胃腸炎で会社は何日休むべき?許可の有無や外出時の注意点も!

画像1胃腸炎にかかると、下痢や嘔吐が長引くことが多いのでとてもつらいですよね。

それに、感染性胃腸炎の場合は、周りの人へうつさないか心配で、会社を休むべきか、休むとしたら何日休むべきか気になるのではないでしょうか。

また、胃腸炎が治って出社を再開するときの許可の有無や外出時の注意点についても知っておきたいですよね。

そこで今回は、胃腸炎で会社は何日休むべきかといったことや、許可の有無や外出時の注意点も詳しくお伝えしていきます。

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胃腸炎で会社は何日休むべき?許可の有無は?

胃腸炎と一言で言っても、実は大きく分けて、

・急性胃腸炎

・慢性胃腸炎

・ストレス性胃腸炎

の3つがあり、このうち急性胃腸炎は細菌性胃腸炎とウイルス性胃腸炎に分かれ、どちらも感染性胃腸炎と言って、病原体のついた手などを介して人から人へとうつる危険性があります。

そして、細菌性とウイルス性の胃腸炎には、それぞれ次のような原因があり、症状にも少し違いがあるようです。

1) 細菌性胃腸炎

・感染型:腸炎ビブリオ、サルモネラ、カンピロバクター、組織侵入性大腸菌など

・毒素型:黄色ブドウ球菌、ボツリヌス菌、嘔吐型セレウス菌など

・生体内毒素型:ウエルシュ菌、毒素原性大腸菌、O-157、下痢型セレウス菌など

細菌性胃腸炎は、上記のような3つのタイプと原因が考えられ、症状は突発的な下痢と嘔吐が現れ、中には発熱したり、急激に悪化して命の危険が及ぶケースもあります。

2) ウイルス性胃腸炎

ウイルス性胃腸炎の原因ウイルスは、ノロウイルス、ロタウイルス、腸管アデノウイルスなどがあり、特に冬に流行するのがノロウイルスで、要因となる食材は牡蠣であることが多いです。

そして、ロタウイルスは春先に流行しますが、腸管アデノウイルスには季節性がないそうです。

それから、症状はまず腹痛やお腹の張りから始まって、その上で嘔吐や下痢が続き、細菌性と違って特効薬がないため、ウイルスが体から自然と排出されるのを待つしかなく、とてもつらい胃腸炎ですよね。

このように感染性胃腸炎の中でも原因や症状は異なりますが、嘔吐などの症状が続く期間は平均的に見て発症する期間は2~3日が多く、回復期は発症から1週間程度とされているので、2週間以上になることはないとされています。

胃腸炎で会社は何日休むべき?許可の有無は?

こうした平均的な症状を考えると、胃腸炎で会社を休む時は、長くて1週間休むのが良いと考えられますが、そんなに長く休むのは難しいですよね。

その場合は、2~3日ほどして下痢や嘔吐などの症状が治まったら、出社をすることはできますし、そもそも胃腸炎は会社への出社禁止対象の病気ではありません。

そのため、ほとんどの企業で出社に際して許可は必要ないと考えられますが、念のため勤め先の総務部などに確認してみると良いでしょう。

それから、胃腸炎にかかっているときは、激しい下痢や嘔吐で食事もままならず、水分が大量に失われていることから、脱水症状の危険があるので、無理をして外出せず、できるだけ家で安静にし、そうした危険がないことを確認してから出社しましょう。

そして、家で休んでいる間や、回復期には胃腸への負担にならない消化の良い食べ物を選ぶようにし、香辛料のたくさん入った辛い食べ物や、肉類や食物繊維を多く含む食材などもオススメできません。

なので、重湯や野菜スープなどを食べて、体を冷やさないように冷たい飲み物は避けながら、お茶と梅干しなどで体の中の体液バランスを保って脱水症状の予防をすることがポイントです。

また、外出する時には必ずマスクを着用し、こまめに手洗いやうがいをして、もしも公の場で嘔吐などをしてしまった場合は、乾燥する前にしっかりと拭き取り、除菌するようにしましょう。

中でも、ノロウイルスなどのウイルス性胃腸炎の場合、吐瀉物などが乾燥すると、ウイルスが空中を浮遊して、それが他の人の口に入り、感染の原因になることが多いです。

そして、ノロウイルスの場合は、発症から2週間の間は便などからウイルスが排出されることが確認されているため、特に無理をしないようにして、体が回復してからもしばらくの間は周りへの配慮を続け、自分自身も再発しないように気をつけましょう。

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胃腸炎で嘔吐なしの場合もあるの?

胃腸炎には個人差があるので、軽度の胃腸炎により下痢なしで激しい嘔吐のみを繰り返す場合や、吐き気はないが下痢がひどいという方まで様々いるそうです。

また、胃腸炎の症状には他にも、腹痛や吐き気、発熱などがあり、中には熱が出るだけの方もいるので、風邪だと勘違いしてしまい、知らないうちに感染を広げてしまったり、後から症状が悪化するケースが多々見られます。

そのため、症状が軽いからといって軽く見ずに、周りで胃腸炎が流行っているようなら十分に注意しましょう。

そして、体に異変を感じることがあれば、できるだけ早く対処できるようにしておきましょう。

また、慢性胃腸炎といって、慢性的にお腹が張り、おならが出たり、胃の内圧によってげっぷが止まらなくなるなどの症状に悩まされる方がいます。

この場合は、胃を促進させる薬などの服用で治るので、我慢せずに早めに病院へ行って医師に相談すると良く、腸内環境の悪化は他の様々な病気の原因にもなるので、きちんと治すことをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、胃腸炎で会社は何日休むべきかといったことや、許可の有無や外出時の注意点も詳しくお伝えしました。

まず、胃腸炎では平均的に言えば嘔吐や下痢といった代表的な症状は2~3日程度で治ることが多く、1週間ほどで回復するのでした。

そのため、会社は1週間休むと安全ですが、短くても2~3日休むと良く、特に出社に関する許可などは必要ないのですが、念のため勤め先に確認すると良いのでしたね。

そして、外出時にはマスクを着用し、手洗いやうがい、また、嘔吐物の処理などもしっかり行って、消化に良い食べ物を食べて、脱水症状に気をつけながら無理をせず体の回復を待つのでした。

胃腸炎には様々なタイプがあり、中には嘔吐などがない軽度のものや、慢性的なものもあるので、我慢せず異変を感じたら早めに病院へ行って対処しましょうね!
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