手足口病でプールに入れるのはいつから?塩素で感染は防げる?

画像1手足口病とは、口や手足に水疱ができてしまう症状のことで、コクサッキーウイルスなどが原因となって起こるウイルス性疾患です。

このウイルスの感染力は大変強く、例えば保育園などで一気に感染が拡大することも多いですよね。

そのため、幼い頃に一度はかかったことのある方も多いのではないでしょうか。

そして、保育園や幼稚園に通っている子供が、もしこの手足口病になったらどうしよう、プールには入れるのか、プールによく含まれる塩素でその感染は防げるのか、気になることは多いですよね。

そこで今回は、手足口病でプールに入れるのはいつからなのか、塩素で感染は防げるのかについてご紹介いたします。

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手足口病はプールでも感染するの?

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そもそも手足口病は、プールでも感染するのでしょうか?

結論から言いますと、プールでも感染します。

それはなぜでしょうか。

それは、手足口病のおもな感染経路は経口感染、飛沫感染、接触感染とされており、プールの場合はこれらどの経路から感染してもおかしくない環境にあるため、感染の可能性が非常に高いと言えるのです。

幼稚園やスイミングスクールなど、子供であればプールに入る機会はとても多いわけですから、これはとても怖いことですね。

さて、プールでも感染することがわかったわけですが、では次に手足口病でプールに入れるのはいつからなのかを見ていきましょう。

手足口病でプールに入れるのはいつからか気になる方はコチラ!?

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では、もしこの手足口病になってしまったら、プールに入れるのはいつからなのでしょうか?

そもそも手足口病は発症後7日から10日ほどかけて徐々に治っていくものです。

そして、ウイルスが体に残る期間は、唾液や鼻水に残ったウイルスが約14日、排泄物に残ったウイルスが約1ヶ月、と言われています。

また、水疱からの直接感染のリスクが最も高い期間は発症してから10日~2週間程です。

つまり、発症が消えてからも10日間は感染するということです。

では、気になる「プールにはいつ入れるか」ということですが、基本的には熱が下がっていて、口内炎や水疱がなくなればOKと言われています。

ただ、水に入ると体温の低下により体力を消耗しますから、ほどほどにしておきましょうね。

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塩素で感染は防げるの?

プールの水には消毒のために塩素が含まれていることが多いですよね。

プールで感染する可能性がある病気は多くあり、例えば急性外耳炎、中耳炎、プール熱などがあるのですが、これらの中の一つとして手足口病も含まれています。

つまり、これら感染症が広がることを防ぐために塩素が入れられているのです。
しかし、プールでは着替え、消毒、トイレなどプール水以外に共有するものが多いため、プール水の塩素だけでは感染予防をすることは限界があり、結局はプールで手足口病に感染してしまう、というケースが多々あるわけです。

つまり、塩素で感染は完全には防げない、ということになるわけですね。

そしてそうなると、結局のところ自分で予防するしかないので、予防策をしっかりとることをオススメいたします。

まとめ

いかがでしたでしょうか?

今回は、手足口病でプールに入れるのはいつからなのか、塩素で感染は防げるのか、ということについてご紹介いたしました。

プールに入れるのはいつからなのか、ということに関しては、熱が下がっていて口内炎や水疱がなくなればOKと言われているということでしたね。

ただ、プールに入ることは体力を消耗することですから、病み上がりでは気をつけて入るようにしましょう。

また、塩素で感染は防げるのか、ということですが、結論からいうと塩素で感染は完全には防げない、ということになりますね。

理由としては、プール水だけではなく、トイレなどの共用スペースでも感染する可能性はあるということでした。

そのため、手足口病になってしまったら、まずは治すことを第一に考えて、療養に努めましょうね。

そして、2度感染しないようにしっかり予防するようにしましょう。

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手足口病の感染や再感染をきちんと防ぐにはどうしたら?

手足口病に感染すると、子供は登園できなくなりますし、大人がかかると仕事に影響が出て大変なことになりますよね。

なので、感染や再感染はできれば避けたいところですが、実際は手洗いやうがいを徹底したところで、ウイルスが体に入ってくるのを100%防ぐことなど、無菌室に入らない限り不可能です。

それでは、どうしたら良いかというと、ウイルスが体に入ってきてもウイルスを退治できる体にしておけばよいのです。

つまり、人間が自然にもっている免疫力をしっかり高めておければ、たとえ手足口病の原因ウイルスに感染しても発症しないので怖くありません。

そこで、続いて免疫をつける上で最も良い方法についてご紹介いたします。

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「手足口病の再感染を防ぐために免疫力をつける最良の方法とは?」

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