RSウイルスで治療の仕方や完治までの期間!後遺症に要注意!

画像1RSウイルスは、乳幼児が冬から春にかけての寒い時期に感染しやすいウイルスで、風邪に似た症状が出るのですが、30%位の確率で重症化するそうです。

そして、後遺症が残ることもあり注意が必要なので、RSウイルスに感染した時の治療方法や治療薬、また、治るまでの期間はどれくらいかといったことが気になるのではないでしょうか?

また、RSウイルスでは具体的にどのような状態になったら完治したと言えるのかも、気になりますよね。

そこで今回は、RSウイルスで治療の仕方や完治までの期間、また、後遺症について詳しくお伝えしていきます。

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RSウイルス感染症の治療方法や完治までの期間は?

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RSウイルスとは、英語名でRespiratory syncytial virusと言って、発症すると呼吸器系に疾患を引き起こすウイルスです。

そして、RSウイルスの感染力は非常に強く、生後1歳までに半数以上がかかり、2歳までにほぼ100%の乳児が感染します。

それから、赤ちゃんは免疫力が弱いため、様々なウイルスに感染しやすいのですが、その中でも最も感染するのがRSウイルスのため、赤ちゃんの代表的な病気として知られていますよね。

また、RSウイルスは1度感染しても免疫が十分にできず、繰り返し感染するのですが、再感染を繰り返すうちにだんだん免疫ができていき、症状が軽くなっていくとされています。

そして、症状としては、始めに鼻水から始まり、38~39℃くらいの発熱と咳が続いて、さらに30%位の乳児が気管支炎や細気管支炎にかかって、ぜいぜいしたり、ヒューヒューという症状が現れて、呼吸困難に陥ってしまうとされています。

RSウイルス感染症の治療法は?治療薬も!

Hispanic boy in Intensive Care Unit bed

RSウイルスには根本から効く特効薬がまだないため、対症療法を行うことになります。

そして、病院へ行くとRSウイルスの検査キットで検査を行い、RSウイルスへの感染が確認された場合は、次のように薬を飲んだり、注射をして対処していきます。

・咳、喘鳴(ぜんめい)

RSウイルスでは、単なる咳だけでなく、喘鳴といって、呼吸するときにぜいぜいしたり、ヒューヒュー音が出る症状が現れるので、痰の切れを良くする薬や、気管支を広げる薬などが処方されます。

・鼻水

アレルギーを抑える薬が処方されます。

・発熱

アセトアミノフェンなどの解熱薬を処方されます。

その他、体力が低下している場合は体力の回復を促進する薬や、食事がまったく取れなくなっている場合は一時的に点滴で体液のバランスを整えるなどの対処法をとることもあるようです。

また、脱水症にかかり水分を摂れなかったり、激しい呼吸困難に陥っている場合は入院治療が必要になり、特に1歳未満の赤ちゃんに多いようです。

そして、呼吸困難が悪化すると、人工呼吸器が必要になり、無呼吸発作による突然死を防ぐために常時経過を観察し、対処していくので大変ですよね。

RSウイルスの完治までの期間は?

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RSウイルスでは、前述の通り対症療法をとるのですが、たいていの場合は3日ほどで熱が下がり、咳や鼻水もおさまっていく一方で、30%の確率で細気管支炎を発症すると、もう一度病院を受診して、気管支を広げる薬などを処方します。

このように、症状が重なっていくケースに対しひとつずつ対症療法を行うと、だいたい7日ほどで症状が治まりますが、治った後も21日間は周りの子供へうつしたり、再感染を引き起こす可能性があります。

そのため、感染してから約1か月は無理をして外出をさせず、自宅で安静にしながら子供の様子をよく観察し、少しでも異変を感じたら医師を頼ると良いでしょう。

RSウイルスによる後遺症って?

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RSウイルスでは、完治したとしても、その後数年間くらいの間は、ちょっとした風邪をひいただけで激しく咳き込む後遺症が残ってしまうことが多いようです。

また、風邪を引いていないのに咳が止まらないなどの症状が現れることもあり、喘息になる子供もいます。

そして、こうしたRSウイルスによる後遺症が残りやすい子供は、

・生後3ヶ月未満の赤ちゃん

・早く産まれた低出生児

・心肺に特定の疾患がある乳児

などだそうなので、特に注意が必要です。

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RSウイルスの感染経路は?感染期間も!

coughing woman

RSウイルスは、

・飛沫感染

・接触感染

の2つが感染経路として知られています。

なので、感染者の咳やくしゃみや、会話中に飛び散る唾液を吸い込むことで飛沫感染することが最も多く、ウイルスが鼻やのどの粘膜に付着することで感染するそうです。

それから、意外にも多いのが大人から赤ちゃんへのキスで、前述の通りRSウイルスは大人になるまで何度も再感染するのですが、免疫がついて症状が重くない大人が、気づかぬうちにRSウイルスに感染した状態で赤ちゃんにキスをし、うつしてしまいます。

そのため、少しでも調子が悪かったら、むやみに赤ちゃんにキスをしないようにしましょうね。

それから、ウイルスが付着したおもちゃやテーブルなどを触って、その手をつかって鼻を触ったり、食べ物を食べて喉にウイルスが付着すると感染します。

そのため、キスの時と同じで、感染した大人が使っているスプーンなどで子供に食べさせることでウイルスに感染してしまうので、十分な注意が必要です。

そして、RSウイルスの潜伏期間は2~8日間で、症状が現れる前もうつすことがありますし、完治した後も3週間ほどは感染力が残るので、感染の前後1ヶ月は感染期間と言えるそうです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、RSウイルスで治療の仕方や完治までの期間、また、後遺症について詳しくお伝えしました。

まず、RSウイルスの場合は特効薬がないため、対症療法として咳には気管支を広げる薬や、発熱にはアセトアミノフェンなどの解熱薬を使い、脱水症など重症化した場合は入院治療も行うことがあるのでしたね。

そして、だいたい7日間ほどで症状は和らぎますが、感染力がなくなる3週間後くらいまでは再感染を繰り返すことがあり完治したとは言えないので、少なくとも1ヶ月は注意が必要とのことでした。

また、乳児や低出生児、心肺に疾患がある子供は特に重症化しやすく、喘息などの後遺症が残ることがあるのでしたね。

なので、感染経路には十分注意して、無意識にキスをして大人から赤ちゃんにウイルスをうつしてしまわないようにし、赤ちゃんをよく見守ってあげるようにしましょう!

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