溶連菌で耳が痛い時やむくみがある時は要注意!併発する病とは?

画像2溶連菌は、誰もが持っている可能性のある菌なのですが、そこから引き起こされる感染症も、誰もが発症する可能性のあるものです。

そんな溶連菌ですが、この溶連菌の感染症で耳が痛かったり、むくみがある時はなんだか普段と違う症状で不安になりますよね。

実はこの溶連菌で耳が痛い時やむくみがある時は要注意なのですが、どのような病気を併発している可能性があるのでしょうか。

そこで今回は、溶連菌で耳が痛い時やむくみがある時の注意点や、併発する病気について紹介いたします。

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溶連菌で耳が痛い時についてはコチラ!?併発する病気についても!

溶連菌は最初にかかったときにしっかりと完治させておかないと再発する危険もあり、さらに周りの人にもうつってしまうため厄介な病気です。

そして、この溶連菌の潜伏機関は2~5日ですが、実際は1~3週間も喉に居座り続けることもあり、長引くと腎炎やリウマチ熱など様々な病気を併発してしまうこともあり、注意が必要です。

そこで、以下でこの溶連菌感染症と併発する疾患を紹介します。

・ 咽頭炎

咽頭に炎症がおこり、赤く腫れる症状。

・ 扁桃炎

38度以上の熱、咽頭の痛み、倦怠感などが起こる症状。

・ 猩紅熱(しょうこうねつ)

寒気を感じた後に38~39度の高熱が出る症状で、その後、赤い発疹が全身に広がることがある症状。

・ 中耳炎

耳の痛みと発熱を伴い、進行すると耳垂れが起こる場合もあります。

・ 副鼻腔炎

副鼻腔に膿が溜まって粘膜が腫れ上がる症状。

と、このように様々な症状を併発する可能性があるのですが、溶連菌で耳が痛い時というのは中耳炎や副鼻腔炎である可能性が高いということになります。

よって、これらを長引かせないためにも、もしも体に異常を感じた時は、無理せず医療機関を受診するようにしましょうね。

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溶連菌でむくみがある時についてはコチラ!?

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溶連菌でむくみがあるという時は、急性糸球体腎炎である可能性が高いので、注意が必要ですが、この急性糸球体腎炎は、感染症が原因で糸球体に炎症を起こした状態なので、感染症が治療されると腎炎も治ると言われています。

また、これは溶連菌の初感染を起こす4歳~12歳の小児に多い疾患で、その症状は目で見てわかるほどに顔面の、特にまぶたがむくんでしまうそうです。

ただ、この急性糸球体腎炎というものは、自然に回復する疾患でもあるのでそんなに心配は要りませんが、治療は症状の軽減と合併症の予防や腎臓の保護が基本ということで、1日の水分量を尿量プラス800ml程度に抑え、摂取量より排泄量が多くなるようバランスをとって改善することが大切です。

さらに、もしも不安な場合は小児科や内科を受診して医師からの適切な指示をもらい、その元に治療に努めるようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

まず、溶連菌感染症と併発する疾患はリウマチ熱や咽頭炎など様々あり、その症状もそれぞれ異なるということで注意が必要でしたね。

そして、溶連菌で耳が痛い時というのは、溶連菌感染症により中耳炎や副鼻腔炎が引き起こされてしまっている可能性が高いということでした。

一方、溶連菌でむくみがある時は急性糸球体腎炎である可能性が高く、その症状は顔面のむくみ、特にまぶたがむくんでしまうのですが、感染症さえ治れば基本的には自然に回復していくということでしたね。

最後に、溶連菌は長引かせると様々な病気を併発してしまうため、もしもかかってしまった時は速やかに治すようにしましょう。

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