子供の夏風邪の種類と対処法!発疹や嘔吐や熱だけの時はある?

画像1子供は大人に比べて抵抗力が弱く、また、集団行動が多いため、周りからウイルスをもらってきやすいので、夏風邪にかかりやすいとされています。

そして、夏風邪の種類には様々なものがありますが、熱だけの場合や発疹や嘔吐だけの症状はあるのでしょうか?

また、夏風邪で湿疹や吐き気だけの場合の対処法など、知っておきたいですよね。

そこで今回は、子供の夏風邪の種類と対処法や、発疹や嘔吐や熱だけの時について詳しくお伝えしていきます。

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子供の夏風邪の種類と対処法!

夏風邪の8割~9割はウイルスへの感染によるもので、アデノウイルスやコクサッキーウイルスといった高温多湿の環境を好むウイルスが原因となることが多いです。

そして、これらは喉やお腹の中で増殖しやすいウイルスであるため、のどの痛みや咳、腹痛や下痢といった症状が特徴として現れ、高熱を伴うことが多いとされています。

それから、「夏風邪の3大症状」と呼ばれる次のような3つの種類の症状が現れるのです。

1) 手足口病

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(※画像の☆印が症状が現れやすい部位です。)

はじめにのどの痛みを感じ、やがて手のひらや足の裏、口の中などに発疹ができ、口内の発疹が痛むことがあるので食欲が低下し、水分補給が難しくなります。

そして、熱は38℃以下の微熱で済むことが多く、1週間程度で発疹も治まるとされていますが、もしも高熱や嘔吐、頭痛などの症状が現れたらすぐに病院を受診しましょう。

また、手足口病の原因ウイルスは咳やくしゃみなどの飛沫感染のほか、発疹や水ぶくれや便の中に含まれるウイルスが口や鼻に入った時などの接触感染や糞口感染が経路となります。

2) ヘルパンギーナ

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(※画像の☆印が症状が現れやすい部位です。)

突発的に38℃以上の高熱が現れ、喉に強い痛みを感じ、やがて口の中の水疱が破けて喉や口の中に多数の口内炎が現れます。

そして、高熱は2~3日程度で治まるとされていて、1週間程度で口内炎も治りますが、もしも長引くようであれば病院を受診すると良いでしょう。

また、ヘルパンギーナの原因ウイルスの感染経路は手足口病と同様です。

3) プール熱

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(※画像の☆印が症状が現れやすい部位です。)

突然38℃以上の高熱が出て、喉が強く痛み、結膜炎にかかって目が充血したり目やにが出ることがあり、下痢や腹痛を伴う場合もあります。

そして、高熱は5日間ほど続くことがあり、1週間程度で治まるとされていますが、もしも長引くようであれば病院を受診すると良いでしょう。

また、プール熱はプールの水を介して便に含まれるウイルスに感染したり、咳やくしゃみや目の粘膜などへの接触感染が多いため、「プール熱」と呼ばれています。

子供の夏風邪への対処法はコチラ!

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これらの3つの症状を含め、夏風邪の根本的な治療薬はまだないため、対処法としては安静にし、消化の良い食べ物をとって、ゆっくり睡眠をとるしかありません。

それから、高熱や下痢がつらくても、その症状はウイルスを体から排出しようとしていることの表れのため、薬を使うと排出の動きを押さえ込んでしまうことになります。

そのため、基本的に夏風邪の場合、解熱鎮痛剤や下痢止めの使用は控えた方が良く、よほど苦しんでいる場合は、病院で点滴投与を行う方が良いでしょう。

そして、発熱によってたくさん汗をかいたり、下痢で体の水分を大量に失っている可能性があるため、水分補給は最も大切です。

なので、できれば経口補水液が良いですが、無い場合は麦茶と梅干しなどで水分と塩分をバランス良くとると良く、スポーツドリンクを飲むときは2~3倍に薄めて飲むと急性糖尿病を防ぐことができオススメです。

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また、ヘルパンギーナやプール熱で喉の痛みがひどい時は、冷たい飲み物や柑橘類の果物も刺激が強すぎるので控え、温かいお茶やバナナなどが効果的です。

そして、睡眠時には通気性の良いガーゼ素材などのパジャマを着させ、エアコンを適温に設定して、良質な睡眠をとれるよう心がけてあげましょう。

それから、こまめに着替え、汗や汚れを残さないようにケアしてあげることで、あせも予防にもなりますよ。

また、大人の夏風邪は子供からの2次感染の場合がほとんどなので、子供が夏風邪にかかったら入浴を一緒にすることは控え、子供はシャワーだけなど工夫しましょう。

そして、タオルや衣服についたくしゃみや鼻水などへの接触感染でもうつるので、タオルは共用せず、衣服も別々にして洗濯をすると安全です。

発疹や嘔吐や熱だけの時はある?対処法も!

