あせもにデルモゾール軟膏を使う時の注意点!強さと効能と副作用!

画像1デルモゾールは、あせもの炎症の赤みやかゆみへの治療薬として処方されることが多く、比較的強いステロイド薬です。

そのため、デルモゾール軟膏の効能や効果は具体的にどのようなものがあるのか、そのステロイドの強さによる副作用は心配ないのかなど、気になりますよね。

また、デルモゾール軟膏は市販でも買えるのか知っておきたいですよね。

そのため、今回はあせもにデルモゾール軟膏を使うときの注意点や強さと効能と副作用について詳しくお伝えしていきます。

あせもにデルモゾール軟膏を使うときの注意点!強さと効能と副作用!

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デルモゾール軟膏は、炎症を抑える効果のあるステロイドと、細菌を退治する抗生物質を混ぜた薬で、皮膚の炎症を元から退治する効能・効果があります。

そして、ステロイドはその作用の強さによって1~5群の5段階に分かれていますが、デルモゾール軟膏はその中でも平均的な「3」に属しています。

そのため、より強いステロイド薬のマイザー軟膏などに比べて副作用が少なく、使いやすい薬と言えますが、使用上の注意もあるので次の3つに気をつけるようにしましょう。

1) 陰部や顔、首もとなど皮膚の薄い部分へ使用はできるだけ避ける

陰部など皮膚が薄い部分は、腕など普通の部分に比べて薬の吸収率が42倍とも言われていて、その分副作用が出やすくなってしまいます。

そのため、デルモゾール軟膏は皮膚が薄い部分でも使うことができるとされていますが、念のためできるだけ薄く塗るようにしましょう。

また、妊娠中や乳幼児が使う場合は、医師の指示によく従って使用するようにし、炎症が悪化したり具合が悪くなったらすぐに使用を中止しましょう。

2) 短期間に適量のみ使用する

ステロイドの使用期間は、1週間程度が良いとされているので、むやみに長い間使わないようにしましょう。

ただ、1週間経って突然使用をやめると、かえって炎症が再発する可能性もあるため、ステロイド非配合薬に切り替えるなどしてゆるやかにシフトしていくと良いでしょう。

そして、ステロイドの長期使用の副作用には、高血圧や筋肉痛の恐れがあるとされていますので、そのような症状が現れたらすぐに病院で受診しましょう。

3) デルモベート軟膏と間違えないように注意!

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同じような名前の皮膚の炎症用の薬にデルモベート軟膏というのがありますが、これはステロイドの作用の強さで「1群(strongest)」に属しています。

そして、病院で処方されるときに注意があると思うので間違えることは少ないですが、デルモゾール軟膏とは効果の強さが格段に違い、副作用も強いものが生じます。

具体的には、皮膚の萎縮(皮膚が薄くなる)や発疹、かゆみの悪化が多く、皮膚萎縮が進行するとシワができたり血管が浮き出るようになります。

また、体の防御機能が低下することにより、皮膚から様々なアレルギー物質が侵入しやすくなり、感染症にもかかりやすくなる危険性があります。

こうしたデルモゾール軟膏ほど重度の副作用は、デルモベート軟膏には起きにくいですが、1)や2)の使用上の注意を守らないと軽度の副作用が起きるので注意しましょう。

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市販で買えるあせも用のステロイド薬のオススメはコチラ!

デルモゾール軟膏は病院で処方してもらえる薬ですが、忙しくて病院へ行けない方には、次のようなあせも用の市販のステロイド薬もオススメです。

・エンクロン軟膏EX

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デルモゾール軟膏とステロイドの強さが同じ「3」」に属し、かゆみを抑えるジフェンヒドラミンが配合されています。

そして、爽快な香りで透明なタイプのため、軟膏薬の独特の香りが苦手な方でも安心して使うことができます。

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・オイラックスPZ軟膏

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同じくステロイドの強さは「3」に属し、かゆみを抑えるジフェンヒドラミン配合で、独特のにおいがあり少し白くなりますが、あせもへの確かな効果がありオススメです。

ただ、この2つに関しても、デルモゾール軟膏と同様、目の周りや口角など皮膚の薄い部分や粘膜への使用は推奨されていません。

なので、皮膚の薄い部分の炎症のみ、デリケートな部位にも使える馬油やワセリンを塗って、かゆみを抑えるようにしましょう。

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・ベビーワセリン

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赤ちゃんから大人まで使えるベビーワセリンは、無香料・無着色で、ステロイド非配合のクリームです。

また、従来の白色ワセリンに比べて不純物が少なく、やわらかいさわり心地のため肌にも塗りやすい特徴があり、家族全員で安心して使えますね。

それから、保湿効果も高いので、普段の赤ちゃんのベビーマッサージや、大人のスキンケアにも使うことができ、一家にひとつ、常備しておくと便利ではないでしょうか。

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まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回はあせもにデルモゾール軟膏を使うときの注意点や強さと効能と副作用について詳しくお伝えしました。

まず、デルモゾール軟膏とはステロイドの強さが平均的な「3」の薬で、殺菌効果のある抗生物質も含むため、炎症を抑え、元の原因物質も退治してくれるのでしたね。

そして、副作用の心配は少ないですが、皮膚の薄い部分へ使うと症状が悪化したり、長期間使うと高血圧の症状が現れることがあるので、注意事項を守って使うと良いとのことでした。

また、デルモべート軟膏という似た名前で最も強いステロイド薬とも間違えないようにしましょう。

それから、市販で買えるステロイド薬も2つ紹介しましたが、デリケートな部位だけベビーワセリンなどを使うなどバランスをとると良いということでした。

ステロイド薬も強さによっては副作用の心配もなく使うことができるので、納得いくまで医師と相談し、自分に合ったあせも対症薬を見つけたいですね。

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あせもに対する根本的かつ効果的な対策とは?

肌の弱い人はどうしてもあせもになりやすいですが、あせもになってしまうと痒くてつらいですし、ビジュアル的にも露出を控えたくなりますよね。

また、大人であれば掻きたい衝動を何とか我慢できますが、子供の場合だと我慢できずに掻いてしまって「とびひ」になってしまったり、大人の場合でも寝ている時などに無意識に掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。

なので、清潔な肌環境を保ったり、生活習慣の改善に努めて、あせもにならないように、そしてあせもになっても、早く良くなるように努力すると思います。

でも、やっぱり継続して行うのは大変ではないでしょうか。

そんなとき、あせもを早く治すために大事なことをもう一度よく考えてみると良いと思います。

あせもになってしまったときに一番困ること、それは痒みを抑えられず掻いてしまうことではないでしょうか。

これは大人でも子供でも変わらないと思います。

そして、掻いてしまうことによりそこから細菌が入り、「とびひ」などへと悪化してしまうのです。

したがって、あせもを早く治すためには痒みを抑えつつ、また、多少掻いてしまっても細菌の感染を防げれば良いのです。

そこで、続いてその2点のポイントをうまく解決する方法についてご紹介いたします。
↓↓↓
「あせもの掻きたい衝動を抑え治癒を早めるとともに予防する方法!」

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