あせもの原因となる食べ物やストレスとの関係!対策や注意点も!

画像1暑くなってくると、大人でも汗っかきの方はあせもに悩まされるので要注意ですよね。

そんなあせもの原因は、大量にかいた汗がたまり、そこから水ぶくれができて炎症を起こすことにあります。

ただ、あせもの原因で大人の場合、食べ物が関係していることは知っていましたか?

また、あせもの原因治療に、ストレス発散などの対策法もあるらしいので、気になりますよね。

そこで今回は、あせもの原因となる食べ物やストレスとの関係や、対策や注意点について詳しくお伝えしていきます。

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あせもの原因となる食べ物やストレスとの関係!対策や注意点も!

Chinese cuisine spicy chicken

あせもは、汗がたまりやすい体の部位にできるので、顔やおでこ、背中、首もと、肘や膝の内側、お腹、デコルテなどにできることが多いです。

この場合、汗がたまらないように通気性の良い衣服を着たり、入浴法などで清潔を保ち、保湿すると徐々に良くなりますが、食べ物が原因の場合はどうしたらいいでしょう?

あせもの原因となる食べ物はコチラ!

まず、ニッケル・クロム・コバルトといった金属類が含まれる、次のような食べ物を食べるとあせもの原因となると言われています。

●ニッケル…玄米・そば・オートミール・海草類・豆類・牡蠣・鮭・ほうれん草・かぼちゃ・レタス・キャベツ・マッシュルーム・香辛料・ワイン・ココア・チョコレート

●クロム…じゃがいも・たまねぎ・マッシュルーム・香辛料・ココア・りんご・紅茶

●コバルト…豆類・ナッツ類・キャベツ・ホタテ貝

ただ、これらの金属類は、人間が体の中に持っている「金属イオン」という殺菌剤のような役割を果たす成分の元になるので、決して不要のものでありません。

ただし、通常は摂取しすぎると尿として排出されているのが、大量に汗をかいてしまうと汗にも金属類が含まれてしまい、肌の上にたまってあせもの原因となるのです。

この他、肉や香辛料は体の炎症を促進させるので、あせもが悪化しますし、甘味は細胞を緩ませる働きがあるので、あせもの痒みが悪化してしまいます。

なので、夏の暑い時期が近づいたら金属類を含む食べ物の摂取量は控え、あせもができたら肉や香辛料・甘味も控えるようにすると、早くあせもが回復するでしょう。

一方で、ストレスもあせもの原因とされています。

ストレスがあせもの原因となる理由はコチラ!

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ストレスであせもができる原因は、心理的なストレスのために汗腺が閉じてしまい、汗がかけなくなることで汗腺に本来排出するべき汗がたまることにあります。

そして、ストレス性の場合は他のあせもと違って、通常の対策では治らないので、汗をかかずにあせもができている場合は皮膚科で受診するようにしましょう。

あせもの対策方法はコチラ!

軽度のあせもであれば、基本的な対策法を守っていれば治りますので、予防も兼ねて次の3つを実践するようにしましょう。

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1) 風通しを良くする服を着用し、汗をためこまない

ジーンズや素肌は、汗をためこみ、ふともものあせもの原因になるため、男性であればボクサーパンツや、女性もリラックスパンツがオススメです。

また、睡眠時にはタオル地など汗を吸いやすい素材にし、サラリーマンでネクタイをつけなければならない場合は、移動中など可能な時はゆるめて通気するようにしましょう。

2) 汗をかいたらすぐに拭き取る

汗をかいたらためこまないことが、あせもの対策になるので、いつもタオルやウェットティッシュを常備し、汗をかいたらすぐに拭き取るようにしましょう。

3) ヨモギ成分や桃の葉成分配合の入浴剤を使用

天然生薬の「ヨモギ」や「桃の葉」を配合している入浴剤を使うと、あせもを鎮め、やさしく効いてきます。

そして、ヨモギエキスは女性特有の婦人科系のトラブルにも有効なので、親子で一緒に入浴効果を得られますし、桃の葉は特に良い香りでリラックス効果も期待できます。

それから、入浴後は洗い流さない方がより効果的なので、先に体の汗を流してから入浴するようにしましょう。

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4)シャワーと固形石けんの泡で汚れを優しく落とす

体を清潔に保つことは、あせも対策で最も大切なので、毎日のシャワーで汗と汚れをしっかり落としましょう。

でも、ボディソープを使ってタオルでゴシゴシこすると、炎症を悪化させるので、固形石けんを手で泡立てたたっぷりの泡で優しく洗い流すようにしましょう。

5) あせもができている時は、熱いお風呂は禁止!

