胃腸炎で点滴の効果やかかる時間!値段についても

画像1胃腸炎の中でも、特に気をつけたいのが突発的に激しい嘔吐や下痢などの症状が現れる急性胃腸炎ですよね。

しかし、実際に急性胃腸炎になったことがない方も多いので、詳しい症状や治療方法などを知らないという方も多いのではないでしょうか?

また、急性胃腸炎で点滴治療による効果やかかる時間、値段、そして点滴の名前なども知っておきたいですよね。

そこで今回は、胃腸炎で点滴の効果やかかる時間、また、値段についても詳しくお伝えしていきます。

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胃腸炎で点滴の効果やかかる時間は?値段についても

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胃腸炎の中でも急性胃腸炎は、細菌やウイルスによって突発的に腹痛や発熱、下痢や嘔吐の症状が現れ、原因にもよりますが症状は2~3日ほど続き、回復するまでには1週間ほどかかるとされているので、つらいですよね。

そして、胃腸がダメージを受けることで食事をとれなくなったり、食べても吐いてしまったり、中には水分をとることも困難になる方が多いようです。

しかし、何も食べないと体はどんどん弱っていきますし、急性胃腸炎の中でも特に、ウイルス性胃腸炎の場合は、体からウイルスを排出しないと治らない中で、体力が落ちるとウイルスの排出もできなくなります。

そのため、胃腸炎で胃腸に強いダメージを受けて食事や水分補給が思うようにいかない場合は、病院で点滴を受けることをオススメします。

胃腸炎で点滴の効果やかかる時間は?値段についても

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胃腸炎の時に点滴を受ける場合、二つの種類と効果が考えられます。

1) 水分補給…経口補液療法(ORT)

胃腸が弱っていて口から摂取した水分を吸収できない場合、血管にダイレクトに経口補水液を注入することによって、体の中の体液のバランスを正常に戻し、脱水症を防ぎます。

2)抗生剤の点滴…点滴(ITV)

抗生剤は、口から服用するよりも、血管に直接投与した方が効果に優れており、体の中の細菌を退治し、胃腸炎からの回復をサポートする効果があります。

こうした点滴は、1時間ほど横になって投与してもらえれば十分ですが、症状がひどい場合は入院治療となるので、その場合は複数日かけて点滴をすることもあります。

また、費用は、点滴自体は3割負担で300円弱ですが、点滴の薬代や基材、針など様々な費用がかかり、初診料や診察料、処方料、薬代などを含めると合計で3,000円程度かかるのが平均的なようです。

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胃腸炎に市販薬は効果あり?食べ物の選び方も

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胃腸炎の症状には、下痢や嘔吐の他にも発熱が現れる場合があるので、薬局で下痢止めや吐き気止め、解熱剤などを購入して使用する方も多いのではないでしょうか。

ただし、こうした市販薬はあまりオススメではなく、特に下痢止めはやめておきましょう。

なぜかというと、胃腸炎の時の下痢は、ウイルスや細菌を排出しようと体が頑張っている証拠なので、下痢止めを飲むことでその働きを押さえ込んでしまうことになり、一時的に症状が緩和することはあっても、薬の服用をやめるとすぐに再発します。

そして結果的に症状が長引いたり、かえって悪化することもあるので、オススメできません。

なので、もし市販薬を使うとしたら、ビオフェルミンのような整腸剤を使い、機能不全になっている胃腸を整えるようにすることをオススメします。

そして、回復するまでの食事は、特に水っぽい便が出ている間は無理して食べなくて良く、少し便が柔らかく戻ってきたら、重湯や温かいお茶と梅干しなどをとるようにしましょう。

それから、辛い物や肉類、食物繊維が豊富な食材などは胃腸への負担が大きいのでオススメできません。

なので、体を温め、消化に良く、胃腸への負担にならない食材をとりながら、整腸剤を服用し、安静にして過ごすのが胃腸炎からの回復への近道ではないでしょうか。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、胃腸炎で点滴の効果やかかる時間、また、値段についても詳しくお伝えしました。

まず、胃腸炎ではひどい嘔吐や下痢によって食べ物や水分をまったくとれなくなるときがあるので、病院で点滴治療を行い、経口補水液や抗生剤を血管から吸収することで、脱水症状を防ぎ、ウイルスや細菌と戦う体をサポートする効果があるのでしたね。

そして、ほとんどの場合は、日帰りで1時間ほどの点滴で良く、3,000円位の費用負担で済みますが、症状がひどい場合は入院治療をすることもあるのでした。

また、下痢止めなどの市販薬は症状を悪化させたり治りを遅らせる可能性が高いのでオススメできず、代わりに整腸剤を飲んで胃腸を整えながら負担が少ない食事などをとって体を温めて回復を待ちましょう。

胃腸炎を効果的に予防するにはどうしたら?

胃腸炎にかかると激しい症状に襲われ、点滴などを行わないと脱水症状などの危険性もあるので、つらいですよね。

ただし、胃腸炎の原因となる細菌やウイルスが含まれた食材は、見た目では臭ったり色が変化しているわけではないので、分かりづらく、判断することが難しいそうです。

また、いくら手洗いなどで物理的に予防しようとしても、どうしても限界がありますよね。

なので、胃腸炎を予防するには普段から効果的な食べ物を食べて、胃腸の環境を良くしていくことが鍵なので、チェックしてみましょう!
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