溶連菌の感染源と消毒の仕方や注意点!アルコールは有効?

1溶連菌は非常に感染力が高く、子どもだけでなく大人でも感染しますし、1度だけでなく何度も感染すると言われていますが、感染源や感染経路を知ることで早めに対処したいですよね。

また、溶連菌に感染しないように消毒するには、市販されている消毒用アルコールなどを使えば効果があるのか、それとも特別な消毒薬が必要なのかも気になります。

そこで今回は、溶連菌の感染源と消毒の仕方や注意点、アルコールが有効なのかについてをご紹介いたします。

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溶連菌の感染源と感染経路はコチラ!?

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溶連菌の感染源で一番多いのは、既に感染している人の咳やくしゃみによる「飛沫感染」で、つばやよだれにも菌が含まれますので、特に子どもが保育園や幼稚園で感染しやすいようです。

また、溶連菌は食品に付着して増殖することもあるそうで、感染者のくしゃみなどが何かの拍子に食品に入ってしまい、それを一緒に食べてしまうと感染することもあるようです。

さらに、溶連菌が原因でとびひなどの皮膚症状が悪化した場合は、その患部に触れることから接触感染する危険もありますので、注意が必要なのだとか。

しかし、溶連菌自体は特別めずらしい菌ではなく、症状が発症していなくても身体に保菌している人は多く、大人の場合は抗体が出来ている場合も多いそうです。

ただ、免疫力が低下していなければ特に症状が出ない場合が多いので、大人よりも、まだ身体が未発達で免疫の無い子どもの方が症状が出やすいようです。

溶連菌に感染しやすいタイミングはコチラ!?

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溶連菌に感染すると38度程度の高熱が出る場合が多く、その際には病院で抗生物質が処方され、3日程度で治まると言われています。

実は、この発熱しているタイミングが一番感染力が強いので、看病する家族は感染しないように注意が必要です。

そして、溶連菌には予防接種はないため、感染を防ぐには「マスクの着用」や「手洗いうがい」、「食器やタオルを共有しない」「消毒をする」などの方法があります。

そして何より、自分自身の免疫力を上げておくことが感染を防ぐ大切なポイントですので、規則正しい生活と食事、そして十分な睡眠をとるようにしましょう。

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溶連菌の消毒の仕方や注意点!アルコールは有効?

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溶連菌は、様々な消毒薬に対して抵抗性の弱い細菌で、消毒用アルコールを使うことで十分に除菌できるようです。

また、アルコールの他にも次亜塩素酸ナトリウム、ポビドンヨード、逆性石けん液(ベンザルコニウム塩化物液)など、市販されている消毒剤のほとんどが有効なのだとか。

まず、小さなお子さんがいる場合には、おもちゃなど口に入れそうなものを消毒し、感染を防ぐようにしましょう。

また、大人から子どもに感染する場合もありますので、ドアノブや手すり、リモコンなど、家族の手がよく触れるところは重点的に消毒すると良いようです。

そして、溶連菌を消毒する際の注意点ですが、濡れているものにそのまま使うと薄まってしまい効果は半減しますので、十分に乾かしてから使用するようにしてください。

また、手など身体の消毒にアルコールを使う場合は、医薬品もしくは医薬部外品のアルコール剤を選ぶようにして、それ以外のアルコールは使わないようにしましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、溶連菌の感染源と消毒の仕方や注意点、アルコールが有効なのかについてをご紹介いたしました。

溶連菌は、とても感染力の強い菌ですし予防接種も無いため、感染を完全に防ぐことは難しいと言えます。

ただ、消毒薬に対して抵抗性が弱い菌なので消毒用アルコール等を使うことで対策もできますし、大人の場合は免疫力が低下していない限りは症状が出にくいようです。

そのため、日頃の健康管理をきちんとして、流行時期にはアルコール等で身のまわりを消毒をすることで、溶連菌の感染と拡大を防ぎたいですね。

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