夏風邪は、ほとんどの場合が熱を伴って喉やお腹に症状が現れるので、発疹や嘔吐や熱だけの時は、夏風邪ではなく別の症状が疑われるため注意しましょう。

☆発疹だけ…

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皮膚に現れる発疹は色々な病気のサインの可能性が高いので、発疹が出ている体の部位や発疹の数や、発疹が出る前の状況などをチェックするようにしましょう。

そして、発疹だけが現れている場合は、年齢や月齢ごとに原因も異なります。

・1歳前後

この時期で熱やかゆみを伴わない発疹はオムツかぶれの可能性が高く、これは体内に入ったカンジタ菌という細菌が便によって排出されることでお尻がかぶれるものです。

そして、専用の薬が必要のため、必ず皮膚科を受診するようにし、処方された薬を使いながら適度に患部を乾燥させ、清潔を保つようにすると治ります。

・1~2歳

この時期に見られる発疹で熱やかゆみを伴わない場合は、単純ヘルペス感染症にかかっている可能性が高く、水疱状の発疹が主に顔や唇、目の周りに出ることが多いです。

そして、アトピーや湿疹が出ている所にこの単純ヘルペスウイルスが感染すると、無数に小さな水疱が広がるため、重症に見られますが、皮膚科の処方薬で問題なく治ります。

・3~4歳

3~4歳以降は様々な発疹があり、リンゴ病の場合は頬が真っ赤になり体に発疹が出て、熱は全くでないか微熱が生じる場合があります。

また、手足口病も手のひらや足の裏、口の中に小さな米粒サイズの水疱ができますが、熱が出ないこともあります。

それから、あせもの炎症を手でかくことにより、黄色ブドウ球菌や溶連菌に感染するとびひでも、体のあちこちに発疹が現れ、かゆみや痛みを伴う場合があります。

さらに、ウイルスが原因で現れる水いぼをつぶすと感染が広がりますが、水疱は半球状で表面はなめらかで、光沢があることが特徴的です。

この時期に現れる発疹には対策が異なり、病院で処方される抗菌薬や塗り薬で治す場合もあれば、初期症状であれば市販の塗り薬だけで治ることもあります。

ただし、リンゴ病やとびひは、学校や保育園などへの登校・登園が禁止になる場合が多く、感染力が強いため、できるだけ早く病院を受診して治療を行うと良いでしょう。

☆嘔吐だけ…

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子供の嘔吐で熱などを伴わない場合は、他の様々な感染症の可能性があり十分な注意が必要のため、次をチェックして症状を慎重に確認するようにしましょう。

・ウイルス性胃腸炎

消化器系に炎症を起こすウイルスまたは細菌を口から取り込んでしまうことが原因で、特効薬はないので下痢や嘔吐で体内のウイルスが自然と排出されるのを待ちましょう。

ただし、長期間にわたって嘔吐や下痢が続くと脱水症状を起こす危険がありますので、水分補給をしていても尿や涙の量が著しく減ってぐったりとしている場合は、病院を受診しましょう。

・ノロウイルス感染症

幼稚園や学校などで集団感染を起こすことの多いウイルスで、牡蠣が保菌していることが多いため、牡蠣が旬を迎える11~3月頃に流行しやすい病気です。

ただし、牡蠣だけでなく、感染者からの2次感染でうつることもあるので、子供には手洗い・うがいを徹底させて衛生習慣を身につけることで予防しましょう。

そして、もし子供の顔色が急に悪くなり嘔吐したらウイルス性胃腸炎の可能性が高く、法律により出席停止扱いとなりますので、家庭で安静にして体の回復を待つことになります。

