手足口病で顔に発疹や湿疹が出たときの対処法!顔だけもある?

1例年夏頃に流行する手足口病は、従来だと手・足・口に発疹や湿疹ができるのが一般的な症状でしたが、近年は変化してきているようです。

なぜなら原因となっているウイルスが多様化しているためで、手足口以外にも、顔や首、腕や背中や足、お尻や肛門にまで発疹が出る可能性があるのだとか。

特に手足口病で「顔」に発疹や湿疹が出てしまうと、症状が治まってからも跡が残りそうで心配ですし、顔だけに出て他に出ていない場合は別の病気ではないかと不安になりますよね。

そこで今回は、手足口病で顔に発疹や湿疹が出たときの対処法や、顔だけの場合もあるのかについてご紹介いたします。

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手足口病で顔だけに発疹や湿疹が出る場合はある?

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手足口病は、ここ数年で原因となるウイルスが多様化しているため、その症状も以前とはかなり異なってきているようです。

以前は、手足口病で顔だけに発疹や湿疹が出ることは殆ど無かったようなので、そのままの認識でいると、別の病気かと思いますよね。

しかし現在では、実際に手足口病で顔だけや背中だけ、足だけと、一部分のみに発疹や湿疹が出ている事例があるようです。

なので、顔だけに発疹が出て、その他の場所に出ていなくても、手足口病に感染している可能性はありますので、発疹以外の症状も考慮しながら、病院で見てもらうようにしてくださいね。

 手足口病で顔に発疹や湿疹が出たときの対処法はコチラ!?

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手足口病で顔に発疹や湿疹が出たときの対処法ですが、基本的に他の部位に出た場合の対処法と変わらない方法になるようです。

残念ながら、手足口病には専用の薬がありませんので、発疹や湿疹が出てしまった時には、そのまま放っておいて治癒するのを待つか、塗り薬を使うことになります。

塗り薬を使う場合は、ステロイド剤が入っているタイプの方が手足口病の発疹や湿疹の炎症を早く抑えると言われる一方、逆に悪化させるという説もあるのだとか。

それは、ステロイドの効能で免疫力を低下させてしまうため、ウイルスの威力を止めることが出来なくなってしまうためだそうです。

ただ、ステロイドとあわせて抗生物質が含まれている「リンデロンVG軟膏」の場合は、抗生物質が細菌を殺してくれるため、問題ないという説もあります。

これに関しては医師によっても判断が異なるようですし、病院の処方箋が無いと貰えない軟膏なので、きちんと相談した上で使用するようにしてください。

また、ステロイド剤を使うことに不安がある場合は、抗ヒスタミン剤と呼ばれる塗り薬を使うのもおすすめで、炎症に対する効果は少し控えめですが、副作用などの心配はないようです。

また、薬に頼らずに保冷剤などで冷やして炎症を抑えるのも、地道な作業ではありますが効果があるのだとか。

そして、気になって発疹や湿疹を触ってしまうと、とびひしてしまう可能性がありますので、決して潰したりしないようにしてくださいね。

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手足口病で顔に発疹や湿疹出来た際に跡を残さない方法はコチラ!?

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手足口病で顔に発疹や湿疹が出来てしまったとしても、大抵1週間もあれば元に戻ると言われていますが、跡が残らずにキレイに治ってくれるか心配ですよね。

代謝が活発な子どもであれば、殆どの場合すっかり元通りに治るようですが、大人になってから手足口病に感染して発疹が出来ると、治る過程での色素沈着が気になるのではないでしょうか。

その場合、塗り薬など外側からのケアも大切ですが、食べ物など身体の中からのケアも非常に重要で、毎日続けることで効果が出てくると言われています。

健康な肌のためには「ビタミンC」が大切と良く言われますが、それ以外にも「ビタミンA」と「ビタミンE」をバランスよく摂ることも必要なのだとか。

・ビタミンC

アセロラ、ブロッコリー、レモン、イチゴなどに多く含まれるビタミンCは、肌の抗酸化作用と保湿作用が高く、炎症跡を消すのに効果を発揮してくれるようです。

・ビタミンA

レバー、人参、ホウレン草などに多く含まれるビタミンAには、皮膚や粘膜の潤いを高める効果があるそうで、肌の再生を促すことに繋がるそうです。

・ビタミンE

大豆、モロヘイヤ、かぼちゃなどに多く含まれるビタミンEは、血管を広げて血流を促す効果があるそうで、肌の新陳代謝を高めると言われています。

これら3つのビタミンを毎日の食事からバランス良く摂取することで、手足口病で顔に出来てしまった発疹や湿疹の跡をきれいに治していきましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回は、手足口病で顔に発疹や湿疹が出たときの対処法や、顔だけの場合もあるのかについてご紹介いたしました。

手足口病だけでなく他の病気にも言えることですが、年々ウイルスは多様化しており、今まで考えられなかった症状が新たに出てくることが多いようです。

そのため、手足口病で顔だけに発疹や湿疹が出るということも十分に考えられますので、気になった場合にはすぐに病院で診察を受けることをおすすめします。

また、顔の炎症は何歳になっても気になるものですので、手足口病の発疹や湿疹による跡が残らないように、炎症が治まってからのケアも忘れないようにしたいですね。

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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。

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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」

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