突発性発疹で目やにが出た時の対処法!他の病気の可能性は?

画像1突発性発疹は生後6ヶ月以上の乳幼児がかかりやすく、赤ちゃんが初めてかかる病気となることが多いようで、症状の特徴には高熱と発疹の2点があります。

そして、下痢や嘔吐などの症状を併発する場合がありますが、目やにがでる場合もあるので、どのように対処したら良いのか知っておきたいですよね。

ただし、これには他の病気の可能性も考えられるので、その点もしっかり押さえておきましょう。

そこで今回は、突発性発疹で目やにが出た時の対処法や、他の病気の可能性について詳しくお伝えしていきます。

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突発性発疹で目やにが出た時の対処法!他の病気の可能性は?

突発性発疹の基本的な症状は?

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突発性発疹は、免疫力が下がり始める生後6ヶ月頃から2歳にかけて、ほとんどの乳幼児が感染する感染症です。

そして、突然38℃~40℃の高熱が現れ、2~3日続き、熱が下がり始める頃から赤くプツプツとした発疹が胸や背中やお腹に現れるそうです。

それから、熱が下がる頃、発疹が現れる前に下痢や嘔吐をする子もいるので、基本の症状に加えてやや個人差はあるものの、だいたい1週間ほどで治るとされています。

突発性発疹で目やにが出たら?他の病気の可能性は?

さらに、突発性発疹のように発熱が現れ、目やにが出ているときには、次のような他の病気にかかっている可能性が考えられます。

・はしか(麻疹)

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38~39℃くらいの高熱が続き、せきやくしゃみ、鼻水、目やになどが3~4日続き、熱は一度下がり、口の中の粘膜に白い斑点が出た後、再度発熱し、暗赤色の発疹が出ます。

そして、発疹は耳のうしろや顔、首、体、手足へと広がり、目やにが目のまわりにびしっとつくことが特徴だそうです。

・プール熱

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38~40℃の高熱と共に、結膜炎の症状が現れ、目が充血し、涙が止まらなくなったり、目やにが現れます。

そして、のどの痛みやリンパ節の腫れ、関節の痛み、腹痛、下痢などが見られ、プールの水を介してうつるので、プールに入った後に感染することが多いです。

・風邪

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季節特有のウイルスに感染し、風邪をひいた場合、発熱に加えて鼻水や咳、のどの痛みが生じて、鼻水がつまることによって細菌がまわり、目やにが生じます。

対処法と注意点は?

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つまり、突発性発疹で目やにが出ている時は、突発性発疹のウイルスではなく、別のウイルスに感染することにより症状が現れている可能性が高いです。

そのため、判断に迷うようであれば、突発性発疹の基本的な対症療法を行いながら眼科で乳児用の目薬を処方してもらい、使うと良いでしょう。

ちなみに、自宅にある大人用の目薬は乳幼児対応ではないため、必ず眼科の処方薬にし、図のように赤ちゃんを膝に抱いて薬を使うと良いでしょう。

そして、突発性発疹のための抗ウイルス薬はないため、自宅で安静にし、体を適度に冷やしながら水分補給を行い、睡眠をよくとると、1週間ほどで完治するとされています。

ただ、前述のはしかやプール熱、風邪のような症状が現れている場合は、学校指定の伝染病も含まれ、外出にも配慮が必要のため、できるだけ早く病院を受診しましょう。

そして、赤ちゃんの発熱による症状は本当に様々なものがあり、症状には個人差があることを理解して、自己判断をせず医師を頼るようにすると良いでしょう。

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突発性発疹はうつる?予防に注意!

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突発性発疹の場合、ウイルスの感染力は弱いですが、周りの子供へうつる病気です。

そして、感染経路は経口感染といって、唾液のついたおもちゃを共有して遊ぶことなどで簡単にうつるので、赤ちゃんは保育園などで友達からうつされることが多いようです。

また、くしゃみなどの飛沫感染や、唾液のついた手でふれる接触感染の場合もあるため、感染を防ぐことが難しく、家庭内で兄弟にうつることもあるようです。

ただ、風邪を引いていて免疫が弱まっている乳幼児がかかりやすいので、予防には、普段から生活習慣を守り、免疫力を上げておくことが大切と言えるようでしょう。

そのため、生後6ヶ月~2歳までの乳幼児に必要な睡眠をしっかりととり、時期に応じて食事を替えていき、必要な栄養素をとるようにして、元気な体づくりを心がけましょう。

そして、もし突発性発疹にかかったら、ほとんどの赤ちゃんが通る道なので、慌てず冷静に自宅で安静にすることが大事で、迷ったら医師に相談するようにしましょうね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、突発性発疹で目やにが出た時の対処法や、他の病気の可能性について詳しくお伝えしました。

まず、突発性発疹には発熱と発疹と、稀に下痢や嘔吐が現れる場合があり、だいたい1週間ほどで症状が治まるとされていますが、目やにの場合は他の病気の可能性があるとのことでした。

そして、具体的には、はしかやプール熱、風邪などがあり、風邪の場合は鼻水がつまることで細菌がまわり、目やにが現れるので、眼科で目薬を処方してもらうと良いとのことでしたね。

ただし、はしかやプール熱の場合は病院での診断が必要なため、自己判断せず医師を頼ると良いとのことでした。

また、突発性発疹は経口感染などでうつるので、予防には普段から免疫力を高め、よく眠り、栄養素をとって元気な体作りをすると良いとのことでしたね。

ほとんどの赤ちゃんが経験する病気なので、いざという時は冷静に対処し、目やになどで判断に迷ったら医師を頼るようにしましょう!

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