熱中症にはポカリとアクエリアスと補液のどれが最適?薄める?

画像1熱中症の症状には、水分と塩分の両方をとることで対処できます。

そこで、熱中症に効果的なスポーツドリンクを比較すると、ポカリやアクエリアスのどちらが良いのか、もしくは、補液と比べたらどちらが良いか、気になりますよね。

また、熱中症のときに良いスポーツドリンクの飲み方や注意点、飲んではダメな飲料、そして飲みすぎた場合の糖尿病との関係など、知りたいですよね。

さらに、熱中症のときにポカリを薄める方法は効果的なのでしょうか?

そこで今回は、熱中症にはポカリとアクエリアスと補液のどれが最適か、薄める飲み方などについて詳しくご紹介します。

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熱中症にはポカリとアクエリアスと補液のどれが最適?薄める方が良い?

炎天下で運動をすると、水分以外にナトリウム、カリウム、マグネシウムなどのミネラルが失われるため、熱中症対策にはこうした成分の補給が必要になります。

ですが、こうした成分を含んだ飲料にはスポーツドリンク以外にも補液(経口補水液)があり、一体どれが最適なのか、知りたいですよね。

そこで、まずスポーツドリンクの成分を比較し、その上で補液とも比べてみましょう!

2大スポーツドリンクを比較!

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※500mlペットボトルの場合

1) カロリー 

ポカリ:125kcal, アクエリアス:95kcal

2) ナトリウム濃度

ポカリ:245mg, アクエリアス:200mg

3) マグネシウム濃度

ポカリ:3mg, アクエリアス:6mg

4) 特徴 

ポカリ:汗で失われた水分、イオンをスムーズに補給し、塩分、糖分が高いため、病院でもよく使われています。

また、もともとは飲む点滴を目指して開発されています。

アクエリアス:汗を同じミネラル比率を再現し、失われた水分を補給でき、スポーツ科学に基づいて作られているため、スポーツ業界でも人気で、いわゆるスポーツドリンクです。

したがって、比較すると、ポカリは既に熱中症にかかった方の対処用として、アクエリアスは熱中症の予防用としてそれぞれ効果があるのが分かります。

ただ、ポカリの特徴に「糖分」とあるように、スポーツドリンクの飲み過ぎは急性糖尿病の危険性があるのですが、この糖分を抑えているのが補液です。

まず、スポーツドリンクは美味しさ優先のために、一般的に6%前後の糖質に少量の塩を加えていますが、補液は糖質を2%に抑えています。

そのため、補液は水分・電解質(イオン)共に吸収効果がスポーツドリンクより優れていて、熱中症に最適と言われているのです。

ただ、より気軽に手に入りやすいのはスポーツドリンクなので、こちらの正しい使い方もご紹介しましょう。

2~3倍に薄めて飲もう!

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スポーツドリンクは、運動の30~40分後に飲むと効果的とされています。

そして、2~3倍に薄め、体液より低い浸透圧の濃度にすることで、より吸収されやすくし、糖分も抑えることができますよ。

スポーツドリンクは、甘いので子供は飲みやすいですよね。

以上より、元々糖尿病の持病がある方は補液を選び、利便性や飲みやすさを選ぶ方はスポーツドリンクを薄めるなど、状況に応じて選ぶようにしましょう!

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熱中症予防グッズは飲料以外に何がある?オススメグッズはコチラ!

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スポーツドリンクや補液は、スポーツをするときや暑い季節はいつも持ち歩きたいものですが、この他にも熱中症予防に必須のグッズをご紹介します。

1) 帽子

つばの広い帽子は、顔を強い日差しから守ってくれます。

また、全体につばが広いものを選ぶと、意外と見逃しがちな首も保護することができますよ。

2) サングラス

色の濃いレンズのサングラスは目に悪影響を与えると言われているので、色の薄いものがオススメです!

3) 保冷剤とタオル

熱中症の応急処置では、安静にし、水分・塩分補給を行ってから体を冷やすことが必須です。

そしてそのためには、タオルと保冷剤が必須ですが、使用する際はタオルで保冷剤をくるみ、わきの下や首などきちんと冷やしてあげましょう。

海やキャンプなどレジャーのときは、必ず持っておくと便利ですよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、熱中症にはポカリとアクエリアスと補液のどれが最適か、また、薄める飲み方などについて詳しくご紹介しました。

まず、ポカリとアクエリアスを比較すると、ポカリは熱中症対処用として、アクエリアスは予防用として、それぞれ良いところがあることが分かりました。

ただ、糖分が多く含まれることで急性糖尿病も心配されるため、糖分を抑え、さらに吸収効果の高い補液の方がさらにオススメということをお伝えしました。

その上で、熱中症のとき、スポーツドリンクを安心して使うためには、2~3倍に薄めて飲むと吸収効果があり糖分も抑えられて良い方法だと提案しましたね。

さらに、水分以外にも帽子、サングラス、保冷剤を携帯グッズにオススメしました。

スポーツドリンクや補液にもそれぞれ特徴と良さがあるので、状況に応じてしっかり選び、日頃の予防や応急処置に役立てたいですね!

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熱中症に繰り返しならないために本当に必要なこととは?

熱中症を軽く見ていると、重症化し、命を失う危険すらありますが、重症化しやすい人とそうでない人の違いは身体が弱っているかとうかです。

確かに、熱中症になりやすい夏は、暑さで食欲も落ち、生活習慣も乱れやすく、免疫力を含め身体の防御力が著しく低下していますよね。

そんなときに熱中症になってしまうと、身体の中のあらゆる調節機能が乱れ、重症化してしまうのです。

では、どうしたら熱中症になりにくくなるかというと、身体の防御力を高めておけば良いのです。

しかし、ここで何か特別な薬が必要というわけではありません。

要は、夏バテに負けない身体になるよう、きちんとした生活習慣、特に身体を弱らせない食生活を続けていれば良いのです。

でも、ここで最大の問題は「継続する」ということではないでしょうか。

正しい食生活を毎日続けるのは、思っているより大変です。

では、どうすれば簡単に栄養バランスの摂れた正しい食生活を送れるかというと、飲み物を有効に活用すると良いのです。

つまり、毎日の中で不足しがちな栄養をうまく飲み物から補ってあげれば良いのです。

それに、飲み物ならば、食事を用意するより手間がかからないので、継続しやすいですよね。

そこで、続いて夏バテに効くオススメの飲み物をご紹介いたします。
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「夏バテを解消し予防する飲み物のおすすめは?子供から大人まで!」

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