とびひを繰り返す原因と対処法!放置の危険性についても!

画像1とびひは、あせもなどの炎症のかゆみを我慢できず、手で掻いてしまうことで現れる病気ですが、繰り返し再発することがあり、その原因が気になりますよね。

そして、とびひを治療せず放置してしまったり、治療法を誤ると、気づかぬうちに重症化する危険性があります。

また、とびひにかかった後、どれくらいの期間をあけ、どのような状態になったら予防接種などを受けても安全と言えるのか、知りたいですよね。

そこで今回は、とびひを繰り返す原因と対処法や、放置の危険性について詳しくお伝えしていきます。

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とびひを繰り返す原因と対処法!放置の危険性についても!

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あせもや虫さされなどの皮膚の炎症でかゆいときに手で掻くと、そこから細菌が入り込んでとびひ状態になります。

そして、とびひの水ぶくれは破れやすく、内容液が皮膚に流れ出し、その中に含まれた菌に触れた手を介して、体のあちこちの部位に広がってしまうのです。

ただ、とびひは適切な治療を行えば、一般的に7~10日程度で治るとされていますが、次のような原因で何度も症状を繰り返してしまうことがあります。

・炎症を保護するガーゼを取り替えるときに、かさぶたも剥がしてしまい、なかなか治らずとびひを繰り返してしまう

・体の中に細菌が残っている状態のときに治療をやめてしまうことで、とびひを繰り返してしまう

そのため、こうしたとびひの繰り返しの原因に注意しながら、次の通り対処を行っていく必要があります。

とびひには2種類のタイプがある!詳しい症状はコチラ!

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とびひは、実は2種類のタイプに分かれ、かかりやすい年齢や季節も異なるので注意しましょう。

1) 水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)

水疱性膿痂疹は、原因菌を黄色ブドウ球菌といって、かき壊した炎症部位に小さな水疱ができ、だんだんと膿がたまり、やがて水疱が破けてしまいます。

そして、その破けた部位を触った手を介して、内容液に含まれた細菌が他の部位へうつり炎症が広がる症状で、7歳以下の乳幼児が夏にかかりやすいという特徴があります。

2) 痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)

痂皮性膿痂疹は、赤く腫れた炎症部位に小さな水ぶくれができてから、すぐに厚いかさぶたができ、全身の強い炎症や、発熱やリンパ節の腫れを伴うことがあります。

そして、1年を通して現れ、特にアトピー性皮膚炎を持った大人がかかりやすく、非常に重症化しやすい症状で、原因菌は溶連菌とされています。

とびひを繰り返さない治療法はコチラ!

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このように、とびひは体の中に細菌が入り込み、水疱が破れやすいタイプが多いという特徴があるため、菌を駆除し、破れた水疱を触らないようにする処置が必要になります。

そのため、まずは病院で受診し、次のように適切な処置を行うようにしましょう。

1) 内服薬で原因菌を退治する

とびひの処方薬としては、まず体の中の菌を退治する抗菌薬を処方されるので、必ず医師に指定された日数や量を守って飲みきるようにしましょう。

また、原因菌によっても処方薬が異なり、使用上の注意もあるため、市販の抗菌薬では基本的には治らないとされています。

ただ、稀に自然治癒で治ることもあるようですが、特に痂皮性膿痂疹の場合、尿検査や血液検査を行わないと完治の判断が難しいので、やはり病院で受診すると良いでしょう。

2)塗り薬で炎症を和らげる

内服薬と共に、炎症部位に塗る塗り薬も処方され、炎症の度合いに応じてゲンタシンやフシジン酸ナトリウムの軟膏薬で治療します。

ただ、抗菌薬に耐性化していることもあるので、事前に細菌を培養し、原因菌に対する感受性検査を行って薬が効くかどうか調べることもあります。

したがって、その場合はしっかり検査を行ってから処方された薬を使い、特に水疱性膿痂疹など水疱が破れやすい場合は上からガーゼで保護し、包帯で固定することが多いです。

さらに、ガーゼで保護した上から亜鉛華軟膏を塗ることで、水疱の中の細菌を含んだ内容液の侵出を防ぎ、炎症が治りかさぶたに変わってきたら軟膏薬のみで治療します。

ただし、このガーゼを取り替える際にかさぶたが取れてとびひを繰り返す場合は、減菌パッドなどで柔らかく保護し、取り替えやすいタイプを使うと良いでしょう。

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また、水疱性膿痂疹の場合でかゆみがひどく、子供がガーゼの上から掻いてしまうなら、病院で相談すると抗ヒスタミン剤の飲み薬を処方してもらえることが多いです。

放置すると重症化する危険性も!

