや、空腹時の注意点について詳しくお伝えしました。

まず、急性胃腸炎ではウイルス性と細菌性の2種類があるのですが、これにかかると特に辛く、食事が食べられないくらいなのですが、早く治すためにも発症から2~3日の間は絶食すると良いのでしたね。

そして、便が水っぽい間は絶食を続けて良く、その間も水分補給だけはこまめに行って脱水症状を防ぐ必要があるとのことでした。

また、胃腸炎で絶食をすると空腹になって胃がからっぽになることにより、胃酸が過剰分泌され、それによって吐き気が起こり、睡眠を阻害されることもあるので、体を左下にして寝るなど、寝方の工夫をするなどの注意点がありました。

それから、胃腸炎では回復期の食事にも気をつけて、始めは重湯からスタートし、徐々に普段通りの食事に戻していって、無理をしないことが早く治すコツでしたね。

胃腸炎を効果的に予防するにはどうしたら?

胃腸炎にかかると激しい症状に襲われ、点滴などを行わないと脱水症状などの危険性もあるので、つらいですよね。

ただし、胃腸炎の原因となる細菌やウイルスが含まれた食材は、見た目では臭ったり色が変化しているわけではないので、分かりづらく、判断することが難しいそうです。

また、いくら手洗いなどで物理的に予防しようとしても、どうしても限界がありますよね。

なので、胃腸炎を予防するには普段から効果的な食べ物を食べて、胃腸の環境を良くしていくことが鍵なので、チェックしてみましょう!
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「胃腸炎の予防に効く食べ物!」についての記事はコチラ!?

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