熱いお湯は炎症を悪化させますので、38℃程度のぬるめのお湯にするよう注意しましょう。

また、ぬるいお湯につかると、副交感神経が優位になるのでぐっすりと眠れます。

6) 入浴後はよく水気を拭き取り、患部はワセリンなどでたっぷり保湿する

入浴後、水気を拭き取った体の患部には、ワセリンを優しくたっぷり塗り込むと保湿効果だけでなく抗炎症効果もあるので、かゆみも抑えてくれます。

それから、患部でない部分に塗りすぎると、汗の排出を妨げて蒸れてしまうことがあるので、あくまで患部のみに適量を塗るようにしましょう。

あせもは、こうした基本的な対策法でほとんどの場合が治るので、初めからステロイド配合の薬を塗るよりも、自然に治癒できた方が良いですよね。

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あせもの予防や治療に効く食べ物はコチラ!

それでは、あせもの予防や治療に効く食べ物は何があるでしょうか?

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あせもの予防に良い食べ物

・桃…本来は桃の葉が皮膚病に効く薬効に優れていますが、手に入りやすい果実部分にも、皮膚や内臓の老化を予防、そして強化するクリサンテミンが豊富でオススメです。

・ごぼう…腸内の善玉菌を増やす働きがあるため、肌を健康な状態に保つことができます。

また、ゴボウのサポニンとアクチゲニンという成分は抗炎症作用、抗アレルギー作用を高める効果があり、あせも予防に効きます。

・びわの葉…殺菌効果があり、ゴボウにも含まれているサポニンが含まれているので、びわ茶のティーバッグを試したり、葉っぱが手に入ったら入浴剤に使うと良いです。

・緑黄色野菜…トマトやピーマンなど夏の旬の緑黄色野菜をたくさんとると、ビタミンが皮膚や粘膜を強くし、免疫力を高めてくれます。

とはいえ、あせも対策には基本の生活習慣が最も大切です。

つまり、汗は自然とかきやすい環境を作り、汗を発したらすぐに拭き取り清潔を保つことや、毎日のゆっくりとした入浴で温まり、よく眠ることが第一となります。

その上で、通気性の良い衣服やエアコンを適温で使用し、さらに食べ物に注意することが対応策となってきますので、よく覚えておきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、あせもの原因となる食べ物やストレスとの関係や、対策や注意点について詳しくお伝えしました。

まず、あせもの原因となる食べ物は、金属類を含む玄米(ニッケル)じゃがいも(クロム)豆類(コバルト)などで、大量に食べると通常尿として出る金属類が汗として出ることであせもになりやすくなるということでした。

つまり、金属アレルギーのような状態になるのですが、これも該当する食べ物を控え、基本の応急処置で清潔を保ち、保湿していれば治るとのことでした。

ですが、まれに心理的なストレスで汗腺が閉じてしまい、汗がかけなくなることであせもができることがあり、この場合は必ず皮膚科で受診すると良いとのことでしたね。

それから、あせもの予防や対策に効果的な食べ物には、桃やゴボウ、びわの葉や緑黄色野菜を紹介しました。

あせもができない体を作るには、普段の生活習慣を正しく守り、その上で効果的な食べ物を取るとより良いとのことですので、よく覚えて対策するようにしたいですね!

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あせもに対する根本的かつ効果的な対策とは?

肌の弱い人はどうしてもあせもになりやすいですが、あせもになってしまうと痒くてつらいですし、ビジュアル的にも露出を控えたくなりますよね。

また、大人であれば掻きたい衝動を何とか我慢できますが、子供の場合だと我慢できずに掻いてしまって「とびひ」になってしまったり、大人の場合でも寝ている時などに無意識に掻いてしまって悪化させてしまうことがあります。

なので、清潔な肌環境を保ったり、生活習慣の改善に努めて、あせもにならないように、そしてあせもになっても、早く良くなるように努力すると思います。

でも、やっぱり継続して行うのは大変ではないでしょうか。

そんなとき、あせもを早く治すために大事なことをもう一度よく考えてみると良いと思います。

あせもになってしまったときに一番困ること、それは痒みを抑えられず掻いてしまうことではないでしょうか。

これは大人でも子供でも変わらないと思います。

そして、掻いてしまうことによりそこから細菌が入り、「とびひ」などへと悪化してしまうのです。

したがって、あせもを早く治すためには痒みを抑えつつ、また、多少掻いてしまっても細菌の感染を防げれば良いのです。

そこで、続いてその2点のポイントをうまく解決する方法についてご紹介いたします。
↓↓↓
「あせもの掻きたい衝動を抑え治癒を早めるとともに予防する方法!」

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