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とびひは、きちんと処置をせず放置してしまうと、次のように重症化する恐れがある病気なので充分に注意しましょう。

・SSSS(ブドウ球菌性熱傷様皮膚症候群)

SSSSとは、staphylococcal scalded skin syndromeの略称で、水疱性膿痂疹の原因菌である黄色ブドウ球菌が作り出す毒素で皮膚がただれ、やけど状態になる全身疾患です。

ただ、最近では効果の高い抗生物質が存在しているため、早く発見して治療すれば充分に治る見込みのある症状と言えます。

なので、もしもとびひが全身に広がり、やけどのような状態になってしまったら、一刻も早く病院で受診するようにしましょう。

・全身が潮紅化する症状や腎障害や血液の病気の併発

これらは痂皮性膿痂疹が重症化したときの症状で、全身の皮膚が赤らんだり、腎障害を起こすため、このタイプのとびひでは尿の中のタンパクを確認する検査をします。

また、特にアトピー性皮膚炎の人が痂皮性膿痂疹にかかりやすく、合併すると菌が血液中に侵入して高熱を発し、敗血症や菌血症という重度の症状に陥ります。

そのため、特にアトピー性皮膚炎の方でとびひを合併させてしまったら、できるだけ早く病院で受診し、適切な処置を受けるようにしてください。

とびひした後の予防接種は?

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とびひと同じように、乳幼児がかかりやすい様々な感染症には、病気が治癒してから予防接種が受けられるまでの期間というのが定められていることが多いです。

そして、その期間を守らずに予防接種を受けてしまうと、合併症が現れ子供が危険な状態に陥ることがあります。

ただし、はしかは治癒から4週間、手足口病は治癒から2週間以上あけてからという規定がある中で、とびひは「治癒していれば接種可能」と定められています。

しかし、とびひは表面的には治っていても菌が体内に残っていることが多く個人では判断がしづらいので、医師に相談してからにすると、より安全でしょう。

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とびひの予防法は日頃のホームケアが大切!注意点はコチラ!

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一見すると皮膚炎のように軽く見てしまいがちなとびひですが、症状は重く、再発を繰り返したり、重症化する危険性があるので十分な注意が必要になります。

ただし、予防のためのワクチンなどは存在しないため、とびひの元となるあせもなどのこまめなケアを行うことや、日頃の衛生習慣が予防法となります。

とびひの予防法のポイントはコチラ!

・毎日のシャワーで汚れや汗を洗い流す

とびひの元となるあせもの炎症を抑えるには、毎日のシャワーで汚れや汗をしっかり洗い流し、清潔な肌を保つことが大切です。

そして、炎症が起こっている時には、普段のボディソープなどでは刺激が強すぎる場合があるので、低刺激の固形石けんなどを良く泡立てて優しく洗い流すようにしましょう。

それから、タオルで優しく水気を拭き取り、ワセリンや乳液などでたっぷり保湿をすることで、かゆみを抑え、とびひへの悪化を防ぐことができます。

・家族全員が爪を短く丸く整え、手洗いを徹底する

とびひの原因菌は普段から皮膚に常在している菌のため、爪が長く伸びて不衛生な状態だと爪の中に菌が入り込み、細菌を繁殖させる要因となってしまいます。

そのため、子供だけでなく、子供の肌に触れる大人も、爪を短く丸く切り揃え、手洗いを徹底することで、清潔な手を維持すると良いでしょう。

また、免疫が落ちているととびひにかかりやすくなるので、栄養バランスのとれた食事や、十分な睡眠といった生活習慣も気をつけるようにしたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、とびひを繰り返す原因と対処法や、放置の危険性について詳しくお伝えしました。

まず、とびひは保護用のガーゼを取り替えるときにかさぶたも剥がれたり、細菌の退治前に治療をやめてしまうことで繰り返すことがあるので、この原因に注意して対処すると良いのでしたね。

そのため、病院で処方される内服薬は指示通りに飲みきり、塗り薬を保護するガーゼにかさぶたがくっつくようなら、減菌パッドなどが使いやすくオススメしました。

また、とびひを放置して重症化すると、腎障害を起こしたり、アトピー性皮膚炎の方は血液の病気を併発することもあり、この場合は急いで病院を受診すると良いのでしたね。

それから、とびひは治癒すれば予防接種も可能な病気とのことでした。

このように症状を繰り返しやすく辛いとびひですが、ワクチンはないので、日頃からの衛生習慣の積み重ねで、しっかり予防していくようにしたいですね!

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