・周期性嘔吐症

元気だった子供が突然嘔吐を繰り返す場合は、周期性嘔吐症の可能性が高く、原因ははっきりとしないのですが、やせ形で神経質な2歳以上の男子に起こりやすいそうです。

そして、突然顔面蒼白になってリンゴのすえたような臭いの吐瀉物を吐き、1日に何度も繰り返し、発症すると1日~数日間続くそうです。

その他、めまいや頭痛、嘔吐せずに吐き気だけを訴える場合もあるそうで、きっかけになるのは環境の変化などの精神的なストレスや疲労が考えられるとされています。

それから、もしこうした症状が現れた時に小児科を受診すると、検査を行いますが、ケトン体の陽性反応が出た場合は周期性嘔吐症と診断され、必要に応じて点滴投与などを行います。

この他にも、子供が頭を打った後に時間が経過してから嘔吐をする場合や、赤ちゃんが泣いた後にミルクを吐き戻したり、咳に伴い吐く場合もあるので症状は様々です。

そのため、1回吐いただけでケロリとしている場合は基本的に心配がありませんが、嘔吐を繰り返し、脱水症状を起こしたり、痙攣などを起こしている場合は注意しましょう。

そして、できるだけ早く病院を受診することで、適切な処置を行い早めに治すことをオススメします。

☆熱だけ…

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小さな子供は発熱しやすく、高熱を出したと思ったら翌日には平熱に戻ってケロリとしていることも多いので、発熱だけで病院を受診するべきか迷ってしまいますよね。

ただ、子供が発熱した場合は、風邪のひき始めや体力の低下など、何かのサインであることが多いので、口の中の水疱や皮膚の発疹などが現れていないか確認しましょう。

また、倦怠感があり、水分や食べ物の摂取量が減ったり、尿や涙の量が著しく減る場合や、下痢が長期間に続く場合は夏風邪か、他の感染症の可能性が高いです。

そのため、子供の熱は大人への危険信号だと思って、その後は無理をさせず安静にさせ、栄養を充分にとってよく眠るようにすると、早く回復してくれることでしょう。

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子供が夏風邪の時にオススメの食事のレシピはコチラ!

夏風邪にかかると、熱や喉の痛みや腹痛などで食欲が低下してしまいますが、栄養をとらないと体の免疫力は上がらず、体の中のウイルスを排出することができません。

そのため、喉の痛みや下痢などの症状を考慮し、子供には次のような食材をとらせると、できるだけ早く症状が治るので、オススメです。

・スイカ

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スイカは利尿作用がありむくみに効果的で、風邪の治りを良くするリコピンが多く、スイカの果肉部分を絞った時に出る水分を煮詰めたスイカ糖はのどの痛みに効きます。

ただし、冷やしたスイカを食べ過ぎると体を冷やしてしまい逆効果なので、ほどほどにし、スイカ糖が手に入ったらヨーグルトに混ぜたり、紅茶に入れて飲むとオススメです。

・生姜やネギ

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夏風邪の時には、適度に体を温め、血行促進によって代謝をアップさせる生姜やネギがオススメです。

ただし、のどの痛みや咳を伴う場合は生姜の刺激が強すぎて逆効果なので、代わりに煮ると柔らかく甘味のあるネギを使うと良いでしょう。

・ほうじ茶や消化の良い食材

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夏風邪ではお腹を下して胃腸が弱ることが多いので、消化の良い食材を選ぶようにし、食物繊維が豊富な食材の場合はすり下ろすことで体への負担を減らすことができます。

また、ほうじ茶粥などは、解毒作用のある梅で風邪のウイルスを体から排出することができ、クエン酸も含み、疲労回復効果が期待できます。

さらに、番茶に含まれるビタミンは熱に強く、脳をリラックスさせる効果もあるのでオススメです。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、子供の夏風邪の種類と対処法や、発疹や嘔吐や熱だけの時について詳しくお伝えしました。

まず、子供の夏風邪では、手足口病・ヘルパンギーナ・プール熱の3つの場合が多く、 ほとんどが発熱を伴う喉やお腹への症状が現れますが、特効薬がないため自宅で安静にし、水分や栄養を補給しながら自然治癒を待つのが良いとのことでした。

また、発疹だけ現れる場合は、乳児はオムツかぶれなど皮膚科の処方薬で治るもので、幼児の場合はリンゴ病など学校停止の病気もあるとのことでした。

そして、嘔吐だけの場合は、ノロウイルスや周期性嘔吐症にかかっている可能性があり、熱は病気の始まりのサインとのことで、基本的には体に栄養をつけ回復を待つと治ることが多いのですが、悪化したら病院を受診すると良いのでした。

抵抗力の弱い子供は様々な病気にかかりやすいので、大人がしっかり症状を見分け、こまめにケアするようにしましょうね!

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