手足口病で熱だけのときはある?熱の有無と感染の有無について

画像1「手足口病」とは、「プール熱」や「ヘルパンギーナ」と並んで代表的な夏風邪と言われているものの一種で、コクサッキーウイルスなどが原因となり、手足や口に水疱や発疹ができたり、熱が出たりするウイルス性疾患です。

ただ、わかりやすく水泡や発疹が出ていれば手足口病を疑いますが、熱だけの場合も手足口病の可能性があるのでしょうか。

また、熱が下がったらもう他の人に感染しないといえるのでしょうか。

そこで、今回は手足口病で熱だけのときはあるのか、また、熱の有無と感染の有無についてご紹介いたします。

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手足口病で熱だけのときはある?

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まずはこの手足口病で熱だけのときはあるのか、ということについてですが、手足口病の主な症状には次の3つがあります。

・手のひら、足の裏、口の中などに発疹ができる

・口の中の発疹が痛むことがある

・発熱する

また、これらの症状の他にも、食欲の低下など人により様々な症状があります。

それでは、この手足口病で熱だけのときはあるのでしょうか?

結論から言いますと、あります。

特に、熱だけのときは注意が必要なので、次は、熱だけが高いときの対処法についてご紹介いたします。

手足口病で熱だけが高いときの対処の仕方はコチラ!?

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手足口病で熱だけが高いときは注意が必要なのですが、その理由は、夏の風邪は冬の風邪とは違い、汗をかいて熱を下げるというわけにはいかないからです。

では、夏の風邪である手足口病の発熱を早く治すためにはどうしたらよいのでしょうか。

それは、冬とは逆に湿度を下げて乾燥させることが大切になってきます。

なので、まずはエアコンなどで室内の温度と湿度を下げましょう。

そして、汗が出たらこまめに拭き取り、パジャマなどもマメに着替えさせてあげましょうね。

さらに、熱が高くてツライようなら氷や保冷剤で身体を冷やしてあげましょう。

子供が熱で苦しんでいるのを見るのはつらいですよね。

しかし、熱が出ているということは身体がウイルスを退治しようとしている証拠でもあります。

したがって、解熱剤には安易に頼らない方がいいでしょう。

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手足口病で熱の有無と感染の有無についてはコチラ!?

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手足口病で熱が有るから感染している、熱がないから感染していない、ということはありません。

それは、手足口病の原因となるウイルスは、熱が下がったからといって無くなるということではないからです。

ウイルスが身体に残る期間は、唾液や鼻水に残ったウイルスが約14日、排泄物に残ったウイルスが約1ヶ月と言われています。

また、水疱からの直接感染のリスクが最も高い期間は発症してから10日~2週間ほどです。

つまり、発熱などがおさまってからであっても、10日間は感染するということです。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、手足口病で熱だけのときはあるのか、熱の有無と感染の有無についてご紹介いたしましたが、手足口病の主な症状には3つあり、その中の1つに発熱がありましたが、熱だけの場合もあるということでした。

そして、熱だけのときの対処法は、とにかく湿度を下げて乾燥させるということが大切でしたね。

また、熱の有無と感染の有無については、熱が有るから感染している、熱がないから感染していない、という単純なものではなく、熱が下がってもウイルスはまだ身体の中に残っているので、完治には10日はかかるということでした。

このように、手足口病は人により様々な症状があり、熱だけの場合もありますから、日頃からうがい手洗いを気をつけて予防していきましょうね。

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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。

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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」

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