胃腸炎で寝れない時の対処法や寝方のポイント!眠気がひどい時も

画像1胃腸炎には胃がきりきりといつも痛い慢性的な胃腸炎から、細菌やウイルスが原因となって急激に起こる急性胃腸炎など、様々なタイプがありますよね。

そして、原因を正確につきとめるのは難しいのですが、どの場合でも胃腸が荒れた状態なので、吐き気が止まらなかったりして寝れない時や、昼間に眠気がずっと残ってつらいことが多いですよね。

なので、胃腸炎で寝れない時の対処法や寝方のポイントについて、詳しく知っておきたいのではないでしょうか?

そこで今回は、胃腸炎で寝れない時の対処法や寝方のポイント、また、眠気がひどい時についても詳しくお伝えしていきます。

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胃腸炎で寝れないのはなぜ?眠気がひどい時も

胃が痛くなったり、下痢などの症状を起こす胃腸炎には様々な原因があるとされていて、具体的には、

・ストレス

・空腹

・便秘

・急性胃腸炎

・胃ポリープ

・胃潰瘍

など様々な症状が考えられます。

そして、それぞれの症状に差はあるものの、共通して言えるのは、これらの症状によって胃酸の分泌が過剰になり、胃と腸どちらにも合わせて炎症が起きて、胃の粘膜が傷ついた状態になっているということです。

また、タバコなどでも体の血流量が低下して、これによって胃の粘膜に張り巡らされている毛細血管が酸素欠乏になり、組織の機能低下、粘膜の抵抗力が低下するとされています。

これによって、強い酸性度の胃酸が逆流し、嘔吐が止まらなくなったり、逆流性食道炎のような症状が現れることがあります。

そして、胃がいつもムカムカしたり、食欲がなくなったりといった不快な症状が起こりやすく、夜寝ているときに胃液が喉のあたりにまで上がってきて、目が覚めてしまう方も多いのではないでしょうか?

そのため、夜の睡眠が妨害されて、いつも不眠状態が続き、昼間の眠気に悩まされる方も多いようです。

こうして、胃腸炎がもたらす生活習慣の乱れで、さらにストレスがたまったり、さらに十二指腸潰瘍や、がんを発症するリスクも高まるので、十分な注意が必要です。

胃腸炎で寝れない時の対処法や寝方のポイントは?

胃腸炎の中でもストレスなどが原因で慢性的な胃腸炎にかかっている場合は、不眠も続くことで余計にストレスがたまり、いつまでも治らないといった悪循環に陥ってしまいます。

そのため、まずは良い睡眠を取れるように、就寝時間を軸に、生活習慣を整えてみることをオススメします。

例えば、

・夕食は就寝2~3時間前までに済ませ、腹八分目を心がける。

・眠る前に、ぬるめのお湯にゆっくり浸かり、体の深部を温める。

・寝る前にパソコンやスマートフォン、テレビなどの画面を見ない。

・眠れないときは無理に寝ようとせず、アロマオイルをたいたり、ホットミルクなどで心を落ち着かせる。

といったような対処法を行ってみると、より良い睡眠を得られるようになります。

また、寝るときの姿勢は、基本的に左を下にし、「横向き」になって眠ってみてはいかがでしょうか?

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なぜかというと、胃は画像のような形をしているので、体を左下にすることで、多少の胃酸が胃にたまるので、胃がのど元まで上がってきて気持ちが悪くなるといった症状が緩和されるのです。

ただ、個人差があるので、右を下にしてみたり、交互に試して、より安心して眠れる寝方を見つけてみてはいかがでしょうか。

それから、胃腸炎には様々な原因があって、自分自身で特定することは困難のため、きちんと内科を受診して医師の診断をあおぎ、原因を理解した上で病院での適切な処置を受け、治していくことも大切です。

そして、眠気がひどい時には、病院で症状を抑える薬の服用をしてくれることもありますし、まずはできるだけ安静にして休むことが何よりの対処法と言えるのではないでしょうか。

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胃腸炎でゲップが出るのはなぜ?

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胃の痛みや吐き気に合わせてゲップが頻繁に出る場合は、食道炎や逆流性食道炎にかかっている可能性が高いです。

そして、そもそもゲップとは、胃と食道の間にある噴門というところから空気が出ることで起こると言われているのですが、逆流性食道炎になると噴門を締める筋肉が緩んでしまうことがあり、ゲップが出やすくなると言われています。

また、胃酸の逆流が起こるため、胃やみぞおちの辺りの痛みと吐き気を合わせてもよおすことが多いようです。

それから、一時的なゲップや吐き気なら問題ないのですが、常時吐き気やゲップが起こる場合は胃がんの危険性も隠されているため、すぐに病院を受診するようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、胃腸炎で寝れない時の対処法や寝方のポイント、また、眠気がひどい時についても詳しくお伝えしました。

まず、胃腸炎では胃と腸が両方とも炎症を起こしており、胃の粘膜が傷ついた状態になり、腸では食料を普段通りに消化できなくなることから、吐き気や嘔吐や、胃酸が逆流してのど元に酸っぱい臭いを感じたりするのでしたね。

そのために睡眠不足になり、眠気がひどくなることもあるので、対処法としてはより良い睡眠を得られるように就寝時間前を工夫するなどのポイントを伝えました。

特に、寝る時の姿勢は体を左下にして胃酸をためると吐き気で目覚めることが緩和されるとのことですが、病院で見てもらって症状を緩和させるための薬を処方してもらうことで対処もできるのでしたね。

また、胃腸炎が悪化し、逆流性食道炎などではゲップも出ますが、常時出るようだと胃がんの危険性もあるので、無理をせず、早めに治すようにしましょう!

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