水いぼで化膿した時や痛い時の対処法や薬!かさぶたの時も!

1子どもにできやすい「水いぼ」は、そこまで痛みやかゆみを伴わないため自然に治るのを待つ人も多いようですが、放っておくと危険なこともあるようです。

それは、水いぼが化膿してしまった時や、強い痛みが出てきた時で、そうなると薬などを使って適切な治療をしてあげる必要があります。

また、水いぼの部分がかさぶたになる人とならない人がいるらしく、その違いに何か理由があるのかも気になりますよね。

そこで今回は、水いぼで化膿した時や痛い時の対処法や薬について、また、かさぶたの時についてご紹介いたします。

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水いぼが化膿した時の対処法や薬はコチラ!?

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通常の水いぼは白っぽい色をしていますが、化膿してしまうと薄い黄色みを帯びてきて、その周りが赤く腫れることがあり、痛みが出る場合もあるのだとか。

水いぼが化膿してしまう原因は大きく分けて2種類あり、1つ目はかゆみによって掻き壊してしまい細菌が入ってしまう場合で、2つ目は治療後に細菌が入ってしまう場合です。

まず、水いぼを特に治療せずに放っておくと、まれにかゆみが出てくることがあり、特に小さなお子さんは我慢できずに掻きむしってしまいますよね。

すると、そこから細菌が入りこみ、元々の水いぼ自体は化膿し、さらに中から水分が出てしまって周りに広がってしまいます。

そんな時は、できれば病院で診てもらうことをおすすめしますが、市販薬で応急処置をするのであれば、抗菌薬のうがい薬や塗り薬を使うことです。

まず、「イソジン」などのうがい薬を綿棒に浸し、水いぼに塗って殺菌した後、やけどやニキビにも使われる「ドルマイシン軟膏」を使うと、殺菌と新たな感染も防いでくれる作用があるそうですよ。

次に病院での治療後に化膿してしまった場合ですが、この場合も患部から細菌が入ってしまった可能性が高いようです。

ただ、病院で治療をした後に抗生物質や塗り薬を併せて処方される場合が多いと思いますので、それをきちんと使うようにすれば問題ありません。

しかし、もしそのような薬が処方されていない場合は、再度病院に行き、化膿している状態を診てもらってくださいね。

水いぼが痛い時はある!?治療は痛い?

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水いぼの正式名称は「伝染性軟属腫」と言われる伝染性の皮膚病で、子どもはよくプールで感染すると言われています。

ただ、初期の水いぼは、痛みやかゆみが少ないと言われているので、でき始めた段階から激しい痛みがある場合は、別の皮膚病の可能性を疑ってみてください。

ちなみに、水いぼは、白っぽい小さなできものが身体にぽつぽつと現れますが、潰れて中の水分が出てくると、他の箇所に広がってしまいます。

そのため、他の箇所に水いぼが広がる前に皮膚科に行き、ピンセットで水いぼを芯から取る治療法があるのですが、これがとても痛みを伴うようです。

ただ、この痛みを軽減する「麻酔テープ」があるそうで、まず初診で麻酔テープを貼ってもらい、2時間後くらいに再度病院に行き、水いぼ除去をすると痛みが軽減されるのだとか。

また、液体窒素を使った治療法もありますが、こちらも痛みが強いことや跡が残る場合があること、完治に1か月程度かかることが多いので、あまり小さなお子さんには薦めていないようです。

これらの治療をせずに、自然治癒を待って治すこともできますが、治る期間には個人差があり半年から1年程度の間、水いぼが出続けた人もいると言います。

そうなると、何かの拍子に潰してしまって広がったりする可能性が高いので、できれば早い段階で治療をしてあげることをおすすめします。

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水いぼがかさぶたになっている時の注意点や対処法はコチラ!?

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個人差はありますが、10日程度経過してくると水いぼが乾燥してかさぶたができることがありますが、これはもうすぐ完治する証拠のようです。

人によっては、かさぶたができずに自然に薄くなって消えていく場合もあるようですが、特に大きな理由や原因はないようですので、心配しなくても大丈夫なのだとか。

ただ、かさぶたがまだ薄い段階で、無理にべりっと剥がしてしまうと、まだ中に水分が残っていて、そこからまた水いぼが広がる場合があるようです。

また、治療方針で塗り薬を塗った後にガーゼで覆う場合もあるようですが、そうなるとかさぶたが一緒に剥がれてしまうので、ガーゼはあまりおすすめしない医師もいるようですよ。

そして、特に小さなお子さんはかさぶたが気になって、掻いたり剥がしたりしようとすると思いますので、注意深く様子を見てあげてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、水いぼで化膿した時や痛い時の対処法や薬について、また、かさぶたの時についてご紹介いたしました。

初期段階の水いぼでは化膿したり激しい痛みは少ないようですが、放っておくと悪化してしまう場合もあるので、早めに治療することをおすすめします。

また、水いぼの治療は痛いのが当たり前といった印象でしたが、麻酔テープが登場したことで、その痛みはかなり軽減されているのだとか。

水いぼがかさぶたになって、すっきり治まってくれるまで、根気強く治療していきましょうね。

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