虫刺されが増える理由と対処法!注意点や原因についても!

画像1気温や湿度が上がる梅雨から夏の時期にかけては虫刺されにあうことが多く、毎日のように体が痒かったり痛かったりして悩んでいる方も多いのではないでしょうか。

また、虫に刺されてない部分でも、気づいたら発疹が増えることがあるので、困ってしまいますよね。

そして、こうした虫刺されが増える時はどのように対処し、注意したら良いのか、知っておきたいのではないでしょうか。

そこで今回は、虫刺されが増える理由と対処法や、注意点や原因についても詳しくお伝えしていきます。

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虫刺されが増える理由は何?

虫刺されというと、蚊による虫刺されで、夜中にプーンと嫌な音を立てて所かまわず刺してきて、すぐに皮膚が痒くなる、といったイメージを持っている方が多いのではないでしょうか?

ただ、虫刺されには、蚊以外に、

・ダニ

・ブヨ

・ノミ

・アブ

・毛虫

・ハチ

など様々な虫による症状があります。

そして、原因となる虫によっては、症状の現れ方やその重度や、対処法のポイントなどが異なるので、注意が必要です。

また、虫刺されというのは、虫が刺したり咬んできた時に皮膚に注入してくる毒成分や唾液腺成分に対して、体がアレルギー反応を起こして痒みや痛みが生じるとされています。

そして、アレルギー反応には2種類あり、虫に刺されてすぐに痒みなどが生じる「即時型アレルギー」と、虫に刺された後、数時間から半日以上経って症状が現れる「遅延型アレルギー」があり、その中でも全く痒みが生じない場合もあります。

それから、即時型アレルギーの場合は比較的早く対処し、痒みを抑えることが可能ですが、遅延型アレルギーや痒みを生じない場合は、対応が遅れてしまい、気づいた時には皮膚が大きく腫れていたりします。

そのため、ひどい痒みを我慢することができず、手でかいてしまって炎症部位をかき壊し、毒を含んだ内容液が流れ出して、体の他の部位に付着し、刺されていない部位にも発疹が現れることがあります。

こうして、虫刺されが増える原因となるので、適切に対処をする必要があります。

虫刺されが増える時の対処法や注意点はコチラ!

虫刺されが増える時には、それ以上増えないように対処することが必要で、症状の進行具合で薬を選んだ方が良いので、注意しましょう。

・虫刺されによる水ぶくれが破れていない場合

虫刺されの症状に比較的早く気づき、水ぶくれがまだ破れていないのであれば、痒みによく効く「ムヒアルファEX」などを塗り、絆創膏を貼って手でかき壊さないように予防しましょう。

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ちなみに、虫刺されの直後は、まだ皮膚に毒成分が注入されたばかりなので、冷やすよりも温めた方が良く、43℃以上の熱を加えることで、毒成分を分解させて痒みを抑えることができます。

また、虫刺されからしばらく経っている場合は、既に毒がまわって症状が進行し、皮膚が腫れていることが多いので、氷水や冷えピタなどを当てて冷やすと、痒みや腫れを抑えることができます。

このように、タイミングを見て冷やすか温めるか選んで実行し、痒みや腫れを抑えてから、清潔にした患部に薬を塗るとより効果的です。

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(関連記事:ムヒアルファEXのステロイドの強さや副作用と効く虫!ブヨには?

・虫刺されによる水ぶくれが破れ、既にあちこちにとびひしている

虫刺されで注入された毒成分を含んだ水ぶくれは、表面が薄くとても破けやすいのが特徴で、手でかくとすぐにかき壊されてしまいます。

そしてこの時、手の常在菌が皮膚に紛れ込んでしまい、虫刺されの炎症部位が化膿して、化膿した液体に触れた手で体の他の部位を触ると、炎症が広がってとびひ状態になってしまいます。

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したがって、この場合は、化膿止めにも効くベトネべートがオススメで、皮膚科でよく処方されるリンデロンと類似の成分が配合されているこの薬は、抗炎症作用と殺菌作用に優れています。

そのため、患部を清潔にしてからベトネべートを塗った上で、ガーゼを被せ、テープで固定することで、とびひの悪化を防ぐことができるのでオススメです。

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このようにして、虫刺されが増えている場合でも症状別にきちんと対処すれば、数日で緩和されていきますが、子供の場合や、アレルギー反応が強い方は、とびひの悪化がひどく、体中がただれた状態になることもあります。

なので、その場合は、個人での治療は難しいため、皮膚科を受診して、医師に処置してもらうようにすることをオススメします。

また、オススメした薬はいずれもステロイド軟膏薬で、長期間の使用は副作用が生じることが多いため、1週間以上の継続した使用は控えた方が良いでしょう。

そのため、症状は少しずつ治っていても、1週間経って完治することができない場合は、皮膚科で医師に相談し、薬を切り替えるなどすると安全です。

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とびひはうつるの?

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虫刺されによる炎症の悪化で、傷跡が化膿し、内容液が出ていると、それによる接触でとびひが他の人にうつることはあります。

そのため、家庭内でも治療をする大人が、子供の患部に直接指で触れると、それが原因でうつってしまうため、綿棒などを使って間接的に治療を行うと安全です。

また、保育園や学校などでも、子供同士は接触して遊ぶことが多いため、炎症がひどい場合は必ずガーゼで保護し、症状によっては、園や学校と相談して、一定期間登園や登校を控えた方が良い場合もあります。

なので、単なる虫刺されと軽く見ることなく、痒みが生じたらできるだけ早く対処し、どうしても炎症が広がってしまうようであれば、無理に学校や保育園に行くことはやめて治療に専念することをオススメします。

それから、日頃から手の爪は短く丸く切り揃え、手洗いを徹底することで、とびひを予防することができるので、習慣づけるようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、虫刺されが増える理由と対処法や、注意点や原因についても詳しくお伝えしました。

まず、虫刺されが増える理由は、遅延して現れたアレルギーなどの場合に、我慢できずに手でかき壊してしまうことで、毒成分が体の他の部位に付着し、刺されてない部位にも虫刺されが増えてしまうのでしたね。

そのため、水ぶくれ状態であれば早めに温めて毒を分解し、かゆみ止めの軟膏を塗って絆創膏を貼ると良く、時間が経っていれば冷やして腫れを抑え、化膿している時にはベトネべートを塗ってガーゼとテープで保護すると良いのでしたね。

また、とびひしている場合は、他の人へうつす危険性もあるので、無理して外出することなく治療に専念し、治療する側も直接手で触れずに、綿棒で間接的に行うと、家庭内感染も予防できるのでした。

日頃から手の爪も切り揃え清潔にすることで、辛い虫刺されを増やさないように衛生習慣も身につけましょうね!

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