ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への感染の影響と注意点!妊娠初期

ヘルパンギーナは、6歳までの乳幼児がかかる夏風邪の一種ですが、妊娠中の大人もかかることがあります。

ヘルパンギーナに妊婦がかかったらどのような影響があるのかということや、胎児への感染の影響はないのか気になりますよね。

また、ヘルパンギーナに妊娠初期にかかった場合はどうなのかなど、知りたいですよね。

そこで今回は、ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への感染の影響と注意点や、妊娠初期に関して詳しくご紹介していきます。

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ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への感染の影響と注意点!妊娠初期についても

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ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への影響は?

ヘルパンギーナは、夏場に乳幼児の間で流行する夏風邪の一種で、6歳以下の子供がいる家庭内で大人が感染することがあります。

また、免疫力が低下している時にかかりやすい病気のため、体調が不安定な妊娠中にかかる可能性があります。

しかしながら、ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への感染の影響はない、とされています。

特に、妊娠初期は悪影響がないのか気になりますが、妊娠初期~後期を通じて特に影響が出たという症例はないそうです。

ただ、出産直前にヘルパンギーナにかかると、新生児にウイルスが感染する危険性があります。

そして、赤ちゃんが重症化し、死に至るケースもあるので、出産直前は特に気をつけましょう。

また、ヘルパンギーナの感染経路は主に糞口感染を含む接触感染と言われていて、便からウイルスが排出され、そこから感染が拡大します。

なので、オムツ処理が必要な上の子がいる妊婦は、処理後、手洗い・うがい・消毒を徹底しましょう。

そして、くしゃみや咳を通じた「飛沫感染」でも感染するので、ヘルパンギーナに子供が感染したら、家族の協力を仰いで接触を避けるようにしましょう。

ヘルパンギーナの妊婦の注意点

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もし、妊婦でヘルパンギーナにかかったら、胎児の成長も妨げないよう、栄養や水分補給に注意しましょう。

したがって、ヘルパンギーナの時は、次のような食材や食事法がオススメです。

・ 雑炊やおかゆ、ポタージュなど

ヘルパンギーナにかかると口内炎が辛いため、スープ状のものがオススメです。

そこで、卵や野菜を入れた雑炊や、野菜とミルクを煮てミキサーにかけたポタージュなどはいかがでしょうか?

・ アイスクリーム

喉の痛みには、冷たいアイスクリームもオススメです。

また、ヘルパンギーナにかかると脱水症状に至る恐れがありますが、アイスクリームで水分補給もできます。

・ 鰻

口内炎の肌の回復サポートや免疫力向上の効果のある、鰻がオススメです。

食欲が低下する時は、少量でもエネルギーのある鰻のような食材を選び「量より質」を意識しましょう。

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ヘルパンギーナに妊婦がかかったら何科を受診?

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ヘルパンギーナに妊婦がかかった場合の症状をご紹介します。

・ 38℃以上の高熱と共に喉の痛みを感じ、水疱ができる

・ 水疱が破れ、多数の口内炎ができ、食欲が落ち、水分補給も困難になる

こうした症状が見られたら、早めに病院で受診しましょう。

その際、内科でも大丈夫ですが、普段健診を受けている産婦人科が安心ですね。

残念ながら、ヘルパンギーナには特効薬がまだないのですが、病院では点滴をすることで脱水症状を免れることができます。

ちなみに、ヘルパンギーナに大人がかかると乳幼児よりも重症化しやすいと言われていますので、くれぐれも、自身の判断で無理をせず、早めに病院で受診することをオススメします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への感染の影響と注意点や、妊娠初期に関して詳しくご紹介しました。

まず、ヘルパンギーナの妊娠中の胎児への感染の影響はないということでした。

ただ、妊娠初期~後期を通じて感染の影響はないものの、出産直前にかかると新生児にウイルスが感染する危険性があるということでしたね。

また、ひどい口内炎で食欲が低下し、水分補給も辛くなるため、脱水症状や栄養不足になるので妊婦は特に注意したいとのことでした。

この場合は、オススメの食事法を参考にし、量より質の食事を心がけたいですね。

そして、ヘルパンギーナにかかった場合、妊婦は内科でもよいですが、産婦人科を受診することがオススメということでした。

ただでさえ、身重で暑い季節を乗り越えるのは大変ですが、もしも妊婦でヘルパンギーナにかかってしまったら、無理をせず、早期に病院を受診し、重症化しないよう気をつけたいですね!

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ヘルパンギーナの感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

ヘルパンギーナに感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえヘルパンギーナの原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける最も効率の良い方法についてご紹介いたします。

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「ヘルパンギーナに対する免疫をつける最も効率的な方法!」

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