夏風邪で目やにが出る時の対処法!他の病気の可能性についても!

皆さんは、朝起きたら目やにがいっぱいで目が開けられなかったなんて経験ありませんか。

特に、このような目やにの症状は小さい子供に多く、初めて経験された親御さんは、眼科へ行けば良いのか、小児科に行けば良いのか迷ってしまいますよね。

また、夏風邪を引いている時などに、このような目やにの症状が現れやすいのですが、何が原因になっているのでしょうか。

そこで、夏風邪で目やにが出る時の対処法や他の病気の可能性についてもご紹介していきたいと思います。

スポンサーリンク

夏風邪で目やにが出る時の対処法はコチラ!?

画像1

まず、なぜ夏風邪を引いた時などに目やにが出てしまうのでしょうか。

それは目やにというと、まるで目に入った菌を出そうとしているように見えますが、実は鼻で作られた菌が、鼻涙管を逆流してできたものなんですね。

また、特に小さいお子さんは鼻をかんだりすることが苦手なので、鼻涙管に残った鼻水が逆流しやすいため、目やにの症状が出やすいと言えるのです。

ですので、この目やにが出た場合、眼科なのか、内科や小児科なのかなど悩んでしまう方もいらっしゃると思いますが、鼻水が治らない限り目やにも治すことができないので、この場合は耳鼻科か小児科・内科に行くと良いですね。

そして、この目やには鼻で作られたものなので、風邪の菌がたくさん入っていますので、そのままにしておくとさらに菌を増やしてしまい、目の炎症を引き起こしてしまいますので、きちんとした対処法が大切になってきます。

そこで、まず肌に優しい布地のガーゼや柔らかいタオル、または清浄綿などを使い、それを湿らせ優しく目やにを拭き取ってください。

そうすることで、目やにに潜んでいる菌を他に感染させず、本人の目の雑菌を増やさないようにしてあげることができます。

その時に、必ず清潔なものを使うこと、また目を傷つけたり炎症を悪化させないように、ゴシゴシと強く擦ったりしないようにしてくださいね。

また、目やにを拭きとったガーゼやタオルは絶対に他の人が使わないようにし、二次感染を引き起こさないように注意しましょう。

さらに、夏風邪による目やにの場合、感染力が強いため、目やにを触った手で他の物を触ったり、自分の目を触ったりすると、二次感染の原因になったり、自分の目やにを悪化させてしまう原因になってしまいます。

また、特に小さいお子さんは無意識のうちに目を触ってしまいますので、こまめに手洗いをして菌を洗い流すように心掛けてくださいね。

それと、こうした目やにが出ている場合は、風邪の引き始めであることが多いので、その他に発熱や咳といった症状がないかも気を付けるようにしましょう。

以上が、夏風邪によって目やにが出ている時の対処法になります。

スポンサーリンク

目やにが出る場合の、他の病気の可能性は?

画像2

ですが、目やにが出る症状は夏風邪だけでなく、特に目やにが出やすい子供は他の病気も疑わなければなりません。

そこで、目やにが出る症状で他にどのようなものがあるのか見ていきましょう。

まず、子供に多いもので、細菌性結膜炎やアレルギー性結膜炎、またアデノウイルスによるプール熱による結膜炎などの感染症の可能性があります。

そして、これらの場合はそのまま放っておくと、アレルギー性のものや、細菌性のものだと視力の低下や後遺症などが残る可能性がありますので、病院を受診してきちんとした治療を受けなければいけません。

しかし、夏風邪とこれらの感染症による結膜炎をどう見分けたら良いのでしょうか。

そこで、チェックポイントをいくつかご紹介しておきたいと思います。

・発熱がある

アデノウイルスが原因のプール熱の場合38℃以上の高熱があります。

・喉が腫れている、痛む

プール熱は咽頭結膜熱と呼ばれ、咽頭が腫れる特徴があります。

・目が充血する、目が痒い、目をこする

これらは、結膜炎を引き起こした場合に見られる目の症状ですので、感染症の結膜炎が疑われます。

以上、このような症状がある場合や、いつもの風邪に比べて症状が重い場合は、感染症が引き起こした目やにである可能性が高いので、すぐに小児科や内科、耳鼻科を受診し、適切な治療を受けるようにしてくださいね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、夏風邪で目やにが出る時の対処法や他の病気の可能性についてご紹介いたしました。

以上から、目やにが出る場合、目やには鼻から作られたものなので、風邪の菌や雑菌がたくさん存在しています。

なので、そのままにせずに、きちんと清潔で肌に優しい布地で拭き取ることや、目やにを触ってしまった手をこまめに洗うことも大切だということが分かりましたね。

また、目やにが出る症状は、風邪だけではなく感染症の結膜炎など違う病気の可能性もあるので、その他の症状についても、注意深く見ることが大切です。

特に、小さいお子さんがいらっしゃる親御さんは、目やに以外の症状があった場合、風邪よりも重い症状が出てしまったり、重症化しやすいので、上記でご紹介したような症状がある場合にはすぐに病院を受診するようにしてくださいね。

スポンサーリンク

このページの先頭へ