水いぼは夏に小さな子供が感染しやすいウイルス性の皮膚の病気で、人によって症状の現れ方が異なり、すべてが自然治癒で治るとは限らないそうです。

そして、水いぼが大きい時や、どんどん増える時には特に注意が必要なので、正しい対処法を知っておきたいですよね。

また、水いぼは肌を露出する時期にできるので、早く治す方法も気になるのではないでしょうか？

そこで今回は、水いぼが大きい時や増える時の対処法と注意点や、早く治す方法について詳しくお伝えしていきます。

水いぼが大きい時や増える時の対処法と注意点！

水いぼは3歳から15歳までの子供によく見られる皮膚の感染症で、感染力はそれほど強くないのですが、皮膚の接触などによってうつります。

そのため、幼稚園や保育園や、小学校の低学年などの集団行動をすることが多い子供は水いぼにかかる可能性が高く、感染者の80%が10歳以下の子供なんだそうです。

そして、水いぼは痛みやかゆみを伴うことはほとんどないのですが、治りかけの頃になるとかゆみや赤みが生じることが多いそうです。

そのため、小さな子供は我慢できずにかいてしまい、そこから細菌が入り込んで水いぼがあちこちに増え、とびひ状態になってしまいます。

さらに、通常は直径3～5mm程度のサイズの水いぼができることが多いのですが、それ以上の大きいサイズのものができる場合は、自然治癒は難しいので、どのように対処したら良いのでしょうか？

水いぼが大きい時や増える時の対処法は？早く治す方法も！

水いぼの治療法には次の5つの方法があります。

1、 皮膚科でピンセットで摘み取る

2、 レーザーで焼く

3、 漢方薬を飲む

4、 イソジン軟膏などで民間療法を行う

5、 自然治癒を待つ

そして、このうち3～5の治療方法は比較的時間がかかるため、早く治したい場合は1～2の方法を選び、皮膚科で医師に処置してもらう方が良いでしょう。

また、1の手法でピンセットで摘み取る場合も、皮膚科では次のような条件を設けている場合が多いそうです。

・数がおおむね10個以下の場合

・スイミングスクールに通いたいなど、本人や家族が強く望む場合

これには、ピンセットでの治療は痛みを伴うので、リドカインという麻酔薬を含んだテープやクリームを水いぼに貼ったり、塗ったりして痛みを抑制してから除去するのですが、痛みに対し敏感な子供の場合は耐えられない場合があるようです。

そして、全身に数百個の水いぼがある場合は、治療回数も10回以上必要になることが多く、子供が痛みのため治療を受けつけられなくなってしまうケースがあります。

そのため、水いぼが大きく、数も異常に多い場合は、2のレーザーで焼く治療という選択もあります。

そして、レーザー治療は局所麻酔を行い、いぼ部分を根こそぎレーザーで切除する手法で、皮膚表面にぽこっと大きく隆起しているときに適した手法だそうです。

それから、1回の施術は10分程度で済み、治療後は1～2週間はテープで固定し、その後は色素沈着を防ぐため美白剤を使用します。

つまり、皮膚科の美容形成の施術の一種になり、レーザー治療は1個につき10,000円もするので、高額の治療方法になりますね。

なので、基本的には水いぼができた場合は自宅でできる治療を行いながら自然治癒を待ち、大きくなる前に気になる部分のみ、ピンセットで取る手法を取ると良いでしょう。

また、そもそも水いぼをかいてしまって炎症を増やさないように、とびひになる前に治療を行うことが大切で、イソジンを塗るなど気軽な方法から始め、しっかりガーゼやバンドエードで保護することで子供がかかないようにしましょう。

そして、それでもかゆみが我慢できないほどであれば、皮膚科で相談すると飲み薬のかゆみ止めなども処方してもらえるので、オススメですよ。

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水いぼで自宅でできる対処法のオススメは？飲み薬も

時間はかかりますが、水いぼは次のような自宅でもできる対処法で治療することもできるようです。

1） 水いぼにイソジンをつける

お風呂に入り、皮膚を清潔にした状態で、患部に対し綿棒にイソジンきず薬（明治きず薬）を含ませ、ちょん、ちょんとつけてから、イソジン軟膏薬（明治きず軟膏）を傷口を覆うように塗ります。

そして、ガーゼをかぶせてテープで固定するか、絆創膏を貼ると、早ければ1週間以内に治るケースもあるようです。

ちなみに、イソジン軟膏の代わりに紫雲膏もオススメできます。

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2） ヨクイニンを飲む

ヨクイニンは、はと麦の皮をむいた種子から作られる漢方薬で、顆粒と錠剤があり、肌荒れやニキビなどの肌トラブルとしても効果的です。

そして、水いぼの場合は皮膚科で相談すると保険適用内で処方してもらうことができ、薬局でも購入することができます。

ただし、漢方薬のため、即効性は薄く、だいたい3ヶ月～半年くらいかかる方が多いようです。

まとめ

いかがでしたでしょうか？

今回は、水いぼが大きい時や増える時の対処法と注意点や、早く治す方法について詳しくお伝えしました。

まず、水いぼのほとんどは自然治癒するのですが、水いぼが大きいものや、全身に増えている場合は難しいとのことでした。

そのため、水いぼの基本の治療法のうち、量が少なければ、皮膚科でピンセットで摘み取る手法がありますが、数が多いと治療回数も増えて子供への負担が大きく難しいのでしたね。

また、レーザー治療は、大きいものや量が多くても根こそぎ治療ができますが、費用が高額のためオススメできないのでした。

なので、水いぼは、まずはイソジンなどで対応して絆創膏などを貼ってガードしたり、大きくなる前に少量をピンセットで摘み取るなど手法を選ぶと良いとのことでしたね。

イソジンを使った手法なら1週間以内に治ることもあり、漢方薬の服用などもあるので、目的と肌に合ったものを選んで使うようにしましょう！

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