とびひにドルマイシン軟膏を使う時の副作用!ステロイドなの?

画像1とびひの症状が現れた場合、市販薬で購入できるドルマイシン軟膏もとびひへの効き目がありますが、具体的にどのような効果があるのでしょうか?

また、ドルマイシン軟膏はステロイド配合薬なのか、化膿部分にも使うことができるのかなど気になりますよね。

そして、ドルマイシン軟膏の効能や副作用についても知っておきたいですよね。

そこで今回は、とびひにドルマイシン軟膏を使う時の副作用やステロイドについて詳しくお伝えしていきます。

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とびひにドルマイシン軟膏を使う時の副作用!ステロイドなの?

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とびひは、単純な皮膚の炎症ではなく、その炎症部位に黄色ブドウ球菌や溶連菌といった細菌が入ることで現れる感染症です。

そのため、病院を受診すると、皮膚の中で繁殖している細菌に効果的な抗菌薬の飲み薬の他、皮膚の炎症部位を治す塗り薬を処方してもらえます。

ただ、急いでいる時や土日で病院が対応していない時は、市販薬でとびひの応急処置ができるものを知っておきたいですよね。

では、そんなときにドルマイシン軟膏を使うのはどうなのでしょうか。

ドルマイシン軟膏の効果・効能や副作用についてはコチラ!

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ドルマイシン軟膏は2種類の抗生物質を配合しているので、とびひ以外にもやけどやただれなど幅広い細菌感染症に効果を発揮します。

また、やけどや傷に起こった化膿性皮膚疾患の治療や予防にも使用できるので、とびひの初期症状で化膿を予防ができ、化膿した部位の治療にも使うこともできます。

そして、半透明でさっぱりとしたつけ心地な上に、お値段も手頃なので、ニキビ予防や治療のために家庭にひとつ常備しているという方も多いのではないでしょうか?

それから、ドルマイシン軟膏はステロイドを配合していない薬のため、副作用の心配はあまりありませんが、稀に発疹や赤み、かゆみ、かぶれなどを起こすことがあります。

そして、初めてドルマイシン軟膏を使用した場合には肌が慣れておらずに初期症状として軽い刺激感がでる場合があります。

しかし、2~3日使っているうちに肌が薬に慣れて副作用も治まっていきますが、続くようであれば使用を中止することをオススメします。

また、抗生物質なので、長期的に使用すると効果が薄れる可能性があり、1週間以上使用しても治らない場合は使用を中止し、病院を受診するようにしましょう。

ちなみに、よく似ている名前で「ドルマイコーチ」という薬があり、これはステロイド配合薬で、化膿を伴うしっしんや皮膚炎に効果的なので、間違えないようにしましょう。

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ドルマイシン軟膏の使い方はコチラ!

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1. 洗顔やシャワーで炎症部位の汗や汚れを優しく洗い流し、清潔な状態にしてから、綿棒を使って薬を塗るか、ガーゼに薬をつけて炎症部位を保護します。

2. ガーゼは包帯や固定テープで固定し、化膿している炎症部位が他の部位や他のひとへ接触しないよう注意しましょう。

3. 5~6日間使用しても効果がでない場合は、とびひの症状が進行しており、皮膚の中の細菌を駆除しないと治らない可能性があるので、病院を受診しましょう。

4. 副作用がでた場合も使用を中止し、病院を受診しましょう。

ドルマイシン軟膏と同じように、抗生作用のある市販薬には、テラマイシン軟膏などもあるので、ドルマイシン軟膏が手に入らなければ代用してみると良いでしょう。

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ステロイドはとびひの治療に不適切?!病院で処方されるのは?

とびひで病院を受診すると、リンデロンやロコイドなどのステロイド系軟膏薬を処方されることもありますが、これらの薬ではとびひがなかなか治らないことがあります。

なぜかというと、ステロイドには皮膚の免疫を低下させる作用があるので、細菌がかえって繁殖しやすい環境を作り出し、とびひの炎症が悪化するためです。

なので、ステロイド軟膏薬はとびひの症状が【初期状態】の場合に限り効果的なので、もしも水疱が破けて化膿が始まった場合は使用を中止するようにしましょう。

それから、ステロイド軟膏薬を使う場合も、炎症部位に薄く適量のみ使用し、使用期間も守るようにし、副作用が出たら使用を中止するよう注意しましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、とびひにドルマイシン軟膏を使う時の副作用やステロイドについて詳しくお伝えしました。

まず、ドルマイシン軟膏は細菌感染の症状に効果的で、とびひの化膿予防や治療に良く、ステロイド非配合薬のため副作用はほとんどないですが、稀に発疹や炎症の悪化が現れたり、初めて使う方は2~3日の間、軽い刺激感を感じることがあるのでしたね。

それから、使用する際は清潔にしてから炎症部位に綿棒で塗るか、ガーゼにつけて部位にかぶせ、固定テープで保護しますが、もし1週間近く使っても治らない場合は病院を受診して内服薬も処方してもらう方が良いとのことでした。

さらに、ステロイド配合薬はとびひを悪化させる場合もあるので、医師の指示通りとびひの初期症状のみに使い、副作用がでる場合は使用を中止するのでしたね。

とびひの突発的な症状には困ってしまいますが、市販薬も上手に使って早めに治しましょう!

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