赤ちゃんで水いぼが顔などにできる原因と治療法!薬についても!

画像1水いぼは、3歳以上の学童期の子供がかかりやすい皮膚の感染症ですが、稀に赤ちゃんにも感染することがあるそうです。

そして、赤ちゃんの水いぼは顔などにできることが多いので、その原因は何なのか、気になるのではないでしょうか?

また、赤ちゃんの水いぼが顔などにできた時の治療法や薬についても知っておきたいですよね。

そこで今回は、赤ちゃんで水いぼが顔などにできる原因と治療法や、薬についても詳しくお伝えしていきます。

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赤ちゃんで水いぼが顔などにできるのはなぜ?

水いぼは「伝染性軟属腫ウイルス」という水いぼウイルスが原因で起こる皮膚の感染症です。

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そして、直径5mm以下の表面がツルツルとした水疱性の発疹が体のあちこちに現れ、かゆみや痛みを伴うことはほとんどないのですが、小さな子供に限っては、かゆみが出やすいとされています。

それから、感染症というのは、免疫力が低く肌のバリア機能が弱い場合にかかりやすいので、赤ちゃんにも水いぼがうつることがあるのですね。

ただ、赤ちゃんの水いぼはかゆみを伴うことが多いので、先に首筋やお腹などにできた水いぼを手でかいてしまい、その手で顔に無意識に触れて、顔に水いぼが広がることが多いとされています。

また、家庭内で学童期の兄弟がいると、その子供の患部を拭いたタオルを共用し、赤ちゃんの顔を拭くことでうつることもあるそうです。

そして、こうした水いぼは、皮膚科を受診すると、半年から1年ほど待てば自然治癒するので、特に治療する必要がないと言われることが多いのですが、かなり長期間ですよね。

それに、赤ちゃんはかゆみや痛みを我慢できず、手でかき壊してとびひになりかねないので、自然治癒ばかりが良い対処法とは言い切れないのです。

赤ちゃんの水いぼへの治療法やオススメの薬はコチラ!

赤ちゃんの水いぼは、かゆみを伴うので抗ヒスタミン系のステロイド薬を使う方がいるようですが、この治療法はオススメできません。

なぜかというと、ステロイドは肌の免疫力を低下させる効果があり、一時的には良くなったように見えても、使用をやめるととたんに症状が再発することがあるからです。

そして、水いぼのウイルスがいつまでも体の中に残って、症状をひきずることになり、ステロイドの使いすぎは赤ちゃんの肌へも良くなく、副作用の心配があります。

また、皮膚科を受診すると、水いぼをピンセットで取り除く治療もしてくれますが、ひどい痛みを伴って赤ちゃんへの負担が大きいので、これもやめておいた方が良いでしょう。

そこでオススメしたいのが、イソジンを用いた治療法です。

ただ、イソジンといっても、うがい薬ではなく、イソジンきず薬(明治きず薬)と、イソジン軟膏(明治きず軟膏)の2種類を使用します。

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そして、治療法はとても簡単で、清潔にした患部に、綿棒などにとったイソジンきず薬をちょん、ちょんとつけてから、イソジン軟膏で覆うようにして塗ります。

それから、手でかかないようにガーゼなどをかぶせ、テープで固定すると良いでしょう。

ちなみに、ガーゼではなくて絆創膏でも良いですが、絆創膏は適宜取り替えないと、かえって中で細菌が増えてしまうことがあるので、最低でも1日に1度は取り替えましょう。

こうして対処を行うと、効果がある方では早くて3~4日で治るそうですが、全く効かない場合もあるようなので、まずは試してみることをオススメします。

また、痒くて我慢できずに手でかいた時に、手から細菌が入ることがないように、手の爪は短く切り揃えて清潔に保つようにしましょうね。

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家庭内感染の予防法は?

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赤ちゃんへの水いぼの伝染は、家庭内に学童期の兄弟がいる場合、その子からうつされるケースがほとんどだそうです。

そして、水いぼのウイルスの感染経路は「接触感染」といって、患部に直接触れるか、ウイルスが付着したタオルの共用などでうつるとされています。

そのため、お風呂に一緒に入っても、水を介してうつることはないので、兄弟で一緒に入浴しても問題はないですが、裸になって一緒にお風呂に入ると、患部への接触の可能性があるので、できるだけ控えた方が良いでしょう。

そして、タオルは別々のものを使用し、赤ちゃんへ水いぼがうつらないように十分配慮してあげましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、赤ちゃんで水いぼが顔などにできる原因と治療法や、薬についても詳しくお伝えしました。

まず、赤ちゃんで水いぼが顔などにできる原因は、かゆみを我慢できずに手でかいてしまい、その手で顔に触れて水いぼができたり、兄弟で感染した子がいると、その子供のウイルスが付着したタオルを共用して顔を拭くことでうつるのでしたね。

そのため、治療法としては、自然治癒やピンセットでの除去といった、感染した赤ちゃんへの負担が大きい方法よりも、イソジンきず薬などを使った自宅で簡単にできる方法をお伝えし、効果があるようなら3~4日で治るのでした。

また、家庭内感染が最も多いので、学童期の子供がいる家庭は特に、水いぼの接触感染に気をつけて、手を清潔にし、予防につとめることで赤ちゃんに水いぼがうつらないようにしましょうね!

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